日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

人知及ばぬ自然

2022年03月11日 | 社会 政治

 「午後2時46分ごろ、東北地方で強い地震が発生しました。映像でその恐ろしさ怖さに驚いています。一刻もはやい沈静化と、被害が広がらないことを心よりお祈りしながら、被害に遭われた方々をはじめ、関係される皆様に心からのお見舞いを申しあげます」。これは11年前の東日本大震災・福島原発事故の日のブログ。

 「なんだか 映画でも見て得るような光景でした 人間なんぞには 比べようもない自然の力を 見せ付けられて 
昔から自然を敬い畏れてきた意味を 思い知らされました」、これは知人からのメールで、影像を見るだけで何もできない歯がゆい思いがと続いていた。映画「日本沈没」を超える自然界の猛威に、人知の及ばない世界の在ることを改めて学んだ災害だった。

 あの時、原発事故が起きた。安全は神話であった、と気づいたときには手のつけられない汚染が人々を覆っていた。あれが無ければ復旧・復興のスピードは速く、避難をよぎなくされた人は故郷に戻ってこれたのだろう。原発そのものの処理が数十年を要する工程が明かされているが、子や孫へ長い長い付を背負わせることになる。1度事故を起こせば取り返し出来ないことになる原発、この教訓はしっかり刻んでおこう。

 先月末現在で死者15900人、行方不明者2523人、ほかに震災関連死者3784人、また、全国へ避難されている人も多い。復旧した町並みやテープカットの映像は良く見る。紙面では様々な苦しみを抱えている被災者も多い。この人たちに普通の日常が早く来ることを願っている。
 
 (今日の575) 揺れ出して慌てる前に備えおく
コメント
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