tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

可哀そうな花名「へくそがずら」盛ん。

2020年08月02日 | 季節の便り(北陸、福井)

庭で気が付いたら引き抜かれる、

つる草「へくそがずら(屁屎葛)」。

名前の通り、においも臭い。

成育のすざましさ、庭端の「雪柳」にまとわりついています、

 

 

毎年伸びるのですが、根本は直径3mmにも育ち

茶色で頑強。

 

それにしても嫌がられるだけに、名前迄可哀そう。

近く造園やさんが来るので、放置しています。

 

 

花を取って、唾液で湿らせ、手、足などに貼るとちょうど

お灸のようにみえるので別名を「灸花(やいとばな)」とも。

 

方、昔から漢方薬としての効果

根は下痢止め、利尿剤、果実の絞り汁を塗布すればしもやけ、ひび、あかぎれに効果。

煎じれば風邪、婦人病にも、アルコールと同量のグリセリンと倍量の水

を加えたものを「化粧水」として使用したこともある、

花の絞り汁は止血、鎮痛剤となり、毒虫の刺し傷に効etc。

学説があり、元々は「屁臭(へくさ)」だったものが

転訛したともいわれている。

カズラ(葛・蔓)は、つるで伸びる植物につけられる語。

 

 

 

日本最古の和歌集『万葉集』の中にも「屎葛(くそかずら)」の

名で詠まれている、古くからの植物。

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「ブラックベリー収穫」、地植え1年目大失敗。

2020年08月02日 | がーディニング・園芸

松山から庭に来て数年目、送り主から

「鉢植えより庭に地植えした方が収穫は多い」

と教示いただき、昨秋に地植えに変更、

花が咲き実の初収穫9粒。

 

 

ただし今年の新芽はぐんぐん伸び2.5mにもなる枝、5本。

そこには花、結実は無く、枝が伸びるばかり。

実は足元の低い枝の結実でした。

 

 

 

これからどうなるのか、見ているのですが、

今年の新枝には花はつくのかしら、これからか。

 

 

このままでは鉢物より少ない。

ただこの木、

図鑑から枝は、「つるのように伸びる」もので、

そこにたくさんの花と結実があるもの。

来年は、このままでなく、手など作りたいものです。

 

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