
16日午後11時36分ころ、福島県沖の深さ57㌔を震源とするM7.4の地震が発生した。地震発生時刻はいつも通り就寝中だったが、TVの音声で東北で地震発生は気づいたが、翌朝、いつもより早起を予定しておりそのまま就寝した。それを詳しく知ったのは翌17日午前5時、TVニュースで知った。被害にあわれた方には心からお見舞い申し上げます。
今日はそれを報じる紙面の違いについて。購読の地元紙には地震発生の記事は1字も無い。同じく購読の北九州印刷の全国紙も同じ。しかし、同じ全国紙の東京発行の都内版と思えるが、そこには1面トップで「宮城・福島震度6強」の横見出しがあり、停電軒数まで載っている。なんと写真は、東北はJR仙台駅で0時過ぎに撮ったとある。
0時と言えば、我が家に来る全国紙は北九州から山口県東部に向って送られてきている途中と思う。そうでないと早朝の3時や4時に戸別配達は出来ないだろう。25日開幕のプロ野球だが、ナイターで試合が長引くと紙面では途中までのスコアだけが載っている。大都市の皆さんには想像できないことだろう。長い日本列島ならではの面白い話しと思う。地元紙にはナイター結果は全て載っている。
地震の被害は大きかった。とくに新幹線が上下に動いた、という乗客の話には驚き、地震エネルギーの強大さを改めて思った。この地震の検証や解析はこれからになる。その時は紙面が最も理解しやすい資料になる。この時は、都内と地方の紙面差は起きないだろう。
(今日の575) 紙面差は購読料には現れず