
先月24日、ロシアのウクライナへの軍事侵攻から1カ月以上が過ぎた。この間、直接間接を問わず続いていた停戦交渉が、トルコの仲立ちでここにきて進展を見た、報道で知る限りそんな印象を持っている。多くの死者、街の壊滅的は破壊、千万人を超える避難民、危機的なライフライン、とにかく一日も早い停戦実現を誰もが望んでいる。
ロシアの軍事的侵略を国内のマスコミは時間や紙面を大きく割いて報じている。SNSが世界中に広まり、目を覆いたくなるが戦争という悲惨な実情が瞬時に世界へ伝わることを実感する。第二世界大戦後にも朝鮮やベトナムなど多くの戦争がおきたが、今ほどの情報はなかった。
「後出しで知識並べるコメンテーター」。これはある新聞に載っていた読者の投稿川柳。TVのワイド番組には多くのコメンテーターが登場する。面白く聞いているが、ウクライナについては首を傾げる発言をするコメンテーターに出会う。というのは川柳の通りで、どう見ても専門外と思える人が専門家のような解説をしている。時には断定的にする。素人は素人なりの庶民感覚をコメントして欲しい。放送の全部を見ているわけではないが、後出し、つまり受け売りの話しは聞きづらい。
ウクライナ支援について国内でも賛否両方の声がある。仲間うちでは討議の結果として支援に加わることを決めた。募金箱を置き善意を募っている。
(今日の575) 朝刊を読んでりゃ出来るコメンテーター