みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

釈迦ヶ岳@大峰山

2020年09月27日 | 
この1か月ほど、天気運に恵まれず、山を予定していた休みは、ずっと振られ続けてた。
しかし、ようやく、チャンス到来!
北陸・上信越は生憎の天気の予報だったけど、南の方(大峰山・奈良方面)は良さそう!
終日晴れマークの予報に後押しされて、出かけることにする。
目的地は大峰山の二百名山、釈迦岳1800メートル。


朝、7時半、登山口の駐車場は、ほぼ一杯。路肩に停める。
やっぱり、関西では人気のある山なんだろうな・・・。
快晴の予報だったのに、登山口は霧雨。ガスの中。ついてない・・・。


登山口


とてもいい道


ガスガスだったけど。


時折、ガスが薄くなり、乳青色の美しい景色が。
晴れるといいな!


枯れ木のオブジェが、けっこう好き




90度、ひっくり返った倒木。関空が水没した時の台風、凄まじかったんだろうな・・・。




法螺貝の音が聞こえてきて、修験者にも遭遇
大峰さんは、修行の山ですね。


山頂は残念、ガスの中。
晴れていれば、360度の素晴らしい展望だろうに。


一応、記念撮影
しばらく待つも、登山者が続々と上がってくるので、諦めて山頂を辞すことに。


帰りも、霧のオブラートに包まれた、しっとりした風情
これはこれで、悪くない。


だいぶん下りて、雲の下に出て、周りの山が見えてくる。
左奥は、熊野灘。双眼鏡で見ると、船が見えたので、間違いない。
ささやかに嬉しい。
晴れていたら、山頂からは、大阪湾と熊野灘がWで見えるとのこと。見たかったなあ!
左奥の形のいい山は、位置と標高的には、笠捨山だろうか?全く自信がないけれど。


花は、かろうじてトリカブトが頑張って残ってくれていた。


笹原に疎林。本当に雰囲気がいい。


サファイヤ色の甲虫が、かなり出現


小休止


登山口に帰還

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<番外編>

宿は、高野山の宿坊に。
GOTOキャンペーンに便乗(笑)
時間の余裕もあったので、普段は、止まらないような宿を取ってしまった。


奥の院への道は、日本の寺社仏閣の中でも、特別。霊気を感じる。人の命の無常なるかな。


豊臣家墓所
墓標の大きさを競っている諸大名と違い、広さが別格。


夜は、精進料理のフルコース。10品ほど、舌鼓を打つ。
茄子の精進麩射込み。美味。


無花果の揚げ出しは、特別に思い出に残った。こういうのもありなんだなあ。

あと翌朝の勤行と間近で聴く声明も得難い経験だった。般若心経くらいは普通に唱えられるといいな。

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<ルート>
7:30 登山口(太尾)
10:00~10:50 山頂
13:00 登山口
約8km  標高差500メートル。とても快適、らくちん。
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<メモ>
・太尾登山口前駐車場
 良好。20台くらい。7:30満車。路肩もかなり停められる。きれいなトイレあり。
・展望
 この日は、残念・・・。晴れていれば、大峰山一望、大阪湾、熊野灘一望のはずだったのに・・・。
・道
 全般、とても良好。危険個所無し。
・花
 シーズンオフだったので、トリカブトだけ
・温泉
 コロナ禍につき自粛。
・混雑度
 何十人、来てたんだろう?人気のある山ですね。関西の人たちは、気さくで良い方が多いなあ!
=====
<アクセス>
東名阪、京奈和道、250km 。3時間半くらい。道の駅 吉野路大塔。
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<個人的メモ>
のんびり、しっとり、人も良くて、いい山だった。
天気予報には完全に裏切られた。山の天気は難しい。
天気のいい時に是非、再訪したい!★★★★

コメント (2)
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