広島カープ、公式戦開幕から６戦全勝の球団タイ記録を達成、今夜は新記録に挑戦する。新聞の見出しに今季シリーズの期待が高まる。まあ落ち着けという声も聞こえるが、年度初めの日に希望をあるスタートにしたい。第６戦まで競った試合でも勝てる、そんなチームの雰囲気を感じている。
さて、大きく変わるのは成人となる年齢が民法の改正で２０歳から１８歳に引き下げられる。１８歳からの成人数は２００万人超という。昨日までの成人年齢２０歳というのは、１８７６（明治９）年太政官布告で定められて以来の改正という。一部では制限付きの成人ということになるが、社会のひずみに落ちこまないためのはからいと思い、精進して欲しい。
昔は春闘で働く者の賃上げは桜の咲く頃までに決まっていた。最近は政府主導で賃上げの方向が決まっている。今年も総理の口から３％の賃上げが各経営者団体へ要請された。３％の根拠は何だろうと思うが、大方の企業で賃上げや期末手当が決着した。何ともあれ年金受給者は支給減額だが、現役の賃上げが行われたことは良かった。地方のある企業で大卒２１万円だった初任給が３０万円に増額、どんな働き方が求められるのだろう。
一方で、ある地方紙の見出しに「苦しいが」と商店主の胸の内を載せている。天ぷら、そば、醤油、小麦粉、調味料など何もかも値上げ、商店主の力ではどうにもならない、と値上げに踏み切った心情が語られていた。公共料金を含め何もかも値上がりすることは早くから報道されていた。商店主の願いを気持ちよく叶えてあげたい。
（今日の５７５） ２００万新成人よ途拓け
