日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

暑熱純化

2022年04月20日 | 自然 季節

 桜の花は散りすっかり若葉の季節に変わった。ウクライナの悲劇はあっても季節は忘れずに移っている。名勝・錦帯橋を引き立てている屏風のような城山に咲く少し遅めの山桜も花を散らせた。代わって、常緑樹が勢いを増して来た。もうしばらくすると緑のエネルギッシュなパッチワークのような城山に変わる。

 桜が謳歌するころ、一夜にして最低気温が2カ月もさかのぼる寒い日もあったが、ここにきて初夏らしい気温に落ち着いたようだ。杉や檜の花粉個数も右下がりになっている。花粉症は未経験で幸いしているがマスク着用が効いているのかもしれない。植木鉢にさす水の量少し増え花の伸長も増したようだ。そうだ、今日は穀雨。

 長期の予報では、今夏は平年より高めの気温になるとか。そこで報道は「暑熱純化」をと言っている。これは「体が熱さに慣れること。暑熱純化すると低い体温でも汗をかきやすくなり、汗の量は増える。さらに皮膚の血流も増加し熱が逃げやすくなり体温の上昇を防ぐ」。熱中症予防のために暑くなる前から対策をと進める。

 体を暑さに慣れさせるには、日常の生活の中で運動や入浴することで汗をかき暑さに慣れることが 可能という。これくらいなら、高齢の身ではあるが、体調にあわせ暑さに慣れることはでき、熱中症対策は取れる。運動ではウオーキングやサイクリング、階段の利用などもお薦めという。注意することは水分補給と適度な休憩をすること、これなら続けられそうだ。エアコン使用だけでの熱中症対策は避けよう。

 (今日の575) 暑さ負け水け補給と缶ビール
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何とかならないか

2022年04月19日 | 社会 政治

 スーパーの菓子コーナー。CMでよく見かけるもの、そうではないが美味そうなPRの書かれた菓子袋がずらりと並ぶ。しかし、その袋の中は見えずどんなものか私には分からない。そのコーナーでアメリカ人の小さな姉妹2人がどれを買うか相談している。日本の子どもの様子は見ているがアメリカの子の姿は初めて見かけた。

 子供のころの菓子コーナーは色も形も見え、たまに買うときの参考になるが迷いの原因にもなった。2人の姉妹は菓子の入った袋を見ただけで選べるのだろうか、口出しも手出しも出来ないがちょっと心配になり見ていた。お気にいりがあったのか、通路で待っている母親に何か合図し、それぞれが袋を持って立ち上がった。

 その姿を見ながら、ふと思い出したのは女子中学生の投稿だった。内容は、ロシアのウクライナ侵攻のニュース映像で、戦火を逃れようと避難する子どもの姿に居ても立っても居られない気持ちを述べ、「何とかならないのか」世界中の為政者への願いと怒りだった。

 プロパガンダやメディアの捏造情報に惑わされるな、双方がそう呼びかける。しかし、映像で見るウクライナの子どもらの気の毒なあの境遇は偽情報とは思えない。平和な国で、子どもらが好きな菓子を自由に選べる幸せを与える義務が為政者にはある。ひとりの女子中学生の願いが1日も早く訪れることを願わずにはいられない。

 (今日の575) 菓子選ぶ子らの背中に平和あれ
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ピンクムーン

2022年04月18日 | 自然 季節

 17日午前3時55分ころが4月の月が最大になる、満月になるという。東京時間の月の出は16日の18時52分で入りは17日の5時20分ということで、空の条件がよければ、一晩中美しい満月が眺められたという。当地では雨上がりの澄んだ空に見られた。暦では17日が満月とあるが、写真は17日の20時少し前で、街なみの屋根からやっと顔をだしたころで遠くの電線が邪魔した。
 
 今月の満月は「ピンクムーン」よ呼ばれるそうだ。ピンクのシバサクラは春の最も早い時期に咲くことから名付けられたそうで、春らしい命名だ。新し草などが芽吹く時期でもありスプラウティンググラスムーンともいわれるそうだ。

 「月がとっても青いから」という歌のような経験は1度もないが、月は綺麗だ、気持ちを落ち着かせる、そんなこと思い眺めた思い出がある。それはロマンティックな雰囲気など微塵ほどもない化学プラントの高さ20㍍余のタワーの上。ふと見上げた月は満月、眺めていると何か語り掛けられるような暖かい親密さを感じたことがあった。それは何十年前になるだろう。

 月と潮の関係は良く聞くがその体験。妻が分娩室に入ってが時間が掛かる。隣のベッドに娘の出産で付き添いの母親から「2、3日前が新月でした。今は大潮の時期で今夜8時ころが満潮です。それまで待ちましょう」と声を掛けられた。なんと満潮の頃に息子は産声を上げた。月と潮との関連を否定できなくなってから50年以上になる。

 (今日の575) 瓦解する地上の平和なんと見る
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タケノコあれこれ

2022年04月17日 | 自然 季節

 タケノコ堀、先日の共同農園作業日隣接するわずかな竹の生えているところで2本見つけたが、本格的なタケノコ掘りはここ10年くらい体験していない。それからの長い期間は、調理できるように茹でてあるものをいただいている。自炊中の孫娘にタケノコを送ろうかと問うと「茹でてあるのなら」という。タケノコご飯にするという返事だった。

 息子、孫娘の親のところへも送った。タケノコ3品の夕食の写真を送って来た。息子は料理が嫌いではなく、時間のある時は台所に立つらしく、タケノコ料理3品を作ったと写真が届く。学生時代自炊していたが、友達がしょっちゅう食べに来たということなので、その時に腕を磨いたのだろう。料理の出来ない私には耳の痛い話だ。

 そんなタケノコ、皮つきの1本が500円前後で売られている。その大きさは私基準では良の評価だが、これ以上大きくしない方がいいというくらい。それくらいの大きさで皮を剥ぐと茹でるところは10数㌢くらい、剥いで除いた方が茹でる側より目方がありそうだがゴミとして出す。

 食用になるタケノコ、今の時期は孟宗竹、続いて淡竹となる。タケノコは旬を楽しませてくれるが、この繁茂は目に余る。県内の森林環境保全のため年間千円の森林作り県税を納めている。これの使途には竹林整備も含まれているが、道沿いのそれは繫茂というより密林状態も見受ける。竹林は観光資源にもなる、市内の竹林を有効に生かせば観光事業に潤いを与えるだろう。

 (今日の575) 皮剥がれ茹でられて出す旬の味
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てまえどり

2022年04月16日 | 生活・ニュース

 コロナ禍で自粛生活も感染予防策のひとつとして買い物、と言っても食品の購入頻度を少し下げた。2年余になり我が家ではかなり通常の状態になって来た。といって買う絶対量が減るわけではないので、出かける回数が減っても支出は変わっていないようだ。

 出かけたついでに家内のメモに従って買い物をすることがある。先日、そんな時に見かけたある夫婦の買い物風景。主婦らしく商品棚の奥の方から取り出しては何かを確認している。経験から消費期限だろうと思う。そばの主人が「手前の品で済ませ」、と早くしろという催促をしたが、主婦としての買い物姿勢は変わらなかった。

 買い物の回数を減らせば賞味期限の長いものを選ぶ。例えば牛乳を買うとき賞味期限の3日先が手前にあっても、その奥側が4日先なら奥側を買っている。店が商品を補充するとき、賞味期限が先の物を奥側に置いているのを見かける。どちらもどっちということだろうか。

 こんな掲示が店頭にある。「すぐに食べるなら手前をえらぶ。『てまえどり』にご協力ください」。これは食品ロスを目指す消費者庁、農林水産省、環境省の3省庁連名のチラシ。店の展示方法は客に申し訳ないという気持ちの現れたような掲示でその気の使い方に苦笑する。食品ロスを目指す願いは良く分かる、コロナが終息すれば少しはよくなるかもしれない。農水省は、賞味と消費期限を良く確かめれば食べ物をむだにすることもありません、としている。

 (虚位の575) 消費より賞味確かめかごに入れ
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蔵元の大杉玉

2022年04月15日 | 地域

 TVの旅番組で酒の蔵元が訪問先になると杉玉が軒に下がっている。それほど日本酒は飲まないが、それでも蔵元とそこで作られた酒に何となく歴史を感じさせるものがある。杉の葉を集めてボール状にしたこれは、お酒の神様を祭る大神神社の文化が全国に広まったという。新酒ができた、そう知らせるらしい。

 市内の銘酒黒松の村重酒造には酒蔵のシンボルとして敷地に入った右側に「大杉玉 玲龍」が飾ってある。 2009年、主力ブランドの50周年を記念した初めて作られたという。3年ぶりに作り変えたという杉玉、明後日の同社の酒祭りで披露されるそうだが、通りかかったので断りを言って撮らせてもらった。

 見上げるとその重厚さをひしひしと感じる。球形のそれは直径5㍍、重さは何と3㌧というから、軒下に掛ける何倍もある。ここの酒祭は何度か見学したが、車を運転してのことで試飲も含め一滴も口にはしていない。酒どころ広島からも団体さんの貸し切りバスを見たことがあり、いつも賑わっている。

 この蔵元のそばを錦川の支流が流れている。水は酒作りには切り離せない関係にあり、市内の蔵元は何れも錦川の恩恵を受けている。この自然の恵みは永遠に守らねばならない。しかし、この錦川の源泉となる中国山地に大がかりな私的な工事計画があるという。環境破壊は許されない。

 (今日の575) 熱燗も冷も美味いぞ日本酒は
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降り出した雨

2022年04月14日 | 生活・ニュース

 昨夜、天気予報は夜から雨が降るかも、そんな予報に期待しながら眠りについた。というのは、先日の日曜日、仲間との共同農園にいくつかの苗植えをした。畑は乾燥しており全員で雨を期待しながら作業終えたていたから。4時ころバイクの音で新聞が来たことが分かった。

 5時に新聞を取りに出る。新聞は雨よけのポリ袋に包まれていないし期待の雨は降っていない。空はどんよりしている。それから15分ほどして雨音が聞こえ始めた。新聞は配り終えたかなあ、他人事ながら気になった。夜明け前の静かな時ではあるが、雨音がなにか心地よいのは雨を待っていたからだろうと思いながら新聞を読む。

 雨はひと休みしながら降り続いた。10時ころだった、我が家の横を通る三セクターの錦川清流線発の「大雨のため一部区間徐行運転を行います。安全確保のためご理解ください」という知らせが入った。確かに、沿線の一部に強い雨域の地域がある。創業以来、赤字続きの地方の小さな三セク、事故でも起こせば経営の大きな負担になる事はよくわかる。安全最優先でと願う。

 狭庭に植わっている何でもない花などにも、このところの季節外れの最高気温などから水をしっかりやっていたが、今日はその手間が省ける。ただ、咲き誇っている薄いピンク色の椿が、雨に濡れ重くなってかいくつも落ちる。まあ、これも自然のいとなみ、雨が上がれば取り除いてやろう。一日、静かないい雨だった。雨滴のついた薔薇もしっとりしていい感じだ。

 (今日の575) 雨を待つ年に何日あるのやら
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カープ三昧

2022年04月13日 | 生活・ニュース

 太平洋の彼方での鈴木誠也選手の活躍がニュースになる。民放の昼のニュースで早くもホームラン3号と映像入りで流れる。大谷選手の戦績前に放送されるとは、カープフアンとしては嬉しいことだ。始まったばかりのシリーズ、お互い競い合ってアメリカのプロ野球を盛り上げて欲しい。

 さてカープ、昨夜のヤクルト戦で負け、首位陥落となった。ここまで16試合10章5敗1分け勝率0.667、首位と半ゲーム差で巨人に続いている。カープに勢いがあるのが鯉のぼりの季節まで、自虐的に使ったこともあるが、今年は素人の感ではいい出足のように思える。もう、何十年もテレビ座席での観戦になっているが、何歳になっても勝てば翌日の地元紙の朝刊が待ち遠しくなる。

 「我が家はカープフアン」、口には出されないがそう宣言している家がある。毎年、カープの飾りが玄関側のスペースに置かれることから分かる。今年は等身大のスライリーとカープ坊やが登場した。手作りにしては良く出来ており一見の価値がある。先日は錦帯橋付近を散策中の観光客が並んで記念撮影、熱心なカープフアンアだろう。

 大竹市出身で今は千葉県在住の高校時代の級友から手紙が届いた。観音の県営球場時代からのカープフアン、千葉にいるが、カープの試合は良く見に行くという。手紙の最後に「人生最後の贅沢としてカープ三昧」を計画中という。ひと月、カープの全試合を追っかけることを計画中という。この姿勢にカープは応えてくれと願う。

 (今日の575) 登校の児童の帽子赤とC
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買物カゴの除菌

2022年04月12日 | 町かど

 3月26日、米国から成田空港に到着した旅客から「XE」が初めて検出されたと報じられた。XEはオミクロン変異株のBA.1とBA.2が交ざった物で感染速度はBAよりも高いという。1月に英国で初めて確認された変異株。今、第6波の全国の新規感染者の減少は止まっている感じだ。
 
 今日の地元紙でが「中国地方 第7波か」の見出しで中国各県の状況を報じている。第6波のピークだった1月下旬から2月中旬にかけて減少していたがそこから1カ月横ばいとなっていたが、3月下旬から増加が目立つとし、人の往来や行事が他の時期より多いことが影響かとしている。

 第7波が来る、多くの専門家は早くから予測していた。「すでに第7波として捉え対応が必要」という医療関係者、「第7波に入った」という知事もある。基本的な感染防止対策を呼び掛けながら、Go To Eatキャンペーンはほぼ全国で再開され、国のワクワク施策も始まるが、感染拡大の心配が気苦労で終わることを願っている。
 
 コロナ以降、スーパーで買い物カゴの手持ち部分を消毒する人が多くなった。あるスーパーでは「紫外線照射でウイルスを除菌」としその説明に「買い物カゴに紫外線を照射することによりウイルスを除菌します」とある。除菌済み表示のカゴは入り口に積まれている。ボックスに入れ30秒照射で除菌完了という。細かいとこまで気配りの一方で、旅に行け食べに行けとラッパの音、GW明けが心配だ。

 (今日の575) 感染の7波のうねり間もなくか
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ハイ ポーズ

2022年04月11日 | 自然 季節

 6日朝の5時過ぎ、ツバメの鳴き声が聞もえる。上空を見まわすが姿は見えない、しばらく待っていると向かいの屋根の陰から飛び去る2羽が見えた。声が聞こえなくなった。翌朝の同じ時間、勝手口で鳴き声がする。見上げると近くで一番高い電線に止まっている。

 日の出前、薄暗く無理かと思いながら、スマホをナイトモードに切り替え撮るも、写りはツバメと断定するのは無理だと断定する。9日の昼前、勝手口でツバメの鳴き声がする。屋敷の境界に平行する電話線に、白い腹面を見せとまっている。尻尾は燕尾服、撮ってくれというポーズ、数枚撮ったところで飛び去った。

 ブログを繰ってみると、昨年も同じ位置でツバメの初撮りをしている、それも同じ9日だった。声を聞き、姿は見ているが撮れたのは偶然同じ日だった。昨年の丸まった1枚より今年の写真はツバメらしい姿に写っている。燕尾服の裾も二つに割れハッキリしている。

 ツバメ、春に飛来し家の軒先などに巣を作り子育て、秋になると暖かい南方へ帰って行くというのが日本滞在中のようすで、誰にも好かれる鳥。晴れた日は高く、雨や曇りの日は低く飛び餌を捉える。あの猛スピードの飛翔でよく捕らえると思いながら毎年感心している。ツバメのような早業に、と歌われるのは牛若丸、いつから知られている鳥なのだろう。

 (今日の575) 初ツバメ挨拶回り忙しそう
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