みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

後方羊蹄山(しりべしやま)の休日

2013年09月28日 | 
またしても、山の報告になってしまいますが、
北海道へ、百名山巡礼の旅でした。

後方羊蹄山(しりべしやま)1898m、
スキーで有名なニセコの隣に鎮座する山。
蝦夷富士とも呼ばれる、富士山そっくりの山です。


早朝、倶知安(くっちゃん)から京極登山口に向かう途中、
目指す、後方羊蹄山だ!
期待に胸、膨らむ!
いい日になりますように。


モルゲンロート
すがすがしくて気持ちのいい朝!
さあ、登るぞ!


8合目を越えて、ナナカマドの実の絨毯でした。


ひたすら4時間ほど登り、ようやく、お釜の縁(ふち)に到着!


さあ、山頂はもうすぐ


天気良好。


見渡す限りの大雲海
他に山はなく、まるで絶海の孤島みたいだった。
「しりべしやま」は北海道の西部では、群を抜いて高い山なんだなあ・・・。


1時間半ほどのお釜巡りは、絶好の雲上散歩でした。
ところどこハイマツが茂る景観は、アルプスを縦走してるみたい。
気持ちよかった!


雲を透かしての、北海道パッチワーク


北海道パッチワークの習作

=====

9合目ぐらいまでは、ずっと樹林帯~潅木が茂って、あまり見晴らしが良くない中、
ひたすら単調な登りが続き(4時間くらい)、正直、気が滅入りそうだったけれど、
(深田久弥氏が、著作の中で「乳白色の中、器械体操だった」と書いていたのは頷ける。)

お鉢巡りをする中、なるほど、百名山に選ばれるだけの山だなあと、認識を改める。
気持ちのいい高山帯で、四周遮るものなし。北海道西部では抜群に高い。
飛行機からも、すぐそれと分かるし。

いつか機会があれば、雪の頃に、眺めてみたい!

2000メートルに届かない山だったけれも、
標高差は1500メートルもあり、爆弾を抱えた自分の膝が耐えられるか?、かなり心配だったけれど、無事、登って降りられて、体力面では、だいぶん自信がついてきた!




コメント (2)
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