マメ科クズ属のつる性の多年草 。
日本では、根を用いて食材の葛粉や漢方薬が作られ、
万葉の昔から「秋の七草」の一つに数えられている 、
別名は、裏見草(うらみぐさ)
奈良県の「 国栖(くず)」というところが古くからの産地であった。
香りの良い花を咲かせる、花を乾燥させて「葛花茶」として利用することも。
そのほか、根には、多量のでんぷんを含み、葛粉(くずこ)。
つるは「葛布(くずふ)」の原料。(静岡県掛川市特産)
漢方薬効として、解熱、せきどめ、風邪、根は生薬名 「葛根(かっこん)」
小学生のころでしたが、先生の指示で、
「くずのつる」と「お茶の実」拾いを命じられたことがありました、
戦後のことでもあり、
物のないころ、幼く何のために学校で集めるのかの意味も知らずでした。
薬効など多くの効用のある植物で有ったったことなど知る由もなく。
大人になり、ブログなど作るようになり知りえたことです。
我が家の庭の方まで来ませんが、対岸の公園の花卉にまつわりついており、
なんか邪魔な植物にも見えます。
今は採取する人は無く、いずこでも見られ放置されている植物しょう。
この時期花が咲きだしました。
「香りがよい花のよう」です、一度匂いを嗅いでみたいと思っています。