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フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

sapeurs

2018-08-20 08:19:38 | Weblog

イギリスだったかフランスだったかの新聞を見てたらコンゴのファッションの記事が出ていてその中で見出しだったかなsapeursというのがあってなんのことだか見当もつかないので辞書を引いてみた。コンサイスにもオーブン社の辞書にもそんな言葉でていない。50年近く前の辞書だから(オーブン社は30年前くらいの辞書かな)載ってないのは当たり前かとも思いつつ辞書を新しいのにしないとこのところ載ってない言葉が多々あるからとブツブツ。それでも今はネットがあるからとそちらで調べてみた。sapeursはサプールと言ってコンゴ発祥のファッション美学を実践している人々のことだって。高級ブランドに身を包んで颯爽としてるんだなこれが。黒人に似合うクリアな色。シェイプしたスタイル。ウ~ンかっこいい。ゴテゴテハデハデではなくフランスっぽく纏めている。フランスが宗主国だったのかな。それともフランスの植民地だったっけコンゴって。サプール、サップ知らなかったな。ボブ・サップなら知ってるけど。古いか。何でも3色以内でコーディネートするのが暗黙のルールだとか。立ち居振る舞い目線トータルに決める。元々は男たちのファッションから始まったらしい。あの黒人のアスリートのような引き締まった体に高級ブランドのスーツを纏わせると動く絵画だよね。「ヤルな、アフリカ」。色彩感覚は昔から豊かなんだから日本人には考えられない原色でも素敵に着こなしている。ファッションは平和の象徴だっていうから憎いね。武器よさらば、服(福)よ来いってかな。

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