日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

耐久1年

2016年10月25日 | 生活・ニュース
 

 最近の図書カード、以前にはなかった有効期限が印字され、何枚かある手元のそれは2030年12月31日とある。期限、特に食品については監視の目が厳しく、期限切れ前には撤去やバーゲンなどで消費者からの指摘を避けている。電気製品等は保証書が発行されるなど各種の製品に名称こそ違え何らかの保証がされる世の中になっている。

 新築から20年以上、家の保証は切れたが、毎年欠かさず床のワックスがけをしている。なんとなく輝きが戻り、新しくはないがなんとなく部屋の雰囲気がよくなるから大事なメンテになると思いながら掛ける。ワックス掛けは、手拭きで均一に塗るだけでいい。以前はワックスを塗り終わっての処理に難題が多かったが、今は難しい操作はなくなりワックスの進歩を実感する。

 ワックスがけは毎年秋の恒例家事にしているが、今年は天候不順で延び延びになり気になっていた。先日、カーテンを開けて秋らしい空に促されて「今日ワックス掛け」と作業に掛かる。20年以上も続く家事だが、家具の移動がワックスの進化と逆になり「よいしょ」と足腰と足元に注意しながら夫婦共同で場所変えをする。隅っこの埃も合わせて除く効能もある。

 ワックス容器に使用期限の記入は見当たらないが大きく色文字で「耐久1年」と印刷されている。毎年、1年もすると確かに「ワックスを掛けようか」そんな感じになる。耐久1年、食品ならば賞味期限日付、ワックスメーカーの親切な商魂に促され今年のワックス掛けを終える。我が人生の耐久はいつまでだろうか、柔らかな日差しに光るフローリングを見ながら思う。

 本州唯一のなべ鶴の飛来地、周南市の八代へ1陣として3羽、2陣として2羽の計5羽が飛来、昨年より3日早い。昨年は8羽飛来、関係者は二桁の飛来を待っている。
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