日々のことを徒然に

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米の日

2021年08月18日 | 自然 季節

 1915(大正4)年の今日、大阪の豊中球場で第1回全国中等学校優勝野球大会が開会したことを受けて8月18日は「高校野球記念の日」と知った。第1回大会は予選を勝ち抜いた10校が参加、京都二中が優勝とある。第10回大会から甲子園球場が会場になった。大会名称は48(昭和23)年から全国高等学校野球選手権になり今年は第106回。昨日の雨中での試合、双方に気の毒で仕方なかった。

 その雨は国内各地で大きな被害を起こしている。雨の原因は停滞している秋雨前線によるもので人の力では避けることができない。被害のひとつで、水没した稲田の写真から今年の米の作況を気遣うブログに出会った。その最後に今日は「米の日」とあった。米の字を分解すると「八と十と八」になることからと、分かりやすい説明だ。

 米作りの経験はないが、ブログにはすでに穂の出た写真もアップされており、秋の収穫に向けて最後の大事な作業の時期だろうとは思いつく。そんな今どき、これまで手を掛けてきた自分の稲田がすっぽり冠水した姿を見守る農家の人の映像は見るに忍びない。日本人のコメ離れが進んでいるというが、日本の伝統を見つめなおして欲しい。

 どこからやって来たのか、地面から1㍍ほどに咲いた雨粒の残ったいる朝顔にアリが出入りしている。額のあたりでしばらく作業している。こんな所から迷わずに蜜をどうして巣に持ち帰るか不思議に思い眺める。アリたちにはこれが人の食べる米の代わりになる。冠水した稲田にたたずむ人の写真を思いながら働くアリを眺める。
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