みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

自分であり続けるために

2009年05月16日 | 
連休明けから、猛烈に働いているのでした。
午前様帰りが続き、ついに今日は休日出勤・・・。
打合せやレビューの連続で、体はかなりヘトヘトなのだけど、仕事自体は、やりがいがあり面白い。

システムのポリシー(方針・ルール)の検討。業務を効率的に行うために、どのようにシステムをデザインするか?のようなところ。
IT技術や会社組織や様々な制約がある中で、うまくバランスをとって、業務とシステムが、シグソーバズルのピースがはまったように、ピタッと繋がるときは、なんとも言えず痛快!なんだな。

ITの世界に身を置いて10数年。しんどいことも多く、何度逃げ出そうと思ったかしれないが、続けてきてよかったと思う。
仕事をしてきて、今が一番面白い。手応えがある感じ。
恐らくこのITの分野で、骨をうずめるんだろうな。不惑接近中だけど、不惑とは、なるほど、うまく言ったものだと思う。

ブログの更新は間遠になりがちだけど、ご心配なく。
(仕事以外は限りなくゼロに近い日常ではあるのだけど・・・。)


仕事モードなので、仕事関連で、お気に入りの本の紹介します。

田坂広志著「自分であり続けるために」
小さなエピソードからなる一篇、一篇は、穏やかで思いやりがある。含蓄の深い内容。
仕事でも家庭でも、しんどいことを抱えつつ前向きに生きる人に、静かに語りかけてくる。

こんな感じ。

たしかな基準

1987年、映画『アンタッチャブル』で
アカデミー賞・助演男優賞を受賞した俳優、
ショーン・コネリーが、
かつて、その人生の転機において、
次の言葉を語っています。

決められた道を歩むことは美しくない。

これは、大ヒットしたアクション映画
「007シリーズ」のヒーロー、
ジェームブ・ボンドの役を降り、
一人の演技は俳優として
道を歩むことを決めたときの言葉です。

将来の成功が約束された地位を捨て、
未知の自分への挑戦をした彼が語った
この「美しくない」という言葉。

それは、
彼の「人生の美学」を語った言葉でもありますが、
我々、プロフェッショナルの道を歩む人間に、
大切なことを教えてくれる言葉でもあります。

「美しい」と感じるか、否か。

それは、
プロフェッショナルが道を選ぶとき、
ひそかに、心に抱く、

たしかな基準なのです。

ショーン・コネリーは、かなり好き。
「決められた道を歩むことは美しくない。」
なんと、かっこいい!

表面上のみてくれだけの美だけはなく、
・混沌とした世界に、調和をもたらす知恵や法則だったり
・逆境にへこたれず、前に進んでいくこと
も美しいことだなあと思う。

と、真面目に書いているけれど、明日は、この疲れ癒すために、だらりんこ、で過ごしてしまうんだろうな・・・。(笑)

とてもお薦めの本です!

自分であり続けるために 流されず、いまを生き切る50のメッセージ
田坂 広志
PHP研究所

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コメント
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