2022年04月07日 中国新聞「広場」掲載
米国による広島原爆投下後に降った放射性物質を含む「黒い雨」の被害者救済を巡り、国の新たな被爆者認定指針の運用が始まった。2日付1面に記事が出ていた。体験者全員に一日も早く被爆者健康手帳が交付されることを願った。
「黒い雨」といえば、息子が中学生の時、読書感想文の相談を受け、私は井伏鱒二著「黒い雨」を薦めた。感想文は複数回書いて提出したようだ。既に私の父が入市被爆したことは話していた。何かを感じ取ってくれたのだろう。
その子どもである孫娘も小学生の時、帰省の折に広島の原爆資料館を見学して帰った。原爆への関心が伝わっているようでうれしかった。
ウクライナに侵攻した口シアのプーチン大統領が核兵器の使用をほのめかしている。核兵器はいかなることがあろうとも使うことがあってはならない。日本人が一番知っていることだ。
広島で何かあったのか、次の世代に伝えていくことがますます大切になっていると思う。
(今日の575) 武器持ちて平和の灯りともせるか
米国による広島原爆投下後に降った放射性物質を含む「黒い雨」の被害者救済を巡り、国の新たな被爆者認定指針の運用が始まった。2日付1面に記事が出ていた。体験者全員に一日も早く被爆者健康手帳が交付されることを願った。
「黒い雨」といえば、息子が中学生の時、読書感想文の相談を受け、私は井伏鱒二著「黒い雨」を薦めた。感想文は複数回書いて提出したようだ。既に私の父が入市被爆したことは話していた。何かを感じ取ってくれたのだろう。
その子どもである孫娘も小学生の時、帰省の折に広島の原爆資料館を見学して帰った。原爆への関心が伝わっているようでうれしかった。
ウクライナに侵攻した口シアのプーチン大統領が核兵器の使用をほのめかしている。核兵器はいかなることがあろうとも使うことがあってはならない。日本人が一番知っていることだ。
広島で何かあったのか、次の世代に伝えていくことがますます大切になっていると思う。
(今日の575) 武器持ちて平和の灯りともせるか