
自動車運転免許を取得して丁度50年半。この間に事故にはあったが罰金も反則金も納めずに今日まで過ぎた。こうした金銭の納付経験なしを口にすると「そんなことは無いだろう」と問い返されることもあるがこれは誠。その秘訣は「ケチに徹し不必要な納付はしない」、と答えている。駐車も速度も侵さないように気を付ける。
免許更新はすでに高齢者のとり扱いで認知機能検査もうけ、3年先までは運転できることになっている。すぐではないが参考になるポリスマガジンが届いた。平成29年3月12日から施行される道路交通法の一部改正で75歳以上のドライバーには新たな安全策が加わる。その内容を私流に理解するとこうなる。
75歳以上のドライバーが一定の違反行為、例えば通行区分違反、信号無視、一時不停止、安全運転義務違反など反則行為が起こすと、3年に1度の免許更新を待たずに新たに「臨時認知機能検査」を受けることになる。これで「認知症のおそれがあると判定」されると「臨時適性検査または医師の診断書を提出」する。認知症ではないときは新たに設けられる「臨時高齢者講習」を受ける。認知機能の低下のおそれがあると判断されたときも「臨時高齢者講習」を受講する。講習はいづれも有料。
「臨時適性検査または医師の診断書」で認知症と診断されると「免許取り消し」に連なる。ただ、ドライバーによっては流れが異なるので警察署に問合せとなっている。高齢者の運転免許条件が厳しくなっても緩和されることは無かろう。健康を保ち安全運転に徹するには自覚しかないと言い聞かせる。