フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

explorers grandslam

2017-04-20 07:21:32 | Weblog

20歳の女性、南谷真鈴さんが7大陸最高峰登頂と2極点到達、エクスプローラーズグランドスラムを成し遂げました。世界最年少による達成だそうです。スゴイと思う。精神力と体力に称賛。スポンサーとの関係もあるだろうから部外者は何にも言えないんだけど山なんて好きな時に好きなように登ればいいんだと思ってるから目標はすごいけど「それがどうした」って気分。それより彼女が準備した期間だとか鍛え上げた登山技術とかに頭が下がる。そして何よりの精神力に。どうしたらそういう考えになってそういう準備ができるんでしょうね。怖がりのグータラ山登り好きには理解の外です。「怖かったでしょうね」と思うのですけど。一歩一歩確実に歩けば頂上に辿り着くこれが登山だと言われてもなぁ。彼女が本当に凄いのは失敗が許されない世界で失敗しなかったことだ。小さな失敗はいろいろあったと思うけど大きな失敗で命を落とさなかったことだ。基本的にはプレッシャーに強いんだね。ニュースで写真を見たら「まぁ、きれいな人だこと」最近、山登りは美人しかしないのかと思うほど。頭がよくて、美人で、体力があって、精神力が強く、自然を愛し人にやさしい人が山に行く。となれば、意地悪なブスは街を彷徨する以外行き場がないのか。「独身男性に告ぐ、美人は山で見つけよ。そのために頭と体を鍛えておけ」なんて言葉が頭をよぎる。時代は大きく変わっているんだね。

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May cool

2017-04-19 07:24:41 | Weblog

Teresa May announces UK general election on 8 June.外に出て記者会見してるんだろうかメイの髪が逆だったりして鬼に見えたり天使に見えたりあの低音の声がよけいに力強く感じる。下院を解散し総選挙を6月8日にやるとの宣言だ。メイ、カッコいい。なんでイギリスの首相ってカッコよく見えるんだろうね。政治の底流にダンディズムがあるのかな。イギリスって失敗を成功の基にしてきた国だからかな。歴史的に見ればイギリスってとにかく失敗する国なんだよね。でもどこぞの国のように失敗しても「問題ない。遺憾に存じます」では終わらせない国なんだ。失敗の原因を突き止め全く新しい発想で新しいものを出現させる国なんだ。伝統は伝統として壊さず新しい技術や考えを取り入れながら世界に確固たる地位を保つ国。いいか悪いかは別にして世界はいまだにイギリスを中心に動いている。ともいえるかな。それにドイツ、フランス、アメリカと絡むからややこしいんだけど。ともかくメイ、かっこいい。選挙で勝てる見込みがあるからだろうけど予断は許さない。なぜなら労働党のジェレミーコービンなんか「選挙結構やろうじゃない」ってくらい自信持ってるからね。選挙は水ものだからね。国民の判断はいかに。潔いって日本の武士道のはずなんだけどイギリスの首相の方が潔く見えるのは何故なのかな。覚悟の問題なのかな?やっぱり。

 

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火種

2017-04-18 07:09:59 | Weblog

シェルパ君が持ってきたストーブはロケットストーブという小枝を燃やすストーブだった。形はカッコいいんだがこれがなかなか火が付かない。ロケット点火のようにゴーゴーと燃えるとの説明だったがなかなか火が小枝に移らない。新聞に火をつけて突っ込んでみたが燃えるとまではいかなかった。なんかコツがあるのかな。分からないまま消火。ロケット失敗。火種をどうあつかうかが問題だと思うけど。失敗は成功の母だからと電話頭になった気分。あのデブときたらとうとう東アジアの火種となったね。この火種、消すか残すかの問題だけど本人は相変わらず「無慈悲な攻撃とかソウルを火の海に」とか言ってる。今川義元の大軍を迎え撃つ織田信長の心境なんだろうか。そうじゃないだろう。敵の大将の首を取ったら勝ちという単純な闘いじゃないから。あとは、あてにできない中国とどう向かい合うか。アメリカの本気度はどんどん高まっている。残された手は世界戦争に巻き込むことだけどそれも難しい。あとはみんなが困る核による自爆だ。自爆されたら放射能汚染で韓国や日本は食料が生産できなくなるからね。自爆のボタンを押す前にあの電話頭の首を挿げ替えねば。と考えているCIAはいるだろうな。それとも日本から北に流れている金が自爆を思いとどませるのかな。中国に併合されるのは日本はイヤだし日本に併合は中国が反発するだろうし緩衝帯としての価値は高いんだからアメリカ、日本の思惑と中国の思惑で情勢は決まるね。その前にあのデブが中東と手を組んでイスラエルを攻撃すればまたややこしいことになるけど。まぁ、韓国より国の体をなしてるというところがミソだね。いずれにしろ火種は大事に扱うというのがアウトドアーの鉄則だからやっぱり島流しかなアイツ。

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花の散るらん

2017-04-17 08:07:27 | Weblog

今年の桜は満開の時に水彩画展を開催していたのでゆっくりといつものように楽しめなかった。そして雨の為に花見の時期を逃して最終かなと思った今日は大雨の予報。これで完全に桜は終わったね。ボケたスーミちゃんに「花見に連れて行ってやる」と言ったんだけどとうとう連れていけなかったね。せめて桜の絵でも見せてやろうと何年か前に撮った写真を探し出して絵を描いた。廃校になった学校の教員宿泊なんだろうか                                       桜って郷愁をそそるね。自分がこの学校にいたわけじゃないけど心の中ではこんな学校に通ってる自分がいて校庭に咲く桜を見上げているんだ桜の花びらがヒラヒラと舞ってね僕らの上に降り注ぐ。「咲いた咲いたさくらが咲いた」はデジャブなのかな。このしゃし5年前だったかなこの時は桜色に染まってとっても幸せな気分だったことを覚えている。今年は桜の花が咲くのが遅かったから丁度の時に花散らしの雨。それも大雨で桜は終わり。なんか変な気分だね「花追い人」としては。

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adolescence

2017-04-16 08:10:45 | Weblog

adolescenceって単語が写真のキャプションに踊っていた。タバコを咥えた長い髪の13~15歳くらいの少女のズームアップの写真。目が射るようにレンズを見ている。「思春期」ってタイトルでの写真特集。次の写真は16~17歳くらいの若者が車のボンネットに座って振り向きざまにこちらを睨んでいる。次々とこの年頃特有のチョイ無軌道ぶりの写真が並んでいたが目はみんな怒っていた。この写真を見たとき僕はなぜか「塔本シスコ」の素朴画を思い浮かべていた。シスコの描く人物の絵がこの子たちの穏やかな表情と重なって見えたのかもしれない。シスコの絵には誰もが共有する普遍の記憶が宿っているからかな。素朴画というのは小学校の教室の後ろの壁に貼られるような絵のことさ。と言えばいいのかな。これがなかなか描けそうで描けない。シスコは50代で絵を描き始め91歳で亡くなるまで絵を描いていたと言われている。初めから素朴画。絵を見ると天真爛漫の一言。誰もが多分、その絵の前では立ち止まるでしょうね。凄い才能だ。誰にも絵を習ってもないのにこのあふれ出る意欲。学ばねばならない。というか僕ら素人絵描きにも勇気を与えてくれる。「お前らまだ思春期なんだから殻をぶち破れ」って叱咤激励してくれる顧問の先生のように。そうなんだ。芸術は爆発なんだ。

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なんともはや

2017-04-15 08:01:25 | Weblog

千葉県の小3殺害事件の犯人が捕まったことを山の中で知った。たまたまスマホをいじってたガムシャラ君がニュースを見て教えてくれた。「変態おじさんかよ」と聞くと「小学校の保護者会会長」という。「なんともはや」である。日本に夢を持ってきたベトナムの少女のことを思うと犯人に無性に腹が立った。「死刑だ」とガムシャラ君も叫んだ。「けんど良かったね。犯人が捕まって」とアンティーク。「ウンウン」とシェルパ君。安全だと思って来た日本でとベトナムの少女の思いにみんな黙り込んだ。考えながら歩いていたのかガムシャラ君が道を間違えて枯木を掴んで四つん這いに転げた。丁度倒木の下に入り込んで向こう側に出ているように見えたから自分もこの道はそう行くのかとぼんやり思っていた。転んだとは思わなかったくらいやはり自分もあの事件のことを考えながら歩いていたのだろう。「おーい、そっちじゃないぞ」とシェルパ君。道は道なりに行くのではなくザレ場の崖路を下りるんだった。少し分かりにくい道ではあったけど普段なら間違わないだろうな。とザレ場を下る時にはみんな元に戻ってた。向こうに見える笹ヶ峰には雪が残っているのが見えた。石鎚には多くの雪が残ってた。そういえばこの山の沢にも雪があった。花はまだ咲いてないけど虫もいなくて寒くもなく暑くもなく今が一番いい時期かな。ソロのストーブをつけて日清焼きそばを作った。ストーブの炎が弱い。今日もこのストーブはまだらボケか。とゆるい炎で何とか作る。家に戻ってストーブの様子を見るため点けてみると正常にゴーゴーいく。「なんじゃこりゃ」でした。

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山に行く

2017-04-14 06:13:31 | Weblog

山に行く。久しぶりに。山は寒いかどうかも分からない。春山であってほしい。パンの朝食。これも久しぶり。みんなもうきうきしている。大山れんげはまだ咲いてないだろうな。あけぼのツツジはどうだろう。とあれこれ思う。今日は西門山。行ってきまーす。

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南国土佐をあとにして

2017-04-13 07:00:25 | Weblog

「南国土佐をあとにして」を歌っていたペギー葉山さんが亡くなった。高知の新聞では真央ちゃんの引退より記事の扱いが大きい⁉この歌を初めて聞いた時の違和感覚えている。ペギーさんがこの歌を初めて渡された時の違和感と同じじゃないけど。高知にいて高知じゃない。あれは都会人が見た高知だというのが妙に納得いかなかった。その歌があっという間にミリオンセラーになって映画まで作られた。小林旭が美青年の頃だったね。見崎竜二だったっけ主人公の名前。渡り鳥シリーズの第1弾だったっけ。この映画見た記憶がある。共演が浅丘ルリ子だったか芦川いづみだったかは忘れたけれどストーリーも忘れたけれど見たことだけ覚えている。白黒だったよね。あれからずっと歌われ続けてペギー葉山は司馬遼太郎についで名誉高知県人になった。去年の10月にもコンサートで高知に来てくれたんだよね。人間80過ぎると明日は明日の風が吹くか。本当に南国土佐を後にしたんだ。

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resilient

2017-04-12 07:34:54 | Weblog

resilient communityなんて言い方するけどresilientってなんかいいな。弾力のあるとかすぐに元気を回復するとかって意味だけど英語には自らが頑張る強い言葉が多くて、日本語には自らを支える我慢する言葉が多いんだ。荒くれた環境だったから切り開くという発想と穏やかな環境だったから周りに合わすという発想の違いかな。動物を倒して肉を食べなきゃ生きていけない。ご飯と味噌汁で十分生きていける。言葉の発想ってそこら辺の違いかな。別に肉を食ってるわけじゃないけど我が絵画教室はresilient circleだ。宴会したら転ぶバァサン怒るジイサンもいるけれどすぐに元気回復。絵をちょっと褒めてやると永遠に持論を展開。平均年齢70歳越えの限界集落のくせに夢はルーブルを突き抜けている。そうなんだ、コミュニティがしっかりしていれば「年寄りでもやれるんだバカヤロー」と今年、新しいことを計画しようとしている。何なんだこのパワー。もはやミラクルに近い。

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横浜その前にいの町

2017-04-11 06:51:59 | Weblog

5月の9日から横浜市大倉山記念館で横浜教室と「合同水彩画展」が始まる。高知の出品作と違う絵を出す人はタイトルやら絵の選択やらで少し忙しい。そこへもってきて、その前にいの町の「かんぽの宿」で小さな展示会をやるというのでこちらも別作品だからさらに忙しい。展覧会のお礼状や案内状やらを出さないといけないし何かと気忙しい。が、心は次の展覧会へ向かっている。僕は段々と絵にのめり込んで徐々にではあるが画風が変化していると実感している。これでやっと中学生の絵から卒業かなと自分では思ってる。でも不思議なことに「いい作品」と「好きな作品」は違っていて好きな作品を大事にしてしまう。おかしいけど「いい作品」ばかりの展示会だったらきっとツマラナイヨネ。ここが美術の不思議なところさ。そこで横浜には「できのいい作品」と「好きな作品」と2点だす。いの町には一番小さなサイズのSMサイズの絵だが一番好きな絵を出す。さてどんな声が返って来るかとても楽しみ。もちろんどの作品も自信作さ。

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