みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

●ピアノ弾き合い会2018初夏

2018年05月12日 | ピアノ会
半年に一度のピアノ会だった。
弾いた曲は、ドビュッシーの月の光と、モーツァルトのピアノソナタ。
会場の尾西信金ホールのピアノはフルコンではなかったけれど、ホールの関係かな?音に包まれる感じが、素晴らしく心地良かった。
とくに、モーツァルトは、格別の弾き心地だった。
モーツァルト向きのホールなんだろうか???
この心地良さは、その昔、宗次ホールで弾いた時以来かもしれない。
ホールの音が心地よいと、ピアニストの気分が乗って、調子が良くなるのは、分かる気がする。
練習を重ねて、演奏の精度が上がれば、ホールで弾いたときの格別度も上がる???

とは言え、自分の演奏は相変わらず、傷が多く、人前演奏の難しさを思い知らされた。
特に最初に弾いた月の光は、酷かったなあ・・・。脆すぎ!
はっきり言えるのは、普段の練習で、弾きにくさを感じているところは、必ず失敗すると言うこと。
あと、この会は、自分にとっては、唯一の人前演奏の機会だけど(失敗も大目に見てもらえるありがたい会)、ここで失敗すればするほど、ここ以外の人前演奏は無理だと思えてくるというジレンマは、一体どうしてくれよう・・・。

K570ソナタの1楽章は、練習するほどに、好きになってきていて、この先も愛奏したい。
勝手な想像だけれども、優雅に舞う蝶、美しく咲き乱れる花々、にぎやかにブンブン飛び回る蜜蜂、キツツキのテーマが入り乱れていて、楽し気などこぞの森の物語みたいな曲なのだ。
友人からモーツァルトらしいと言ってもらえたのも、すごく励みになる。
恩師の的確なアドバイスの賜物だなあ・・・。
一区切りついたので、ようやく、麗しの2楽章にも本腰が入れられる!

ドビュッシーは、大きな声では言えないけれど、とてもエロチック。
これは、このところ、憑りつかれ中のアリプロの影響もあるかもしれない。

次は、返す刀で、バイオリンの発表会に臨まねば!明日もレッスンなので、さあ、練習!

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・ドビュッシー/月の光
・モーツァルト/ソナタK570 1楽章
・モーツァルト/ソナタK570 3楽章

@木曽川文化会館 尾西信金ホール@一宮
コメント (4)
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