フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

肝臓癌のこと

2017-09-11 07:52:50 | Weblog

先日高校の同級生が亡くなった。肝臓癌だった。酒の飲みすぎだったから本望と言えば本望かと言ってたらアンティークの旦那さんが肝臓癌になった。こちらも酒の飲みすぎで肝硬変から癌だって。このままでは余命何ヶ月と言われたらしい。本人はそれでも手術は嫌だと言ってたらしいけど渋々手術を受け入れたとのこと。「手術したらもう戻れないかもしれない」との不安が本人にあるからとのことだったが可能性にかけてみる気になったとか。医者の間では肝臓って部位に番号がふってあるんだってね。旦那さんは5番と8番をとるらしい。麻雀みたいだね。リーチ、自摸だなんて。人は、浴びるほど酒飲んでても最後は一滴も好きな酒を飲めなくなるんだね。だから酒が強いなんて自慢にならない。肝臓が強いなんて思ってはダメなんだ。アンティークはしんみりしたのが嫌いだから俺たちに会うとバカ話で笑い転げているが介護疲れで相当参っている。それでも私がしっかりしなければとバンバン食って太ったって。女はタフだね。だからこっちも全然気を使わない。冗談で少しストレス解消になったらいいけど。「あんたら、元気でおりよ」といつも山会の終わりには励ましてくれる。なんでバカみたいに酒飲んだんだろうなと旦那のことだけど悔やまれる。年が俺たちより若いだけにね。

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