フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

気分は悪いまま

2017-09-23 07:08:04 | Weblog

朝起きても耳は塞がったままでフラフラするのは変わらない。気分が悪いままで起きるのはいいものじゃない。お茶を沸かして新聞を読んでとしばらくすると平衡感覚も戻ってやっと普通になる。昨日テレビで織本順吉さんの「老いれども花」だったかな老いを生きる90歳の老俳優というドキュメントを見た。娘さんが撮ったというフィルムだったけどなかなか現実そのもので生涯現役というのも大変だと思った。家庭では怒りっぽくすぐ泣くそこら辺のジジイだが仕事となれば周りに気を使い凄い努力する真面目人間。しかしある日を境に坂を転げ落ちるように老いていく現実。それでも前を向き「さぁ、次へ」という姿に「老いれども花」かと考えさせられた。「体を削られ心を削られながらも自分なりにちゃんとしようとしてるんだこっちは」と老いの叫びを若い人は娘であっても理解できないんだなとなんか介護の手助けにもなるようなヒントがたくさんあったような気がする。織本順吉90歳、妻83歳。二人暮らしだって。

コメント
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