みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

井波陽子・熊澤洋子、松浦湊さんライブ

2017年09月03日 | ライブ&コンサート
夜、お気に入り井波陽子さんのライブだった。
この日は、ヴァイオリンの熊澤洋子さんが入ってのデュオ・スタイル!
清々しく、美しくい音の世界。
駆け巡る至芸のピアノに、ヴァイオリンが入って、曲が、より生き生きとして、踊り出すようだった・・・。
美しいだけではなうて、確固とした足取り、勇敢さを湛えた楽曲も、いい。
ほんとうに、聴けて良かった!

でも、収穫は、対バンの松浦 湊さんだったかも…。
ライブが始まる前の声を耳にして、正直なところ、内心「ん?大丈夫かな?」と思ったのだけど、聴いてみると、なかなかどうして、とてもユニークで、なんだか世紀末の崩れていくような、妙な魅力を湛えた世界だった。歌もとても上手いなあ。
また、足を運んでみたいと思う。

好きになりそうな予感があるものが、好きになるのは、まあ、普通として、
もともと違和感があったものが、好きになるのは、ちょっと世界が広がる感じで、嬉しい。
何事も、見掛けで判断してはいけない。

「ノルマンディー」
あのピアノは、海原を切って駆ける船の水しぶき。
ピアノでないと表現できない、とてもピア二スティックな曲。
ラベルの水の踊りや、リストのエステ荘の噴水のような、ピアノでしか表現できない音の世界。
自分は、芸術性云々は分からないけれど、ノルマンディーの方が、俄然、勢いがあって、胸がすく思い。

「夜更けのミシン」
熊澤さんのバイオリンのアレンジが、ほんとうに秀逸だなあと、思う。
「表と裏が愛し・愛され・・・、」の歌詞も深い!
井波さんの着眼点には、いつも、唸らされる。

そうそう、MCも興味深かったのだった。
一歩引いて、大人としての二層式洗濯機論
大阪のコンビニのおじちゃん論
早めの「せやな~」論

終演後、少しお話させて頂いて、体調があまり良くなかった、とのことだったけれど
不調を感じさせないプロ魂、さすがだった!
素敵な音楽を、ありがとうございました!


(デジカメが壊れてしまい、スマホしかなかったので、うまく撮れず…。)

@Cafe 花音@高蔵寺
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誕生山

2017年09月03日 | 
この日は、美濃市にある誕生山へ。509メートル。初登頂だった。
登り、下り、それぞれ1時間ほど・・・。
清々しい空気で、気持ちいい山歩きだった。
自分の登った午前中(8時半~10時半)は、途中、誰とも遭遇することなく、完全に一人で、静か。
(ところどころ蜘蛛の巣にやられたのは、参ったけれども・・・。)

山頂は、南面の展望がとてもいい。
これは、全く、予想してなくて、嬉しい誤算だった。


普段登る、愛知・岐阜の山々が、よく見える。
秋の空の流れる雲も、とても綺麗。


最も印象的だったのは、伊吹山。
とても端正なピラミダルな山容で、ここから眺めた姿が、一番、カッコいいと思う。
静かなのもポイント高い!

駐車場の位置もばっちり覚えた。
秋分の日から、11月下旬にかけて、登山禁止になってしまうのは、残念だけど、
(恐らく、宝が生える山なんですね・・・。(笑)
アプローチも、標高も、駐車場事情、展望、すべて高評価なので、これからも時々は、訪ねてみようっと。

最近、よく登る天王山のすぐ横にある山で、ずっと気になっていたので、ようやく宿題を終えた気分。
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