みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

音楽の母の意味を知る

2012年08月12日 | ピアノ的雑感
ピアノ学習者には、ヘンデルって、影が薄いように思うのだけど、
バイオリンでは、ヘンデルはけっこうメジャーです。
先日のバイオリンの発表会でも、ヘンデルのバイオリンソナタやられてる方がいたし、
スズキ教本に入ってるヘンデルの曲も、明るくて、いい曲なので、お気に入りです。

長調の曲は、大らかで華やかだし、
単調の曲では、劇的でたたみ掛けるような展開も、素晴らしい。
今、ピアノでは単調のコンチェルト・グロッソの編曲版をさらっているのだけど、ベートーベンの悲愴や月光ソナタに似た劇的な展開があって、ベートーベンは、ヘンデルからとても影響を受けてるなあ!と感心する。
実感として、ヘンデルなくしてベートーベンなし!なのだ。

そんなこんなで、楽聖の生みの親で、かつ、おおらかで華やかな音楽性を合わせもつヘンデルは、なるほど、音楽の母だなあ!
齢40を過ぎて、ようやく、小学校の頃習ったことが、腑に落ちたのでした。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/4750842.html
ここでは誰も演奏体験に基づくは回答はないなあ・・・。
ヘンデルを「音楽の母」と呼ぶのは、日本だけなんですね・・。
誰の命名なんだろう?

理屈で分からなくても、体験すると、す~と、分かることってある。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする