みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

幌尻岳

2014年10月01日 | 
御嶽山の噴火で、記事が前後してしまったけれども、
9/22に北海道は幌尻岳の登頂を果たしました。
幌尻岳は、大雪山の南、日高山脈の最高峰。2052m。
北海道の奥深い山なので、山中にテントを張り、登頂となりました。

晴天に恵まれ、山頂からは360度の大展望でした。
日高山脈は、スクっと尖った秀麗なピークが多く、登高意欲を掻き立てられるのです。
遠くには、十勝連峰や大雪、夕張岳、芦別岳・・・。
大雪は、真っ白で、真冬の装いでした。

手前の戸蔦別岳(1960m)の山頂にテントを張ったのだけど、
朝夕の光景や満天の星空(天の川も浮き出て)は、特に素晴らしかった。

テントの一夜は暴風に苛まれ碌に眠れず、通り雨にやられ、渡渉で靴はズブ濡れになり、
行程も長くとても消耗したけど、楽しい山旅だったなあ。


戸蔦別岳(とったべつだけ)(左)と幌尻岳(右奥)


北戸蔦別岳より戸蔦別岳(左)と幌尻岳(右奥)


戸蔦別岳山頂にて、夜の帳が降りる・・・。


朝が来た!


ご来光はぼんやり・・・。


黎明 日高山脈


Myテント@戸蔦別岳山頂
猛烈な風でテントが傾ぐ、傾ぐ・・・。
左、My1.5人用テント。右、山中で知り合った鈴木氏の3人用テント


ブロッケンの怪物!現る!


稜線を行く鈴木氏


見渡す限り、山また山の別天地が広がる
最奥がカムイエクとか・・・。


戸蔦別、1967、台形がピパイロと教わりました。

「いちきゅうろくなな」は、ピクッとせり上がって目立つのに無名峰。
名前が無いのが、却って潔い。

百名山に相応しい、素晴らしい山だった。
日高の山々は、また訪れてみたい。


コメント
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