絵を描き始めた頃は顔を描く時はおでこを3分の1あとの3分の2を鼻で半分ずつとかの比率を習っていたんだがそんなことすっかり忘れて目から描いてく人の真似して顔を描くとどんどんどんどん顔が大きくなっておさまりきらない。目だけが異様に大きく描けて全体のバランスなんかとれたもんじゃない。人にはそれぞれやり方があるんだなとこの方法を止める。演繹法的描き方は日本人というか昭和人には合わないと悟った。もちろん演繹法的描き方のほうが面白い絵になる確率は高いのだけれど。その変化を許容できる度量がまだ出来てない。○描いて十字を切ってそこそこ配置を考えて描いてく方がなんとなく落ち着く。「顔は比率だから」とブツブツ。本当はこれではいけないんだ。との声も聞こえないでもないが描きやすい。でもつまらない絵が出来上がる。人物が動かない。動いてない人を描いているんだから動かないのが当たり前なんだけどそれが動くのが僕の絵のはずなんだからこれは僕の絵じゃないものを描いていることになる。部分から描き始めると全体のバランスをとるという頭がないんだ。これは作業者であってプロデューサーじゃないんだなとブツブツ。参考にした絵の顔の比率を測ってみると教科書どおりの対比で描かれている。しかも迫ってくるものがある。デッサン力って一言で言ってしまえばそれまでだけど僕はそれに近づきたいのだからもういちど目から人の顔を描き始める。毎日毎日いまのところコレを繰り返している。目から描いても鼻から描いても自然と顔の比率を身に付けるようになるために。
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