フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

マルちゃん走る

2013-08-31 08:32:54 | Weblog
雷がゴロゴロとなったと思ったらマルちゃんがいつになく飛び出してきた。さっき散歩から帰ってきたばかりなのに。僕はマルちゃんがどこに行くのか見届けるため後からおいかけた。いつもの調子でひょこひょこと歩く。「おーいどこ行くの?」ってな感じ。いつもなら振り向くのにこの時は一目散らしい。ひょこひょこひょこひょこ歩いて信号無視。あわてて車が止まる「すみません」てな調子で交差点を渡りきる。もはや冷静ではない。人の言うことは聞かないし呼んでも無視。それではと走って追いかける。難なく追いつく。しかし今日の僕の足は調子が悪い。膝が固まって動きにくい。多分腰痛からきているのだろう。最近この症状が多い。それでも走る。まだマルちゃんには負けない。追いついて捕まえようとすると恐怖心でいっぱいなんだからするりと逃げる。そして初めて見たけどダッシュする。今度はなかなか追いつけない。息が切れる。あんなに速く走れるんだとビックリ。でも長く続かないだろうと思ったら狼の血かけっこう続く。あらためた見直す。そして歩いてる時に追いついてまた走って逃げられるの繰り返し。やっと捕まえたのが家に戻ったときだった。どこに行くかと思ったらいつもの散歩コースを回っただけだった。家に戻ってやっと正気に戻ったのか目の焦点があった。僕は、汗びっしょり。とんだ雷さんだった。ヤレヤレ。
コメント
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