
予報どうりの雨になった。今日は市内の高校の卒業式。コロナ禍で式の制約はあったが卒業出来た、まずはおめでとう。希望に満ちた門出なのに雨に降られ重たい気持ちになったかもしれないが「雨降って地固まる」という。今日の困りがこれからの安定した状態になるという故事を信じて希望を膨らまして欲しい。
新卒者は高齢化と人口減少の進む中への旅立ちとなる。脱炭素、車のEV化、AIの高度化、気候変動、核廃絶、政治の浄化等など、国内いや地球規模でこれらを担って解決して欲しいことはいくらでもある。雨の後には必ず晴がくる。「雨垂れ石を穿つ」ということも故事にある。目標を定めて取り組んで欲しい。
この地方の最近の降水量は平年の30%を下回り、西日本地区でダムの貯水量減減少で先月から給水制限が行われている地域があると報道されていた。雨が降らず、雪も積もらず農作業の季節到来だが心配になる。一方で雪の地域では、雪解けによる洪水や雪崩が心配という。合わせられればいうことなしだが、これは神がくれた試練だろう。
2月末から3月の晩春に降る、雨足が細かくしとしと降る雨を「春雨」と呼ぶ。降雨量が少なく冬の冷たい雨はほとんど経験しなかったが、これからは春の訪れを告げる雨に変わるというから一粒一粒に期待しよう。最新のウエザーニュースでは、この地区の桜の開花マップは今月20日ころになっている。社会への門出、コロナには注意してください。
(今日の575) 証書手に親への感謝湧きのぼる