Sara Omarの「死者の洗濯機」を読まなくてはと思いながら夕刊を取りに行くと寒中見舞いが1枚。誰か縁者が亡くなったのかと見てみると差出人が息子で本人が亡くなっていた。去年の年賀状にはボケのテストを受けないといけない。バカにすんじゃねーぞって元気いっぱいの報告だったのに。その年の暮れに死んだんだって。人の生き死には当てにならないと思い知らされた。享年84歳、ボケずにそのまま逝けたのは良かったというべきか。しばらくご無沙汰だったから今年は会いに行こうと思ってたのに。それもかなわずか。終わってみれば人間ってあっという間だね。思うことがあったら言ってやりたいことがあったらやってとこういう時は思うのだけど言えぬまま出来ぬまま人生は終わってしまうのだろうね。「言わぬが花」「せぬが花」って真理なのか慰めなのか。いままで無限の中で生きてきた僕の周りに有限の輪が降りてきたような感じがして今のところ妙に窮屈だがまた何か別のことに出くわせばすぐに無限に遊んでいけるんだからいよいよ人間って不思議だよね。
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