東日本大震災から始まった節電、その3回目の夏がやってくる。原発抜きで2回の夏を無事通り過ぎた。知恵と努力と協力という言葉が絆のもとに結集したからだろう。原発の存立は今後の政治のかじ取りにかかっているが、安全神話のぶり返しだけは避けなければならない。
節電対策、エコの呼びかけに応えて始まったのが緑のカーテン。ゴーヤを先頭にツル科の植物を南側のドアや窓などを覆うように植え直射を遮る。それを通り抜ける風は冷たく心地よい。最近は、これの植え付けが夏の風物詩のように報道される。大型のよしずを立て掛けた家もある。
どこの家でも観賞用として古くから続いているのは朝顔の植え付け。梅雨から秋の初めまで様々な色と形がすがすがしさをもたらす。これがエコ仲間に加わったのは最近のこと。役割がひとつ増えたと喜んでいるかも。朝顔もよく伸びる。どのくらい伸びるか、測ってみた。
朝、定時にその時の高をネットに紐で印すことを数日続けた。その間の伸びは毎日同じで、ネット1段ずつ伸びた。ネットの網目は10センチ。このまま続けばネットの最上段へ間もなく届く。実直な朝顔に感心、夏バテはさせないぞ、とたっぷりの水をやる。