「こむらさき」は、紫式部の仲間、落葉低木。
「紫式部」のとの違いは、ムラサキシキブの枝は丈夫で真っすぐに伸びる。
こむらさきの枝は柔軟で、下垂することが多い。
花は、根元に近い方から順次開花し先端に咲き向かう。
それを追うように実をつけていく、緑色から美しい紫色に変わる。
実の大きいのは紫式部の方が大きい。
「こむらさき」の名前は、紫式部を小さくしたものなのでか。
同属の「紫式部」とともに平安時代の作家、紫式部に
ちなんで名付けられた。
「ムラサキシキブ」は樹高が3mになる「木」という感じですが、
「こむらさきは」樹高が1.0m程度に収まる。
一般的には誤って「こむらさき」をムラサキシキブと呼んでいることも多いとか。