「カラオケ」の本当の意味は何かと聞いたら「から(空)のオーケストラ」と教えられた。続けて「カラオケ」の歴史は古い、飲み屋で流行るずーと前から有ったそうだ。
地方巡業する歌手は金がかかるのでオーケストラを連れて巡業(どさ回り)は出来ない。舞台に1人立って歌う歌手の楽屋裏では、空のオーケストラが回っていたという。真意は知らないがなんとなく納得できる。
そんなカラオケのない時代のこと「歌のない宴会大好き」人間でした。無理やり歌わされる、上手ければいいが聞いてもらうほどの歌唱力のない者には苦痛だった。ところが、カラオケが登場すると好きな人は歌いつづけ、聞いていて拍手すればよくなった。
歌唱力がなくてもオーケストラの演奏が流れているので「時には気安くマイクが握れる」と話したら、カラオケ趣味の人に怒られた。ゴルフが趣味の人は1打でもスコアをよくしたいとガンバル。
カラオケ趣味も同じで、どれだけプロの歌い方に近づけるか頑張っている、という。。楽しむのではなくそこまで一生懸命、必死に歌っておられのか、これからはもっと真剣に聞こう、そして趣味とは深いものだと思い直した。
「カラオケ人形は口に特徴を持たせると面白い」そのひと言でどんな口形にすればよいか特に悩むことなく、思いっきり大きく開いた口にした。顔中が口になった。モデルはいないから作者似なのだろうか。
(写真:歌いまくるカラオケ人形夫婦)