フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

空の向こうに

2017-04-02 07:19:01 | Weblog

オーストラリアでサイクロンデイヴィだったっけ川が氾濫して大変な被害が出てると。南米コロンビアでは地滑りでこれまた大変な被害だと。地球の気候変動から来る異常さは深刻な被害をどこの国にも与えている。ここ高知でも桜の季節というのに寒くて出かける気になれない。いつもならオーチバルのピカソシャツ着て桜の下にいるんだけどなそんな気になかなかなれない。寒いもんだから昨日のエイプリルフールも忘れていた。こんな時は絵でも見て心を癒す。丁度、子供県展で優秀に選ばれたカーコの絵の写真が送られてきていたのでそれをパソコンに取り込んで見る。      「夏休みの思い出」という作品だ。いい空を描いているね。この空の向こうにはきっと喜びがあるんだろうなと希望を見てしまう。なかなかいい作品だ。諦観と希望。揺れる心の電線。少女の目に映った空はそれでも明日へと突き抜ける力を見たんでしょうね。「絵は心だよ」と僕らに忘れ物を気づかせてくれる。こんな空、遥か昔に自分も見たような気がする。今は、どうしてこんな空が描けないんだろう。空の向こうに行けないからかな。

コメント
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