フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

登山靴

2013-08-23 10:05:01 | Weblog
何年か前にLandsendで買ったビムラムソールの登山靴を今回の富士山登山で使用した。夏にはもっと軽い布製のものを使用してたけど経年疲労で少し傷んできたから新品のものにしようかとも思ったけど新しいものだと靴擦れになりやすいからとこの古い登山靴を選んだんだ。
六合目途中で富士山の地面を写した時には靴は何ともなかった。

それが七合目でこうなってこのまま最後まで何とかもってくれた。

実は下山の途中で左足の方も靴とソールがはずれかけて同じ状態になったんだ。もう手当てせずに五合目までもてと気合で下りて来たんだ。

一緒に行ったガムシャラクンがテレビの山番組で見たと靴の応急処置にガムテープが便利というので持って来ていたので助かった。僕はこの応急処置の方法は知らなかったから。
途中で追いついたシェルパ君がこれまた便利テープを持っていたので使わせてもらった。ありがたかった。靴が古いのとザレ場のような地面で足を捏ね歩きしたから貼ってあったゴムが外れたのだろう。靴と言う基本の道具が壊れると心が折れそうになる。「裸足でものぼってやるからな」と思いなおして挑んだのが良かったかもしれない。レンタルが山小屋にあったかどうか聞き忘れたが縫い付けの靴じゃないかぎりこうなる可能性があるということを学んだ。オレはどこかで登山用に作られた靴だから大丈夫だと思っていた。反省しきり。五合目で確認したらシェルパ君の靴も底がちぎれ前がバクバクだった。「侮れないな富士山は」とお互いに言った。最近みんなオシャレでローカットやスニーカータイプのものを履いてる人が多かったがせめてミドルカットじゃないと火山灰のような土が足に入るよ。外人さんは軽装でナップサックのようなものを気軽に背負っているが足は履きなれたハイカットのワークブーツで確保できてたよ。さすがだね。あといくつかあってほったらかしの登山靴もこれを機会にメインテナンスしよう。まずは、この靴だ。修理できるかな?
コメント
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