フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

希望と絶望

2017-09-28 06:39:55 | Weblog

エゴンシーレの絵を見ている。これほど主張のある絵を見たことない。たった28年しか生きてなかったのねこの人。この若さでこの主張。まさに芸術は爆発か。この人絵が上手かったんだね。まともに描いた絵が残っているけど上手いんだ。いわゆるシーレ調でなくとも。シーレの人生そのものは伝記を読んだわけじゃないから知らないけどこの人の線は参考になるんじゃないかなと前から思っている。モディリアーニの線は逆立ちしても真似できるものではないがシーレの線はひょっとしてと思わせる。まだ完成途中だったんだろうからかな。僕はシーレの線をマネて描こうと思った。ちょうど出会える線を探していたから。線はね絵よりも難しいんだよ。その人ズバリがでるから。僕のように自分の線を探して彷徨ってる絵描きは大勢いると思うけどなかなか出会える人は少ないんだ。シーレの線。いいなぁと憧れと共にマネできたらと。希望している。希望といえば希望の党、今朝の新聞で民進が合流と出てた。止めてくれよな。これじゃぁ、希望が絶望になってしまう。

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