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日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

もう少し

2022年03月21日 | 地域

 今年の桜開花宣言は17日の福岡が1番、それ以降、開花宣言が続いている。今日はお隣広島や松山、横浜に静岡と甲府に岐阜の6都市で開花宣言があり、合わせて13都市となった。開花予測に2月1日以降の、毎日の最高気温の合計が600度に達すると開花する、データで示した予報士もいた。

 広島のすぐお隣にある国名勝・錦帯橋には周辺の公園を含めて染井吉野約3千本と言われる桜の名所、この季節には桜を愛でる多くの人で賑わう。数軒の茶店も並び、ぼんぼりも飾ら れ、ライトアップの準備完了、あとは開花を待つだけになった。周囲の桜の蕾は膨らみ色づき始めているので、週末ころには花が見られるのでは、今朝の散歩から予測した。

 桜の枝に花は咲いていないか、目を凝らして歩いたその結果は成果ありだった。公園の1本だけに開花しかけの小さな花が数輪見られた。散歩の相棒をしてくれる手のひらサイズのデジカメで撮る。すぐ隣の芽も午後には開くのでは、そう思いながら見上げた。約6千歩の歩数は無駄ではなかった。写真は今夕のローカル民放で紹介された蕾。

 暦では春分、太陽はほぼ真東から出てほぼ真西に沈む。昼夜はほぼ同時間だが、当地の日の出6時14分、日の入りは18時23分で昼間が少し長い。この日が祭日に決まったのはなったのは1879(明治12)年というから歴史ある祝日。自然をたたえ生物をいつくしむ日という。なにわともあれ、ロシアのウクライナ軍事進攻を止めなければならない。

 (今日の575)  あと少しもう少しとだと開花待つ
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忘却は許さない

2022年03月20日 | 社会 政治

 「忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ-」。これは戦後の間もないころ、菊田一夫原作のラジオドラマ「君の名は」の冒頭のナレーション。小学校3年か4年ころと思うが、この言葉は意味の解らぬままに記憶していた。都合の悪い時に最初の個所だけ身勝手な使い方をしていたように思う。

 解説では「忘れることができるなら、それこそどんなに楽なことか。悲恋に限らず、人はさまざまな苦難に直面する。とりわけ災害や犯罪で理不尽にも尊い肉親らを失った人々の境遇は過酷だ」そして「忘れることは癒やしにつながる。時の流れがそれを後押しする。けれども社会全体としてみれば、惨事の記憶こそ忘却のかなたに追いやってはならない」と続いている。

 今日は地下鉄サリン事件から27年目にあたる。地下鉄霞が駅構内での慰霊の様子を見ながら、我が家は新築が終わり引っ越し中だったが、手を休め悲惨なニュースに見入ったことを思い出す。同じ年の1月、阪神淡路大震災が発生し、復旧が始まった頃だった。大きな事件に見舞われた我が家の先行きを心配したことを思い出す。

 ロシアのウクライナへの軍事侵攻は世界の世論に逆らって続いている。そんな中で探知や迎撃が困難と言われる極超音速ミサイルが使用さた。また、核兵器の使用も心配されている。大型小型に限らずその使用は絶対に許されない。国として被爆国日本としてのこの願いを全世界に発信し続けて欲しい。核兵器の恐ろしさ酷さは絶対に忘却してはならない。

 (今日の575)  武器持たぬ人の頭上に弾の雨
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お参り

2022年03月19日 | 生活・ニュース

 昨日は彼岸の入りだったが、朝からの雨で墓参りは敬遠されたようだ。というのは、今日は母の36回目の年忌、墓掃除は先日済ませておいたので、今日は参るだけ。墓地の墓に新しい花やしきび、榊などが見えない。今日から3連休、これからお参りされるのだろう、帰り数人に出会った。

 よく通る歩道の側に、どなたが、いつ、どういう目的で建てられたのか知らないが「交通安全地蔵」と標識のある地蔵菩薩がある。この地蔵には彼岸などに関係なくいつ通っても花や榊が供えられ、ローソクや線香も置かれている。立ち止まって手を合わせたことはないが、いつも軽く頭を下げて通る。事故にあわれた方にこの通りを見守ってもらっているのかもしれない。

 墓じまいをされる人の話しを聞いた。家庭それぞれの事情により、墓を守っていればいつかその日は来ることと思う。我が家も納骨堂は準備しているがまだ使ってはいない。墓地から移すときにはそれなりの手続きが必要になる事は納骨堂手配の時に聞いている。墓地内の無縁となったであろう墓石を見ると、墓を守り継いでいくことの難しさを感じる。

 先日、墓参りしている時、墓地そばで畑仕事をされていた知り合いが「あんたが参っとるけえわしも参って帰ろう」と声をかけられた。畑にいると分かるが「墓参りする人が減った」と言われる。少子化高齢化や過疎だけでなく、納骨堂利用者が増えたからと話される。身に染みる話として聞いた。

 (今日の575) 年季の日霊はいずこかそよ風が
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都内版

2022年03月18日 | 生活・ニュース

 16日午後11時36分ころ、福島県沖の深さ57㌔を震源とするM7.4の地震が発生した。地震発生時刻はいつも通り就寝中だったが、TVの音声で東北で地震発生は気づいたが、翌朝、いつもより早起を予定しておりそのまま就寝した。それを詳しく知ったのは翌17日午前5時、TVニュースで知った。被害にあわれた方には心からお見舞い申し上げます。

 今日はそれを報じる紙面の違いについて。購読の地元紙には地震発生の記事は1字も無い。同じく購読の北九州印刷の全国紙も同じ。しかし、同じ全国紙の東京発行の都内版と思えるが、そこには1面トップで「宮城・福島震度6強」の横見出しがあり、停電軒数まで載っている。なんと写真は、東北はJR仙台駅で0時過ぎに撮ったとある。

 0時と言えば、我が家に来る全国紙は北九州から山口県東部に向って送られてきている途中と思う。そうでないと早朝の3時や4時に戸別配達は出来ないだろう。25日開幕のプロ野球だが、ナイターで試合が長引くと紙面では途中までのスコアだけが載っている。大都市の皆さんには想像できないことだろう。長い日本列島ならではの面白い話しと思う。地元紙にはナイター結果は全て載っている。

 地震の被害は大きかった。とくに新幹線が上下に動いた、という乗客の話には驚き、地震エネルギーの強大さを改めて思った。この地震の検証や解析はこれからになる。その時は紙面が最も理解しやすい資料になる。この時は、都内と地方の紙面差は起きないだろう。

 (今日の575)  紙面差は購読料には現れず
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冬と春の会話

2022年03月17日 | 自然 季節

 次第に暖かい春が近づいてくるころになると「三寒四温」と言い表す。寒い日が3日間、暖かい日が4日間続くような状態が繰り返される。今年の桜の開花一番乗りは今日開花宣言の福岡でした。さて明日も明後日も天気予報のたびに開花宣言は聞かされそうだ。開花標準木ではないが桜の写真は載っているが、週末の寒さが過ぎたら一斉に開花、ではなかろうか。

 とは言いながら、冬の姿そのままに立っているのは枯芭蕉。その場所は段々畑の最上段の法面、何十年とその姿は見ているが、下の畑を見おろすその姿には風格さえ感じる。枯れて朽ちては再生を繰り返すうちに備わった内面だろう。人もかくありたいと思う。

 向かいに立つ白梅は今が最盛期で、これ見てほしいと通る人に訴えながら、枯芭蕉には「もうすぐ春ですよ、早く新葉を見せて」と語りかけているようだと勝手に見ている。そう、梅はまもなく散っていくので、早く芭蕉は新葉を出さないと梅は新葉との対面はかなわなくなる。ここの法面では冬と春が対話している。

 昨日は県立高校の入試合格発表があった。10時ころ、何十人という受験生が発表を見に会話のないまま高校へ向かって歩いていた。コロナ禍で受験準備にいそしんだ結果があと何歩かで目に入る。ここでは冬が一気に終り全員に春が来て欲しいと見送る。

 (今日の575) 春来たと枯れた芭蕉に梅の声
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錦帯橋再建に大きな後ろ盾

2022年03月16日 | エッセイサロン
2022年03月16日 毎日新聞「みんなの広場」掲載



 山口県岩国市を流れる錦川に架かる5連の木造アーチ橋・錦帯橋は、日本3奇橋の一つとして知られている。橋は1922年に国の名勝に指定されて今年、100年を迎えた。流失しない橋として知られていたが、50年9月の台風で流失し、市民を悲しませた。
 この年、毎日新聞社主催で「新日本観光地百選」が選定された。はがきによる人気投票という形式で観光地を選ぶもので、各観光地は競って応募した。私が通う小学校は錦帯橋の近くで、学校で応募はがきを書いたのを覚えている。
 結果は建造物部門で第1位を獲得した。これは53年の錦帯橋再建の大きな後ろ盾になったと思う。子供の頃の記憶があるのは、百選の裏方で頑張った父の姿を覚えているからだ。父は錦帯橋近くの郵便局に勤務しており、担当ではなかったが毎日投函されるはがきの消印の作業にもあたった。1位と載った朝刊の記事を見た父は「やったあ」と大きな声を発した。今でもその声が耳に残っている。

(今日の575) 錦帯橋再建なした街の声
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思い出のノート

2022年03月15日 | エッセイサロン
2022年03月15日 中国新聞セレクト「ひといき」掲載

 本棚に茶色で硬い表紙のルーズリーフノートがある。私は30代初めだった50年近く前、勤め先の社内教育で化学工学の講義を受けた。これはその記録で、150㌻ほどの分量がある。
 ノートには、原子記号や化学反応式、重合や蒸留、触媒といった化学プラントを運転するのに必要な知識、項目を記している。一つ一つが懐かしい。だが残念ながら年数がたちすぎて、読み直しても、鮮明には記憶がよみがえらない。
 愛用した万年筆のブルーブラックインクの色、下線の色鉛筆の色は少し薄れている。受講するたび、復習を兼ねてノートに整理した。自分でも驚くほど、丁寧な文字である。
 受講するのは3交代勤務の希望者だった。社内講師は大学卒の研究員や技術スタッフ、社外講師は広島大工学部の先生方。高卒の私には夢のような陣容だった。会社も講座に期待して、受講は超過勤務扱い。学んだ上に手当があるのも魅力だったが、何より内容が充実していて、私は全講座を受講した。
 化学プラントの運転は、化学反応の基礎や原理を知るか否かで仕事の面白さが変わる。講座は役に立ち、受講日が楽しみだった。数年後には異動で運転を離れたが、熱心に学び、仕事に生かした思い出の証しとして、ノートを大切に残してきた。
 担当したプラントは、もうない。たまにノートをめくると、かつての同僚の声や機器の音など記していない懐かしい光景が目に浮かぶ。いい職場だった。

 (今日の575) 断捨離の師は怒鳴れども本棚へ
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ホワイトデーの朝

2022年03月14日 | 社会 政治

 ロシアのウクライナへの軍事侵攻はとまらず、報道で知る限り戦闘は激化し殺りくは無差別かと思える。国内外へ避難する人の姿はクレムリンに届いていないのだろうか。届いていても殺りくや拘束が続くのであれば、そこには理世の資格など全く持ち合わせていないと感じる。

 第2次世界大戦を防げなかった国際連盟の反戦を踏まえて国連が設立されたことは教科書で学んで知っている。戦後77年、その目的が危機に瀕している。こうした現況で最も頼りになるはずの国連がその機能を発揮できない。安保理がそのネックの基とだと総理答弁から受け取れるが、その基は常任理事国の拒否権だという。世界の叡智と総意を国連の力にする、そうなって欲しい。

 そんな重いニュースから一転して内容が変わる。これまでも数えきれないほど見てきたが今朝も同じだった。戦火の映像から「ホワイトデーで~す」という超明るい女性アナウンサーの声で華やかな映像に変わる。歳のせいか、こうした変転に次第について行きづらくなっているように感じる。ワンクッションあればいいのに、そんなことを思いながら腰を上げた。

 春めいた生温かい外気、昨夜の小雨は上がっていた。日の出前の東の空が薄い朝焼けになっている。来年は、ウクライナの人らに静かなホワイトデーが訪れることを朝焼けに願う。早朝散歩する人の持つ灯りが角を曲がった。今日も静かな一日が終わる。

 (今日の575)  ホワイトデー今はチラシで気づく歳
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3カ月ぶり農作業

2022年03月13日 | 生活・ニュース

 コロナ禍で見送られていた共同農園作業、3カ月ぶりに集まった。ときおり見回りされるメンバーがあり、畑も周囲も大きな荒れは無く良かった。背の低い雑草はみどりの葉を伸ばしていたが、背の高いものは冬枯れで、少々哀れに思うが作業は楽に出来る。

 いつものように、耕運機を使いこなすメンバーが乾いていた畑を耕す。これをメンバーが鍬で掘り起こすとしたら何時間もかかり、それだけで今日の作業は終わり、となりそうだが機械力のお陰で予定のジャガイモ、ニンジン、大根、など数種類の植え付けを済ませる。植えつけた畝にもみ殻を掛け乾燥を防いでいるが、今夜は雨の予報、的中することを願っている。

 コロナ禍で体を動かすといえば散歩くらいで過ごしていた。午前中とはいえ屋外、薄曇りだが外気温17度くらい、寒さを通り越した温かな陽気に春近しを感じながら作業する。今日の収穫は金時ニンジン、大根、ネギなどのほか、自宅の畑で収穫された白菜などの持ち込みもあり、段ボール箱一杯の土産になった。有難いことだ。

 作業の後は恒例の早めの昼食。メンバー手作り料理はムスビ、煮物、焼き魚、豚汁、コロッケ、果物、卵、野菜料理複数等など、これも農園作業の楽しみの一つ、アルコールは抜きだが、旬の物をいただく。話題は国内外の情勢から街かどの情報まで話は尽きない。次回は桜満開の頃かな。

 (今日の575)  種イモは品種男爵期待かけ
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平和願い青と黄

2022年03月12日 | 社会 政治

 ロシアがウクライナへ軍事侵攻を初めて2週間余、ロシアの攻撃には目を覆う。国外へ避難する人の列は日増しに増しているが、完全な安全は保障されていない。今夕の報道ではロシアは戦線を拡大しているという。物量に勝るロシアの作戦を知るにつけ、NATOや米国の力添えで何とか打開できないのかと感じる。といってわが国が支援できるかと言えばそれはならない。このまま侵攻を続けさてはならないと世界中が思っているのだが。

 今はSNSであらゆる場面の状況がすぐに世界へ拡散される。しかし、西欧メディアの報道では、ロシア国内では大本営発表しか流れないという。侵攻の真実をロシア内に伝えるため、SNSで世界の情報をつかんでいるロシア国内の人らの立ち上がりを期待したい。大富豪のなかには侵略へ反対意向もあるそうだが、現実味を持たせてほしい。

 侵攻を受けているウクライナの平和を祈るため、国名勝・錦帯橋がウクライナの国旗と同じ青と黄にライトアップされている。横山側から青、岩国側から黄の照明が当てられ、川面にもくっきりと2色の五橋が浮かびあがり、厳粛な雰囲気は早期の終息を願う人らの気持ちを表している。

 このライトアップは18日まで。錦帯橋畔の桜の開花が近づくとそれに似合う色数も増えた華やかなライトアップに変わっていくだろう。それまでにロシアの侵攻が終わり戦火の消えることを祈らずにはいられない。

 (今日の575) 錦帯橋平和を願い青と黄に 
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