「ろうきん友の会」年中行事の「文化講演会」でした。
いろいろな事情で勝山支店が来年2月に大野支店と統合、
この建物(耐震構造に問題あり)最後のイベントとしての企画。
私が責任者であり力が入りました、
例年は、落語・漫談、交通安全等安易な講師選定していましたが・・・。
「思い出に残る文化講演会」となるように。
今回は、「古典芸能を楽しもう」と言う事で浄瑠璃の一つ新内節、
「新派6代目家元富士松菊子師」を講師に頼みました、
ご多忙の中、依頼者のお顔を立ててくださった様子に頭が下がりました。
さて演題は「三味線あれこれと江戸浄瑠璃新内節」・そして新内三味線と語り
「婦系図」、♪湯島の白梅♪の歌で歌われた名場面での新内節の真骨頂。
講師の語りと三味の音は心惹かれるもの
「別れろ切れろは芸者の時に言うものょ」との、なんか聞いたセリフも入り
新内節の魅力を改めて知る機会でした。
本物を聞き、見た喜びは、良かったと参加者皆様の意見、
初めて三味線を触れた人にも飛び入り機会があり、
気を抜く時間も作られました。
さて、お話しの中では三味線のあれこれをお聞きしたことの他、
三味選音曲の種類から新内節の語りまで
。
事に新内節元祖は敦賀若狭丞師、名前の通り福井県敦賀の人、
初めて知るこの世界のお話は驚くことばかりでした。
最後に友の会幹部と講師先生の写真を撮ることができたり、
「勝山支店最後の文化講演会」は成功裏
の内に終わったと思っています。