みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

人身事故

2018年06月04日 | 近況
朝の通勤で、電車に乗った直後に、電車が止まってしまう。
なんと、人身事故発生!
結局、次の駅で、2時間ほど足止めになってしまう・・・。

なんとなく復旧はどうなるんだろか?と思い、運行情報サイトのつぶやきの投稿を眺めていたら、
ほとんどは、無味乾燥な状況報告か、困った!迷惑な!と利己的な発言ばかりだったけれど、
ただ一つ、「心が痛む」の書き込みが、目に留まる。
これは、唯一、まっとうな発言だと思った。救われた気分。
亡くなった人に対する、至極、当たり前の感覚だけれども、普段の生活では、感覚が麻痺してしまっている。

よく見ると、投稿者は、地元の市会議員の方だった。
個人的には、わりと好感を感じていた方で、ちょっと冴えない感じだけれども、物腰には、真実味が感じられる議員さん。
政治家たるもの、まずは弱い立場の人の身になって、考え、行動してほしいと思う。
やむに已まれぬ事情があって、飛び込んで、命を絶つのだから。

こういう事件に遭遇すると、学生時代の頃、仲が良かった友人のことを思い出してしまう。
浴室で、完全に隙間を埋めて、ガス自殺を果たした彼のことを。
無念に死んでしまった友のことを思うと、生き延びていられる自分の幸運さを思わずにはいられない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする