梅雨の時期になんとなくにあう生き物のひとつ「かたつむり(蝸牛)」。子どものころ「ナメクジに殻が付いたのがかたつむり」とその区別を教えられた。そんな純なころには歌っていた。
♪ かたつむり 作詞・作曲者不詳
でんでん虫虫 かたつむり お前のあたまは どこにある 角のだせ 槍だせ あたま出せ
でんでん虫虫 かたつむり お前のめだまは どこにある 角のだせ 槍だせ めだま出せ
今朝、鉢植えのチロリアンランプの葉にどこから移ってきたのか1匹のカタツムリがいた。昨夜の雨を避けるためにブロック壁から渡ったのだろうか。湿ったところを好むカタツムリだが雨は苦手なのか。
カタツムリは通っていった跡がわかるように粘っこい行跡を残す。雨に流されたのかそれは見つからない。別にカタツムリが珍しいわけではないが、今日のそれはちょっと違って見えた。
身も触角も思いっきり延ばしいや出して、触角の先端の目は獲物を捉えているように見える。なんだかファイティングポーズ。いつもの寝そべって殻を背負い、だらけた姿とは違った。
そして、普通は殻の後ろ側に見られる腹足が前の方に見える。ファイティングポーズとあわせて思うに、何かの外敵に立ち向かっているのか、それとも追い払った後なのか、と観察していたが大粒の雨に促されてやめた。
(写真:カタツムリのファイティングポーズ)