みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

しっとりとミレイ展

2008年10月19日 | 絵・写真・美術館
先週の東京では、文化村のミレイ展も見に行ったのだった。ミレイは19世紀後半の英国、ラファエル前派の代表的な画家です。

雨の休日の朝、混んでたなあ・・・。
昔、ロンドンで見て目に焼きついていた「オフィーリアの死」と再対面。でも今、自分の好きな絵の範疇からは、ずれてしまっている。
混雑に嫌気がさして、もったいないとは思いつつ、前半は、ほとんど素通りしてしまった。
大きな画面で神話や聖書に題材をとった作品、大仰な感じの絵は、響いてこない・・・。ん~。
でも、風景画や子供の肖像画(ファンシー・ピクチャーの章)、そして風景画はよかったなあ。


ミレイ「ベラスケスの想いで」 (Souvenir of Velasquez)


ミレイ「月、まさにのぼりぬ、されどいまだ夜ならず」(The Moon is Up,and Yet it is not Night'-Byron)


ミレイ「露にぬれたハリエニシダ」 (Dew-Drenched Furze)

ラファエル前派の絵には、大陸の絵画や印象派とは違う、空気の濃さ、色彩の深さ、潤い、誠実さを感じる。言ってしまえば、英国のイメージそのものなんだけど・・・。絵に添えられた詩もいいなあ・・・。
好きな絵、少しずつ増やしていきたいな。

@東急文化村(2008.10.10)
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