フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

big cat

2017-04-27 07:02:50 | Weblog

ナショナルジオでbig catシリーズをやっていてなんと自分の深夜の11時からの時間帯。なんとなく眠たくなかったのでチャンネル回したらこの番組に出会った。再放送で昼間の時間帯に何回か見たんだけどこれがなかなか切なくてね。ついつい見てしまった。豹の物語だった。若い豹と年老いた豹のそれぞれの物語で最後に交差するという構成。猛獣って楽に生きてると思ってたけど生きるって大変なんだよ。まず捕食がテレビのドキュメンタリーで見るようにうまくいかないんだよね。この豹は空腹です。何日も食べていません。また狩りに失敗しました。なんてナレーションが入るといつ食うのかと気になってついつい最後まで見てしまった。残酷シーンに配慮してか捕食のシーンはなかったから最後までこの豹はエサにありつけたかどうか分からないんだ。それが気になってね。最後は若い豹と老豹との壮絶な縄張り争い。当然若い豹に縄張りを奪われ致命傷を負った老豹は狩りもできず死を迎えるのだが最後に獲ったマングースを口にするんだけどマングースって臭くて不味いんだってね。いくら空腹でも食えないって。それでも無理して食うんだけど「食えない」って戻すシーンには笑っちまった。それに豹は腐った肉は食わない。猛獣もヘンなプライドがあるから大変なんだ。狩りがうまい豹、豹の獲物を横取りするライオン。力こそ全ての世界で生きていく猛獣の姿は悲壮だけどなんかカッコいい。アフリカは自然が過酷というけれど動物がアンだけ集まって暮らしてるということは生きやすい環境なんだろうね。彼らが絶滅するときは地球存亡の危機なんだろうなと思った。

コメント
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