フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

山便り

2014-07-31 07:48:33 | Weblog
アンティークが縦走から戻ってきた。やや興奮気味のメールが来ていた。「すごい大パノラマ。穂高も槍も見えたよ」蝶ヶ岳から常念岳までの過酷な縦走だったけど「いいモンだろう日本」だったよ。と大興奮。彼女にとっては初めての縦走でテント泊。それも北アルプスというんだもの興奮して当たり前か。立山で遠くに見えた槍ヶ岳が間近に見えたんだものそりゃぁ興奮するだろうな。メールでも電話でも詳しい話は聞けないから「また今度詳しい話を聞かせてくれ」と返信したが「アイツはタフだな」と思った。熊も遠慮するほどのおしゃべりで何だかんだと言いながら登っていったんだろうと思うとおかしくもある。高知の日帰り登山と違って彼女の35ℓのザックにテントやらシュラフやら食料やら詰め込んだのかな。普段軽い荷物しか持たない者が急に重い荷物を背負うとそれだけでキツイもんだ。だから過酷だったんだね。といろいろ想像してみる。突然へばったあの顔を思い浮かべて「オエェー」まぁ、ご苦労さん。お疲れ。山の便りはうれしいものでその人が見たものがまるで見えてくるように感じるんだ。会う日が楽しみだな。
コメント
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