9月と言えば何か莢かな感じのする1年で9番目の月。迷走台風10号は当地を通り抜け、今朝の日の出前の東の空は爽やかだった。10号は熱帯性低気圧に変わった。9月1日のことを繰ってみるといろいろある。真っ先に浮かぶのは大正2(1923)年の関東大震災、今年は101年目になる。1951(昭和26)年民間放送が初めて正式に放送開始した、情報戦の走りだった。
「防災の日」は関東大震災の被害の記憶を胸に、防災意識を喚起するために1960年の閣議で9月1日が防災の日に制定された。「防災意識を育てる日」は2011年の3月11日に発生した東日本大震災にちなんで、 歴史的な震災の経験を風化させず、震災で得た教訓を次の世代につないでいくことが目的とされている。
今年1月には能登半島大地震、夏には日向灘地震、これによって南海トラフ地震情報が発せられたが1週間後に解除された。このように台風と違い突然起きる地震には度肝を抜かれる。阪神淡路大震災の時も約400㌔離れているが飛び起きた。
地震は自然災害だが30年で何%いう確率で現されるが素人には分かりにくい。それは置いておくとして、関連して起きる原発事故が怖い。安全神話は崩れている。福島原発のデブリ取り出しの大困難を報道から知る限り、原発はまだ人の手には負えない、人が操作できる代物ではない気がする。神話ならずともそれに近い神の手が見つかるまで運転は見送る方が良いのではなかろうか。
(今日の575) まだ強し残る夏日の九月かな
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