AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

秋P発言に物申す!(ピーナッツ)

2014-05-04 15:35:16 | 秋元康発言
3日のデイリースポーツより、こんな記事。

『秋元 康氏、指原のセンター獲得は「困った…」
山本 彩にも”苦言”』
AKB48グループの総合プロデューサー、秋元 康氏(56)が 3日、大阪市内で、元サッカー日本代表の中田英寿氏(37)との対談イベントに出演。
HKT48・指原莉乃(21)や NMB48・山本 彩(20)ら バラエティー系センターの活躍が 想定外だったことを明かした。
「僕の中で、アイドルの王道は、前田敦子だった。ボケない」と 秋元氏。
このため、昨年、AKB総選挙での指原の1位獲得時を
「困った。当初、予定していた曲も王道だったし」と 回顧し、山本 彩に関しても「関西の子で、かわいいのに 何か振られると 必ず ボケたがるから」と苦笑いしていた。

”いやいや”と。
”そんなもん 知らんがな”と。
”そんなん言うんやったら、総選挙なんか辞めたらいいやん!”と。
指原に失礼。今年、1位になる子に失礼(”王道の子”だったら除外?)。指原や山本のファンにも失礼。みんなに失礼…。+ 前田敦子は、迷惑。
”あなたの彼女探し、手伝ってんじゃないよ!”と…。
また、
”それが、山本 彩の良さやんか!”
それに、
”そんなこと言ってたら、関西出身の子は、みな 立候補しちゃいけないことになるぞ”
負けるな、指原! 気にすんな、山本!
しかし、秋元 康、時々 こういうこと言うな…安全な場所でさ~。
ちょっと、腹立ったな。
コメント (7)
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秋P発言は、中途半端(ピーナッツ)

2014-03-01 00:08:46 | 秋元康発言
「読売グループ内の人事異動」…
これは、プロ野球…2003年のオフに、原 辰徳監督が辞任を発表し、と 同時に、堀内恒夫新監督が誕生 & 就任した…あの時、あの時の渡辺恒雄(ナベツネ)の発言だ。
で、僕、思うんだけど、秋P…これぐらいのこと…言った方が良かったんじゃないかなぁ~?ってさ。つまり、
「48グループ内の人事異動です」…。
ただ、AKBには、10代の子も多いわけで、だから、そこは、配慮して、このセリフの後に、秋Pなりのフォロー & 熱い想い & 若干の説明…とかをプラスってのは、必要だと思うんだけど…。
とにかく、これ、いつも思うんだけど、秋P…なまじっか、作詞とか出来るもんだから、毎回、その発言具合が、中途半端だなぁ~って思ってしまう。
ていうか、「鉢植えの置き換え どうのこうの…」って…無いわ~。中途半端この上ないわぁ~。
プロデューサーとしては、なんか違うかなぁ~? とか思うのです、ハイ。
で~ 僕、実は、秋Pって、本質的には、ナベツネに似てる…と思ってるのね。考え方とか思考回路とか…ね。
だから、いつも、こんなこととかも思ったりしています。
"秋P…お願いだから、「分をわきまえなきゃいかんよ、たかが選手が…」とか、そんなこと…は、これっぽっちも思ってないよね。いや、思っていませんように…"って。
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教授の質問:何故、前田敦子がAKB48のセンターだったのか(ナッキー)

2014-01-05 21:29:21 | 秋元康発言
教授の質問:何故、前田敦子がAKB48のセンターだったのか(ナッキー)

このブログの読者で、AKB48を最近見始めた方がいる。
ニックネームは教授。
私とは古くからのアイドル鑑賞という趣味で知り合った友人なのだが、80年代を最後にアイドルをほとんど見ていない。
つまり、タイムマシンに乗って23年後の日本にきたようなもの。

第一の質問は、「何故、前田敦子がAKB48のセンターだったのか」
これは反語なのです。センターになるべきではないルックスの前田敦子が何故センターだったのかという質問。
昔からのアイドルファンとAKB48の話をすると、10人に9人が「前田敦子のセンターはない」と言います。
言わなかった一人がときめき研究家さん。
総選挙分析ライターさんは、言わなかったが(センター前田OKという珍しい人だが)、彼はAKB48が好きになったアイドル一号。昔のアイドルは知らない。

この話題に対して、前田敦子はセンターになるオーラがあったという答えが、プロ前田。
アンチ前田は、
センターにふさわしくなあった、センターになるべきではなかった、から、
秋元康が、前田敦子というセンターにふさわしくないメンバーをセンターにして、もしAKB48が売れたら、「センターが可愛いからではなく、秋元のプロデュースが成功したから」と自慢したかったまで、いろいろある。

11月9日のNHK、AKB48ショーでは、センターを解説しながら、
秋元康は一番センターに向いていないという理由で、アイドルとして未完成だった前田をあえてセンターに指名した。」
これは秋元康の公式見解。

このブログの基調は、アンチであり、前田敦子がセンターは不思議。秋元康自慢説は有力。
しかし、私は、「AKB48がなくなっても、アイドル文化は継承されるから心配はない」とは思うけれど。(ナッキー)という記事を書いて、一つの事実に今さらながら、気がついた。
Quote
(ときめき研究家)アイドルの輝きは一瞬。その輝きを見い出し味わうことこそアイドリアンの真髄。
(ナッキー)テレビではこれが難しくなっている。売れないとテレビに出ない。売れた時に輝きが衰えている。代表例として前田敦子。
Unquote

私は無意識のうちに、前田敦子は、アイドルとして魅力的だったと書いている。
AKB48が頻繁にテレビに出るようになる前の前田敦子、ひまわり組公演の頃シアターで見た前田敦子は、アイドルとして魅力的だった。(センターとしてふさわしかったかは、ここでは問わない)

秋元康発言も、秋元康自慢したかったから前田センター指名説も、
前田敦子がアイドルとして魅力がなくなってから、AKB48が売れて魅力のない前田敦子が頻繁にテレビで歌うのを見るようになってから、ねつ造されたもののような気がしてきた。

ひまわり組公演の頃の前田敦子は可愛かった。この事実だけで十分。
センター議論は、アイドルとしての前田敦子の本質を見失う。

前田敦子はセンターになってしまったっから、アイドルとして魅力がなかったという印象が残ってしまった。
センターになっていなかったら、おニャン子クラブの永田ルリ子のように、可愛い伝説が残ったかもしれない


ナッキー

前田敦子に関する記事、「苦役列車の観客の少なさ」をトップ、それ以外は古い順にリンク
前田敦子ファンは一体何をしているのだろう。総選挙でお金を使うこともなかったはずなのに、CD1枚とほぼ同じ料金で鑑賞できるのだから、「苦役列車」を2回、3回と繰り返し見ればいいと思うのだが。

もしドラ映画鑑賞(ナッキー)フレッシュをキャッチフレーズにしている、峯岸みなみは、高校生を演じきっていましたが、前田敦子は、少しきつかった。特に制服のシーンが。ジーンズをはいて、本屋でのシーンは、カジュアルな服装のセンスがよく、輝いていました。

「もしドラ」鑑賞記(ときめき研究家)興行成績はいまひとつのようなので、前田ファンは、CDを1枚多く買ったと思って、映画館に見に行くべきだろう。

前田敦子の卒業は、宝塚トップスターの退団と同じ(ときめき研究家)2012-4-12 AKB48が宝塚のように100年続いて、芸能人の供給源となっていくことを狙うとしたら、このタイミングでのトップ交代は賢明な判断だと考える。今後の前田のソロとしての活躍と、残ったメンバーの活性化がうまく行くことが条件になる。

秋元康にとって前田敦子は特別な存在(ときめき研究家)2012-5-14 『今 君といられること』も、間もなく卒業してしまうまでの貴重な時間のことを歌っているようだ。「来年のことなのに 卒業近づいてきた」という歌詞がそれを暗示していたのだ。

前田敦子のファンはいないのだろうか、アイドル時代は、「ものすごかった」(KC)

普通の女の子がアイドルとして人気が出てしまった前田敦子(KC)

前田敦子の不思議な魅力、それはダンスでもなく、秀でているからでもない(KC )

前田敦子の不思議な魅力、それは「色がない、素の魅力」(KC)

AKB48の一員だから前田敦子を応援した。AKB48でなくなった前田敦子は応援する意味・価値がない。引退は詐欺だ、というファンの声

「ファーストラビット」を再評価(ときめき研究家)2012-10-5 危険も省みず、夢に向かって駆けていくパイオニアたる「ファースト・ラビット」は、もちろん前田敦子そのものだ。しかし、「ファースト・ラビット」は前田敦子だけではない

兒玉遥は、前田敦子の踊りは大きくない、と評した。前田敦子は自分が自分のアンチ。(KC)

映画「苦役列車」 本当に見て欲しい時に…君がいない(ピーナッツ)

前田敦子、BRUTUS表紙 自分は「嘘の塊」だと思うと、発言(KC)

前田敦子の声に強いアイドル性(KC)

2012年AKBグループ楽曲ベスト10(ときめき研究家) 『君は僕だ』(前田敦子)。吹っ切れたような前田の歌唱が素敵な1曲。「君」と「僕」が何を指すのか、色々な聴き方ができる歌詞だ。『ファーストラビット』(AKB48)。これも結局、前田敦子のことを歌った曲だ。MVでは、そこには映っていない彼女の存在感ばかりが強調されているようだった。

前田敦子の後継者は梅田綾乃である。2012年見逃した君たちへDVD「恋愛禁止条例」 13期研究生(ナッキー)

「指原莉乃1位にしらけた」に反論、前田敦子よりずっと可愛くてアイドル性が高い(KC)

指原莉乃と前田敦子の似てるトコ(ピーナッツ)

『クロユリ団地』は、あまり怖くないホラー映画。(ときめき研究家)

「クロユリ団地」前田敦子よかったです。(ナッキー)

あまちゃん、アメ女国民投票は、アイドルの順位とはこうあるべきというモデル(ナッキー)本来、前田敦子は、一回だけ1位になる人材であったことを、あまちゃんの有馬めぐが暗示している。

前田敦子は、「普通の女の子に見える」アイドルであり、「本当に」普通の女の子ではない。ナッキー

『タイムマシンなんていらない』。世界一幸福なラブシング。(ときめき研究家)

山下監督の女優前田敦子評(KC)『私を見て』という押し付けがましさがない。

『もらとりあむタマ子』。だらだらとした至福の時間を楽しんだ。(ときめき研究家)AKBグループのファーストラビットである前田敦子が、卒業後にどのような活躍をするのかは、見届けたいという思いがある。

「前田敦子はキリストを超えた」感想(ナッキー)AKB48ファンとして、ひまわり組公演の時の輝きの前田敦子の印象のまま、消えて欲しかったという想いはある。

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センターにいちばん向いてないな、と思ったからです。前田敦子センターの理由、秋元康発言

2014-01-05 21:28:16 | 秋元康発言
一つ前の記事でNHKが引用した秋元康発言の原典を見つけました。

田原:ここで、メンバーたちの話を聞きたい。センターを務めて今回卒業した前田敦子さんは、なんでセンターだったんですか。もっと歌や踊りのうまいかわいい子がいるのに、なぜ秋元さんは彼女に目をつけたんですか?

秋元:センターにいちばん向いてないな、と思ったからです。ファンはアイドルに「シンデレラ・ストーリー」を求めているんです。いじめられたり、ぼろを着て雑巾がけをさせられたりして不遇だった女の子が、お姫様として大成功する物語をね。
 AKBは、はじめはこんなにダメだったけど、やっと自分の応援でここまできた。それをファンは体験したい。だったら最初からすごい美人やお姫様ではダメじゃないですか
 AKBのオーディションで、残念ながら僕がことごとく落としてしまうのは、完成された女の子たちなんです

田原:はい、完成された子は落とす。

秋元:プロダクションをいくつも渡り歩くとか、そこそこ経験があるという子たちは、ことごとくどうなっていくか想像できてしまう。僕だけじゃなくてファンのみなさんが見ても、この子は器用だから自分がいなくても伸びていくだろうなと思える。それはつまらないからAKB48にはいらないというのが、僕のプロデュースです。
 それであるとき、何も分からない無垢な14歳の前田敦子に「君がAKB48のセンターで歌うんだよ」と言ったら、彼女は大声を上げて泣きながら「嫌だ」と言った。ほかの子たちはみんなセンターになりたいし、ソロ曲がほしいんです。僕のプロデュースで、その子がセンターに立つかソロ・デビューして“にんまり”しちゃうと、そこからはもうドラマが生まれないんです。だから前田敦子しかいない、というのがありました。

田原:だけどお客さんには、彼女が嫌だと大泣きしたことが分からないでしょう。

秋元:いやいや、ファンのみなさんは、その微妙なところをずっと見ていますよ。それこそが、たぶんAKB48がAKB48劇場で毎日公演することの意味なんです。
 毎日やっているからファンは、例えば「今日のあっちゃんはなんだか暗い。おかしいぞ。きっと何かあったはずだ」と気付く。それをブログで書いたり、なぜだという推測が掲示板で飛び交ったりする。1週間ほど経つと誰かが、どうやら彼女はレコーディングしたらしいとか、センターの話をもらったとき大泣きしたらしいという情報をつかむ。その話が広がって、みんなまたいろいろ妄想するんです。ファンのみなさんは、ステージと客席との境界線をなんとか越えようとします。ステージではダイレクトに明かされない情報に、ものすごく敏感ですね。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1302/26/news006_2.html
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秋元康×大島優子対談と指原莉乃(総選挙分析ライター)

2014-01-04 18:12:54 | 秋元康発言
秋元康×大島優子対談と指原莉乃(総選挙分析ライター)


本日1月4日発売の雑誌AERAにAKB48グループ総合プロデューサーの秋元康氏と大晦日の紅白で卒業を発表した大島優子との対談が載っていた。

そのなかで秋元氏が大島に卒業のことを聞いている箇所があった。

そこには大島が抜けたポジションをぶんどりあうメンバーの姿を期待する大島に対して、その予想を否定し、せいぜい「しめた」と思うのは指原くらいで、渡辺麻友ですらも大島のポジションに入ったら「AKBがパワーダウンしないか」という不安があるので「(しめたと)やや思う」くらい。指原は「AKB48のパワーがダウンしようが、自分がそこの中心でありたい人」なので「不安がない」から「しめた」と思うとの秋元氏の話が載っていた。


(秋元)いずれ「卒業したい」と思う。
(大島)はい
(秋元)優子が自分の抜けた穴がどう埋まるかは考えなくていいんだ。たぶん大島優子の穴も、前田敦子の穴も、絶対に埋まらない。大島優子っぽい・・やつも、前田敦子のような・・子も絶対現れない。・・それでいい。AKB48のような団体では不思議な化学反応が起きて、指原莉乃みたいなやつがぴょんと出てくるんだよ。
(大島)・・私がいなくなったポジションを巡って・・みんなが「やった、空いた!」って奪い合い、ぶつかり合うのを楽しみにしているんです。
(秋元)僕の予想ではそれは、ない。
(大島)えー
(秋元)大島優子の存在が大きすぎる。 「しめた」と考えるのは指原くらいだと思う。
(大島)まゆゆも思わないかな?
(秋元)まゆゆも、やや思う。
(大島)やや(笑)
(秋元)でもまゆゆはとても頭のいい子だから、「空いた」と思うと同時に、そこに自分が入ってAKBがパワーダウンしないかなって考える。その不安が指原にはない。
(大島)確かに。
(秋元)指原はAKB48のパワーがダウンしようが、自分がそこの中心でありたい人。
(大島)ハハハ。そんな感じも以前はなかったんですけどね。変わりました、いつからか。
(秋元)あいつはおもしろいよ。


以前秋元氏は12年1月に発売された「指原莉乃 1stフォトブック さしこ」の中での指原との対談で「エース(センター)というのは10人中9人を敵に回しても平気、言い換えれば、周りに先輩とか年上のメンバーがいて2つの寿司があり、1個がウニ、もう一つがカッパ巻きのとき、周りに気兼ねせずウニを食べることができるマイペースさ(スター性)」がないのならセンターにはなれないと指原に言っており「ハートの強さ」を強調していた。指原莉乃 秋元康との対談・・「1stフォトブック さしこ」より 120121

つい最近、指原は秋元氏を食事に呼び出しておきながら30分で帰ってしまうという暴挙?を行い秋元氏の逆鱗?に触れたようだが、秋元氏はこのような指原の総合プロデューサーを無視するマイペースさ、ならびに一昨年のスキャンダルを乗り越えたハートの強さが背景にあって大島との対談のなかで「「しめた」と考えるのは指原くらいだと思う」と語ったのかもしれない。

一方で、指原はCDTVの出演が終わった正月元旦に以下のような大島卒業への思いをググタスに載せていて大島卒業後にAKBが「だらだらしたグループにな」るのではないかと真っ先に「不安」をのぞかせている。筆者が知る限り大島卒業後の「不安」を文字にしたためた選抜メンバーは指原だけであり、秋元氏が指原は「不安がない」から「しめた」と思うという予想とは大きく異なっている。

「ゆうこちゃんが卒業発表しました。卒業発表したあと、涙が止まらなかったです。気持ちは落ち着いたのですが、考えは定まってません。ゆうこちゃんは私たちにとって、精神的な支柱でした。辛いときも、ゆうこちゃんがいつも笑顔で私たちを引っ張って行ってくれました。ゆうこちゃんが一生懸命がんばって引っ張って行ってくれてるから、他のメンバーの独特なキャラクターが成立すると指原は考えてます。←もちろん自分自身のキャラクターも。だらだらしたグループになっちゃうんじゃないかって、少し不安です。ゆうこちゃんがいつ卒業するかわからないけど、みんなで話し合いを重ねて意見を合わせるしかありません。。がんばろう。」
「大島優子卒業 メンバーの反応」 140101


某新聞には秋元氏と大島の対談により、大島卒業後の後継者は指原、渡辺麻友と予想していたがどうだろうか。対談を読んでいるだけではそうともとれるし、そうともとれない微妙なところなので、今後の展開が非常に興味深い。


以上



「指原莉乃のすべての関連記事」
「AKB48グループメンバー記事一覧」
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AKB48は10年で終了?(KC)

2013-01-22 00:00:05 | 秋元康発言
AKB48は10年で終了?(KC)

AKB48が始まったばかりの頃、秋元康がインタビューに答えて、
「どんなに赤字でも、AKB48は10年続けます。」

と言っていたことを思い出した。仙台に新グループの記事を読んで。
この発言を私が読んだのは、「48現象」という本だったと記憶する。

売れてしまったAKB48だが、秋元康は2005年当時の発言を逆用して、
2015年12月7日(デビュー10年目の日)に、AKB48は活動を停止する
のではないか。

その時に、名古屋・なんば・博多・仙台のグループは継続してほしい。KC


ネット記事を引用:

「東北発☆未来塾」秋元康講演会in仙台で発言

客「復興に絡めて、仙台・国分町にアイドルグループを作る構想はないのですか」

秋元「そういう声は多いし、実際に引き合いももらった。でも第一にまだそんな雰囲気ではないのではないか(不謹慎かも)。
そしてやるなら1つ条件をつけたくて、 完全無料でやりたいと思っている。だからほかのグループより、もっと気軽に見られるようなグループにしたい。
しかし無料で継続的に回していく仕組みづくりがとても難しく、難航してる。 でもプロジェクトは動いてますよ。期待しててください」
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つかこうへいがAKB48の原点・秋元康発言(KC)

2012-08-24 00:00:24 | 秋元康発言
つかこうへいがAKB48の原点・秋元康発言(KC)

8月19日毎日新聞一面と四面に、秋元康のロングインタビュー。

高校生の頃の日記に、つかこうへいの芝居「熱海殺人事件」「ストリッパー物語」のタイトルが並ぶ。
秋元康:ああ、みてましたね。つかさん。
それがAKB48の原点だったとも。
秋元康:2003年だったかなあ。すし屋のカウンターで仲間に話したんですよ。
小さな劇場を作って、毎日毎日アイドルがそこで公演していたらすごいよって。
口コミでじわじわファンが広がっていくみたいな。まさに小劇場の世界。
テレビの対極がやりたかった。
でも思ったよりブレークが早かった。たった二ヶ月で満員になってしまったから。

感想:小劇場からブレークの話は何度も読んでいるが、つかこうへいを原点とした、こじつけは初めて読んだ。

一面には、プロフィールは1956年浮かれになっているが、本当は1958年生まれと。
このブログのライターでは、ナッキー氏が同じ年の生まれ。

KC
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島崎遥香のサンドイッチ、コストと妥協、プロとアマチュア、仕事と遊び(KC)

2012-02-22 12:30:10 | 秋元康発言
島崎遥香のサンドイッチ、コストと妥協、プロとアマチュア、仕事と遊び(KC)

秋葉原のAKBカフェで、メンバーの企画するメニューを出すという企画。
まず、ぱるるぐぐたすを引用。昨日の公演終ってからアップされていた。

--------共有--------
島崎遥香
今日の公演後にブルーベリー生クリームサンドイッチを試食させてもらったよ!

凄く美味しかったんだけれど使っているパンとブルーベリージャムがお母さんのとは違う感じがしたので今後、近づけてもらえるようにできたらいいなと思います♪

今度の公演の時にお母さんに作ってもらってスタッフさんに食べてもらう予定(´▽`)ノ

それにしてもお母さん、販売されて凄く嬉しそう♪\(^o^)/
なんだかはりきってる!

ちなみにこのサンドイッチの決めては食パン。
白いふんわりに限る!!


感想: 島崎遥香本人が、カフェで試食しているが、こういうのは、別室(スタッフ室)なのか、客席なのか。客席だったら、見てみたい。

--------------------
次に、秋元康(やすす)ぐぐたすを引用。

2012-02-22 08:33:07

業務連絡。

AKBカフェのスタッフへ。

島崎ママの味をちゃんと再現するまで、
メニューに出さないでください。
島崎が、「ママの味だ!」と合格を出すまで、何度も挑戦してください。


感想:  AKB48とは、儲からなくてもよいから、お客さんが喜ぶものを提供しようの精神。

素晴らしいアイドルを見せてくれることと、「ママの味」を提供しようとすること。

ただし、プロなので、仕事として、儲けなければならないので、どこかで妥協しなくてはなない。

アマチュアなら、遊びなので、コストをかけて、満足を追求できるけど。

秋元康が言っているには、プロとして儲けなければいけないけど、限界まで挑戦しろ、ということなのだろう。

それと、遊びの精神を失ったら、人気は落ちる。

KC
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スポニチ牧元一記者のAKB48評価 その2 曲を評価(KC)

2012-02-12 05:17:39 | 秋元康発言
スポニチ牧元一記者のAKB48評価 その2 曲を評価(KC)

スポニチ牧元一記者のコラムより引用。

ファン以外はなかなか言わないが、AKB48には名曲が少なくない。
今日が最終日の「リクエストアワー セットリストベスト100」も、“選ぶべき曲”が存在するからこそ、成り立っている。

秋葉原の劇場で久しぶりに公演を見た時、「夕陽を見ているか?」を聴いて、思わず胸が熱くなった。
耳慣れていないこの曲で感動したのは、楽曲が持つ力の強さのためにほかならない。

秋元康氏は、「昭和歌謡全盛の頃のヒット曲は誰もが口ずさめたが、今はそうでもない。だからこそ、誰もがふと口ずさんでしまう歌を作りたい。」と語る。

現在は、物量的な評価が先行しがちなAKBだが、もっと質的にも評価されてもよいと思う。 引用終わり


「夕陽を見ているか?」が感動的な曲かどうかは意見が分かれるところだが、
AKB48の曲(秋元康の表現を借りるなら「歌」)が、質的によいことを、新聞記者が理解できているとは、少し驚いた。

一般的な印象だが、売れるようにつくってあるシングル (RIVER、Begginer、フライングゲット、風は吹いている のようなJ-POP的な曲を指す)は、売れ線であざといが、感動的ではない。

シングルの中で、秋元康が、「売れなくてもよいから、自分が好きな曲」 (ポニーテールとシュシュ、Everydayカチューシャ のようなアイドルポップス)をシングルにした曲は、名曲であるが、感動的ではない。

感動的な曲を聴くには、シアターで、セットリストを聴くとよい。
きちんと取材している新聞記者には、分かるようである。

AKB48は結果として売れたのだが、たとえ売れなかったとしても、アイドルの名曲を多数世に残した「質的」な評価をされるべき。
物量的な総選挙とか、握手会だけが、語り継がれぬように、
アイドルの名曲を歌ったグループであることを、語り継ぐのは、ファンの責務なのかもしれない。
そうしないと、50年後の日本人は、AKB48がどういうグループであったかを、誤解するかもしれない。

KC

追記:秋元康のGoogle+より引用。
やすす的ベスト5
5位「アイスルトイウコト」
4位「桜の木になろう」
3位「ダルイカンジ」
2位「桜の花びらたち」
1位「夕陽を見ているか?」

2012年1月25日午前2時23分現在。
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秋元康発言、facebookで絶賛されている(KC)

2012-01-16 23:25:02 | 秋元康発言
秋元康発言、facebookで絶賛されている(KC)

このブログでは秋元康のインタビューなどで、何か新しい発言があると、紹介している。
読者より、「Google+の秋元康発言が、facebookで絶賛されているけど、本ブログではとりあげないのか」とのコメントあり。

ことらのポスト文末に要約して引用。

このGoogle+ポストは、読みましたが、今まで秋元康が繰り返して言っていることと変わりがなく、新鮮味がないので、本ブログではとりあげなかったが、よく読むと、精神論ではなく、具体論が書いてあり、有益な情報である。

こちらの記事では、「秋元康がgoogle+で、AKB48の「非」選抜メンバーに贈った言葉が名言」と書いてあるが、名言というほどではないので、こちらは秋元シンパがあげた評かもしれない。KC

以下要約引用。
*************************
成功するためには、何が必要か?
………運です。
僕はこの38年間、スターと呼ばれる人たちを見て来ました。
僕も何人もプロデュースして来ました。
そこで見たものは、運です。
どんなに実力があっても、
運がないとスターにはなれないのです。
じゃあ、努力をしていても無駄なのか?
努力は報われないのか?
そんなことはありません。
努力は必要です。
言い方を変えれば、
努力は成功するための最低条件です。
みんな、必死に努力して、
じっと、チャンスの順番を待つしかないのです。
大ベストセラー「もしドラ」を書いた岩崎夏海は、僕について16年後に成功しました。
僕のドライバーをやっている時も、
ずっと、小説を書いていたんですよ。
いつか、必ず、チャンスの順番が来ると信じなさい。
自分の境遇の悪さだけを嘆いていても始まりません。
頑張れとしか言えないんだ。
僕がチャンスを作っているのではありません。
僕からのチャンスを待っている間はだめですね。
「私だって選抜に入れば…」
「私だってドラマに出れば…」
「私だってコマーシャルに出れば…」
それがチャンスだと思っているかもしれませんが、それは違います。
それは、チャンスの出口です。
みんなに見つけて欲しいのは、
チャンスの入り口です。
例えば、松井咲子。
彼女のチャンスの入り口は、
音大に入ったことです。
趣味の域を越えているから、
代々木でコンサートをやった時、
「ポニーテールとシュシュ」を
弾いてもらったのです。
「TEPPEN」にも繋がり、
ぐぐたすで、さらにブレイクした
ということです。
アルバムを出すのは、
チャンスの出口です。
このアルバムを名刺がわりに
どう進むか?です。
選抜も、コマーシャルも、番組も、
僕が一人で決めているわけではありません。
最終決定権は僕にありますが、
いろいろなスタッフの意見を聞きます。
そこに、もっと、いろいろな名前が出て欲しいんですよね。
つまり、松井咲子のような小さな努力や運が見えて来ないんです。
今の自分にできることを考えなさい。
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秋元康発言 K-POP(KC)

2012-01-11 00:00:24 | 秋元康発言
秋元康発言 K-POP(KC)

こちらの記事で選抜総選挙分析ライター氏は

「KPOPは完成してから、ずっとずっとレッスンして厳しいのを超えて、それからスタートする。それから見る。AKBは初めから入ったところから見せる。未完成がおもしろい。」 という秋元康発言を引用しているが、別の機会に、秋元康がテレビで、次のように語ったそうだ。

「K-POPがプロ野球だとしたらAKBは少年野球レベル」

これは比喩がおかしい。
何故なら、AKB48はプロとして金をかせいでいるが、少年野球はアマチュアだから。
野球に喩えるとする、AKB48は、独立リーグか、女子プロ野球か。

ダンス・歌・顔が完成されたK-POPと、発展途上のAKB48を、対比させたいのだろうが、
秋元康が、この種の発言を、あまりに繰り返すと、あざとく聞こえる。
発言の趣旨には賛成だが、発言の機会を減らすべきだと、一ファンとして、感じている。



AKB48の話題ではないが、ネットでは、進行する間接侵略、電通とK-POPのように、K-POPがヒットしているのは、メディアを支配する電通が後援しているから、という説を見かける。

K-POPにしろ、AKB48にしろ、電通陰謀説は、話としては面白いが、虚構と考えた方がよい。

電通が後援すれば売れるというのは神話で、K-POPにしろ、AKB48にしろ、大衆に支持されたからこそ、現在のように売れているのである。

電通がやっていることは、売れない時期に後援し、売れたら手数料で儲けることくらい。
売れない時期に後援し、捨て金となった対象も多数ある。
これは売れるかもしれないと、唾をつける眼力が、将来の儲けを左右する。

K-POPは、売れるとふんで、投資しただろうが、
AKB48は、秋元康に、お付き合いで、投資したように思える。

KC
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指原キャンペーン中(KC)

2012-01-06 19:27:17 | 秋元康発言
指原キャンペーン中(KC)

クイズ、誰の文章か。

引用
テレビで指原推しと言ったら、みんなに叱られた。

プロデューサーが推しを公言しないでくださいと。

言い方を変えると、指原キャンペーン中かな。

ファミレスのストロベリーフェアみたいなものです。

今の指原は、すごいです。AKBは大所帯なので、一気にプロモーションすることはできません。

何かヒントがあれば、キャンペーンできるですけどね。

みなさん、いろいろ教えてくださいね。松井咲子、石田晴香、高城亜樹に期待。
引用終わり


指原と呼び捨て
文末の三人も、呼び捨ての上、期待    と。
書き方より、作り手側、あるいは評価する側と誤解されるよう。

しかし、これは、某メンバーのGoogle+

正解はコメント欄に。
しかし、本当に本人が書いたのか?

KC

訂正版

うーん!

いつか名前あげてもらえるように頑張るぞ(>_<)

と書いてある部分が、メンバーのコメントで、
引用した部分は、秋元康。

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AKB48の生みの親、秋元康氏に聞く

2011-12-29 00:00:00 | 秋元康発言
• 2011/12/29 15:01
AKB48の生みの親、秋元康氏に聞く



http://jp.wsj.com/japanrealtime/2011/12/29/akb48%E3%81%AE%E7%94%9F%E3%81%BF%E3%81%AE%E8%A6%AA%E3%80%81%E7%A7%8B%E5%85%83%E5%BA%B7%E6%B0%8F%E3%81%AB%E8%81%9E%E3%81%8F/

40年近くも芸能界に君臨する秋元康氏には、すべてを知り尽くした印象がある。演歌の女王、美空ひばりの生前最後のヒット曲の作詞から、ニューヨークでオノ・ヨーコとの映画制作まで、55歳のポピュラー音楽プロデューサーは芸能界の全領域をカバーしてきた。

そんな秋元氏にとってさえ今年は当たり年だった。同氏の大ヒット作「AKB48」のおかげだ。前途有望な「研究生」も含め、現在は総勢92人。今年は数々の 記録を打ち立てた。今年のシングル売り上げトップ5は全てAKB48の曲で、秋元氏の作詞だ。また、最新ヒット3作はすべて発売日に100万枚のCD販売 を記録した。ヒットチャートをはじめとする音楽情報サービスなどを提供するオリコンによると、AKB48の今年の総売上高は160億円を超えた。

AKB48 の姉妹グループをジャカルタや台北で展開するなど、海外進出にも積極的な秋元氏。すべてを自ら仕切る超ハードなスケジュールのなかで、ウォール・ストリー ト・ジャーナルのインタビューに応じてくれた。客が7人しかいなかった結成当初の状況からいかにここまで来たのか。米国も含めた海外戦略や、どうすれば1 日で100万枚のCDが売れるのか、などの質問にも答えてくれた。

以下は、インタビューの要旨。

――AKB48について聞いたこともない米国の読者に説明するとしたら?

アメリカのタレントは、厳しい何千人、何万人のオーディションから才能、タレントを持った人がそこで選ばれている。厳しいレッスンをして、「完成形」となってからOn Broadwayでも Off Broadwayでもステージに立つ。一方で、AKB48はそうではなくて、まだ途中を段階から見せるというところが新しい。(AKBは)完成されていない。つまり、歌とダンスはまだ完璧ではない「途中」の段階からデビューさせ、ファンに応援してもらい、その成長の過程を目撃してもらう。それがAKB48なのです。

――AKB48は今、日本で人気の韓国のガールバンドなどとどう違うのか。

K-POPと言われるものとの大きな違いは、AKB48は「未完成」のアイドルであるという点。ここが根本的に異なる点です。

――AKB48のビジネスモデルが機能する理由は?率直に言って、発売当日に100万枚のシングルをどうやったら売れるのか。

僕がよく会議で言うのは「刺さるコンテンツじゃないとだめだ」ということ。「刺さる」というのは何かというと、釘が刺さるとか、何とかが刺さるというように、人の心をつかむことです。例えばAKBの劇場公演は最初(客が)7人しかいなかった。それを僕はぜんぜん気にしていなかった。むしろ、この7人が本当におもしろいと思ってくれたかどうか、この7人に刺さったのかどうかが気になった。本当に面白いと思ってくれれば、その7人から確実に広がっていくからです。AKBはファンの心に刺さるものを持っていたことが、この成功に繋がったのだと思います。
一番近いのは、野球の熱狂的なファン。野球の熱狂的なファンは、優勝がかかった試合をなんとしても見に行くと思う、そういうような気持ちじゃないか。
もっと近くにいって、「応援しているよ。この間よりダンスうまくなったね、歌うまくなったね。髪をもう少し切ったほうがいいよ」といいった関係を築ける。
ファンの皆さんもプロデューサーなのです。この連帯感が多分楽しいのです。もちろんCDがAタイプ、Bタイプある。でもそんなことは他のアーティストもやっている。でもそれだけでは売れないでしょう。

――何人くらいのファンが1人で何枚もシングルを買うのか。熱狂的なファンがAKBの成功に大いに貢献しているので、数字が示すほどの成功は納めていないとの批判もあるが。

CDが100万枚以上のセールスを達成しているが、ここで大事なのは、コアファンの人達以外にも、AKB48のことを楽しそうだと思ってもらうことができ、より広い層の人達を取り込んで興味を持ってもらってきている、という点です。
AKBが面白いのは、それぞれの土地で同じように女の子を16人、20人、30人集めてスタートすれば、そこにまたストーリーが、ドラマが生まれますよと。AKBのコンセプトというのは、ユニークなフォーマットです。僕は先のことは考えない。まず、人が集まればそこにビジネスが生まれる。
キーワードは今の時代「誰かを応援したい」ということ。誰かを応援することによって自分もがんばる。つまり応援することによって自分もがんばれる対象を作ったことがAKB48で一番面白いことじゃないかと思う。例えばディズニーのアニメでそれを見ると勇気が出る。

――通称「業界の鮫」の由来は?

いろんなところで火事が起きたとして、僕が毎回一番燃えているところにいるとする。世間は僕のことを「奇遇だね。いつも最前列で火事を見ているね」と言うが、これは運などではなく、僕がしょっちゅう火をつけていることに原因がある。
火がついた時にコントロールしないこと。どっちに広がっていくかを見る。
初めはやはり渋谷とか原宿をイメージをしていたが、たまたまそこにいい場所がなくて・・・たまたま「秋葉原にいい場所ありますよ」とか。当時秋葉原が人気出てきた、つまりオタク文化としての秋葉原がすごく熱を持って、ちょうど秋葉原が盛り上がっていた。これは面白いかなと思った。

――秋葉原にこだわる理由は?

完成されたものだけでは面白くなくて、完成する手前を見せようと。たとえば、映画の世界で言えば、ある時から、「メイキング」が見えるようになった。みんな、何が起きているかをちゃんと見たい。でも、それをなかなか見せない。でもそこで何が起きているのかをやはり見たい。そこで一番下手なのは政治でしょう。政治はどういうことでこういう結論が出たのか見せない。

――AKB48の日々の運営にどの程度関与しているのか。歌を書いたり、歌詞を書いたり、スタジオにも同伴するのか。

全部やっている。まずメロディーをつめ、1つのシングル曲を作るのに、有名無名問わず、だいたい1000曲ぐらい集める。1000曲を毎日ずっと聞いて、この曲をこういうアレンジしたい、こういうアレンジしたいという曲を作って、それに僕が詞を書いてまず歌を作って、それからこれのプロモーションをどうしようかとか、例えばテレビ番組はどうしようかとか、今ではオンラインゲームはどうしようかとか、グッズはどうしようかとか、全部をやっている。

――自身としては実業家なのか芸術家なのか。

プロデューサーだ。AKB48のプロデューサーだ。プロデューサーは何かというと、AKB48という建物を建てる建築家ということになる。建築するわけだから、この壁の色をこうしようかとか、窓の形をこうしようかとか、照明はこれじゃあ強すぎるとか、全部考える。家具が入ったら家具の位置も考える。業者の人、それぞれの専門家の人が入ってきたとき、そこの窓はそれじゃないんだよとか、そのカーテン違うとかがあるので、全部を見なければいけない。

――AKB48の形式でアジアではどんな展開が可能か。

地元でオーディションをやって、地元の「ジャカルタ48」「台北48」をつくる。彼らは自分たちの言葉で歌い、自分たちに近い人たちがパフォーマンスするわけだから絶対人気がでる。そして、ジャカルタ48は今度は台湾でやりますよとか、台北48がジャカルタでやりますよとか、ぐるぐるまわって、最終的にはアジアの1番を決めるアジア版の総選挙をやって、みんなが見たい組み合わせを見る。日本のだれか、台湾のだれか、ジャカルタのだれかを集めたグループを見たいといったときにアジアが1つになる。そのころにはアメリカもイギリスもあれはなんだと、不思議なものがはやっているというふうになるんじゃないかと思う。

――誰もしくは何に刺激を受けているのか。

一番のキーワードは、知らないものに対するどきどき感。人はどんどん知らないものは無くなっていく。子供のころは知らないものだらけ。だから何を見てもどきどきする。大人になるとどんどんどきどき感がなくなる。僕が心がけているのは、例えばAKB48でもなんでもそんなもの見たことがないっていうものが一番どきどきする。こういう仕事をしているので、いまだに子供のようにどきどきしていたいからじゃないかと思う。

――西洋のアーチストで最も称賛しているのは?あるいは、コラボを考えるとしたら?

やっぱり、レディー・ガガがすごいと思う。ただ曲や詩がいいだけじゃ売れなくて、どれだけ時代を作るか、「movement」になるかだと思う。例えば、日本に来たときに彼女はエルメスのバッグを持ってきたが、まずあんな反体制な人がエルメスなどというコンサバティブなバッグを持っていること自体が面白い。さらに、日本の女の子にそのバッグにいたずら書きをさせ、それをかっこよく持っている。昔から大切にしているものに対して落書きをして、それをかっこよく持つということを考えたプロデューサーあるいはレディー・ガガというのが今の時代を象徴して一等賞を取れる。

――AKB48のコマーシャルは男性をターゲットにしているようだが、男性ファンを標的にしているのか。

そんなことは全く無い。火をつける時(一番始め)にはターゲットが必要だが、いったん火がついたらその勢いに任せるだけ。それは後、風が吹くまま。だから、全然AKBが男性ターゲットにCMをやろうなんて・・・むしろ何でもいい。AKBだけが出てれば良いというCMはやらず、AKBが出ることによって何かが起きるCMをやる。それがまたネタになって広がっていくという仕組み。だから、CMとしての何か燃える燃料がなかったらやらない。

――まず、どの層をターゲットにしていたのか。

もちろん、アイドルが好きだという人達。だから秋葉原の小さな小屋で若い女の子達が歌って踊って楽しいレビューを作る、「それが面白い!」という人達。最初に確かにCDを2枚、3枚買ってくれたのはそういう人達だった。重要なのは、今やAKBファンの95%が1回も劇場に行ったことが無い、行きたくても行けないという人達だということ。たとえば、皆キリスト教でエルサレムまでなかなか行けない。でも近くに教会があったらお祈りが出来るようになる。それは、もしかしたらインドネシアのジャカルタかもしれないし、台北かもしれないし、皆、もしかしたら総本山である秋葉原の劇場に来て見たいんだけど、それだけじゃなくて近くにこんなに素敵なものがあると、ここでやりたいという風に思うんじゃないか。

――AKB48のファンの多くが男性のようだが、こうしたグループを特にターゲットとしているのか。

ターゲットにはしない。僕は40年近くプロジュースしているが、そんなものをやるのは難しい。だって押し付けられている感じじゃないか。「あなた、こういうのが好きでしょう」と。大事なのは、火がついた時にコントロールしないこと。どっちに広がっていくかを見る。AKBはオールラウンド。全然どこかに偏っていない。男の子は普通の異性として疑似恋愛として、その可愛い、それからもうちょっと上の世代は応援したい、「自分の妹のように応援したい」「自分の娘のように応援したい」。ティーンエイジャーは恋愛対象で応援したい。AKBのファンの女の子は「自分もああいう風になりたい」「自分もああいうステージに立ちたい」と思う。

――10代の女の子たちがミニスカートや学生服を着ているAKB48のイメージは、米国民には奇妙に映る可能性もある。多くの人は、これは女の子に力を与えるイメージではないとみなす可能性もある。それについてはどうか。

例えばアメリカのショービジネスの人達に「これはアメリカでは当たらない」と言われたら自分は何よりもチャンスだと考える。当たるわけない、と考えられているものの中に必ずヒットが生まれる。エルビス・プレスリーは腰の動きがだめだと言った国だから、そういうのはあると思う。でも、そういう中にかならずヒットが生まれる。ビジネスマンだったらリスクを考えるけど、僕はビジネスマンじゃないから、クリエーターだから、それは最大のチャンスだ。

――AKB48は東日本大震災の被災者向けのチャリティーコンサートなどを開いているが、東日本の復興についての考えは?

一番は日本が東北と共生しなくてはいけないと思う。痛みを抱えながら、痛みを抑えてうずくまっていてはいけない。痛みを抱えながら、痛みを忘れてもいけない。痛みを抱えながら、どれだけ立ち上がるかということ。たかがアイドルかもしれないが、それでもできることがある。AKBが日本を救うなんてことは何も思っていないが、AKBですらできるんだから他の企業や他の人達がもっと頑張らなきゃいけないのではないか。


http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2011/12/28/the-man-who-made-akb48/ 

By Kenneth Maxwell and Andrew Joyce

In his nearly 40 years in showbusiness, Yasushi Akimoto has seen it all. From writing the last hit for enka legend Hibari Misora before her death, to making a movie in New York with Yoko Ono, the 55-year-old pop producer has covered all the bases.

But even for Mr. Akimoto, 2011 has been a banner year, thanks to his biggest creation — AKB48. The girl group, with a total of 92 members currently, including up and coming “research students,” has rewritten the record books this past year. All five best-selling singles this year were AKB48 songs, with lyrics by Mr. Akimoto. The last three hits sold a million CDs each on their first day of release. According to chart compiler Oricon, AKB48 grossed total sales of about $215 million in 2011.

On the cusp of plans for a major expansion of his project overseas, with sister groups in cities like Jakarta and Taipei, Mr. Akimoto sat down for a rare interview with The Wall Street Journal on the 26th floor of a block overlooking Tokyo’s Imperial Palace Gardens.

Shrugging off the odd sign of tiredness from the hectic schedule that coming with retaining personal control of all things AKB48, the producer discussed the origins of the group, gave his take on why it’s grown from a first audience of just seven people, mused on prospects for exporting his project far and wide, possibly including the U.S., and answered the key question:

How do you sell a million CDs in a day?

An abbreviated transcript of the interview follows.

How would you explain AKB48 to American readers who have never heard of them?

In America, performers are chosen through strict auditions of thousands of people, and those with the most talent have to go through difficult lessons and coaching before they’re “complete” and can finally stand on the stage. AKB48 girls are “unfinished.” In other words, they’re still not very good at singing or dancing. The fans are supporting the girls and cheering them on as they gradually get better – as they become the finished article – that’s what AKB48 is all about.

How does AKB48 differ from some of the Korean girl bands and other idol groups that are currently popular in Japan?

The biggest difference with K-Pop is the fact that AKB48 are “incomplete.” “Complete” means these groups make their debut after they have auditioned and practiced, but AKB48 are unpolished and fans can watch them progress—that’s the difference.

Why does the AKB business model work? In basic terms, how were you able to sell one million singles on the first day of release?

I often say we need to have content that is striking. What do I mean by that? It’s something that quickly grabs hold of you and doesn’t let you go. At first, there were only seven people in the audience at the AKB theater [for the band's first-ever show in its own purpose-built theater], and I wasn’t worried at all. All I wanted to know was whether those seven people liked what they saw. If they really liked it and were impressed, then I knew the number of people would grow. AKB48 are different from other ordinary artists in that they provoke this kind of feeling. That is one major reason why they have become so successful. I think the closest comparison is with die-hard baseball fans – they go to the key games no matter what it takes…it’s the same kind of feeling with AKB48. You can tell your favorite girl that their dancing has improved, or their singing has got better, or that they’d look better with short hair. The fans are also a part of the production team for AKB. That sense of solidarity, of being on the same team, is why it’s fun. Of course, having multiple types of CDs may be part of the reason why AKB catches peoples’ attention…but lots of artists do that. That alone would not make the CDs sell.

Many fans buy multiple copies of AKB singles to try to improve the prospects of their favorite members. Some people say this means the band’s success is not quite what it seems – that a core group of fans are responsible for much of the success. What do you think about this?

To sell one million singles it’s not enough just to have a core group of fans who each buy multiple copies. Of course there are fans that buy a lot of singles, but the important thing is that people who don’t know anything about AKB start to take notice, think it looks like fun and
buy the singles too.

How did you come by the nickname of “the shark of showbusiness”?

When a fire sparks, I’m always to be found where it’s burning the strongest. People see me always at the front, always in the front row, and they think “Wow, that guy must be lucky.” But it’s not luck…I am actually the one lighting these fires. Once the fire is lit, I’m not trying to control it…I watch how it moves and spreads, and handle it depending on each situation. The wind always changes its direction.

Why Akihabara?

At first, I had the idea of starting something in Shibuya or Harajuku but, there weren’t any good venues there. I was told about a good spot in Akihabara. At that time Akihabara was starting to gain wider popularity… as an area known for otaku culture it was becoming ‘hot’…so I thought that would be interesting. At first, I wasn’t thinking about the number of members. Primarily it was an experiment –to see what would happen if I created a theatre and held a revue on a daily basis. From the beginning I thought a lot about what to name the group. Something like, for example, “Cherry Pie” would have sounded too much like other groups. Besides, AKB48 was still in its development stage. You often see cars that are still in development with names like AZ-9 or something — I wanted a name with a similar effect…an inorganic feeling.

How involved are you in the day-to-day running of AKB48? Do you write the songs? Lyrics? Are you in the studio?

I do everything. I listen to a lot of songs everyday and think of how I might arrange certain songs. Then I write the lyrics. From there I think about how the song should be promoted, or what to do for television programs, or what to do about online games or merchandise. So I do everything.

Are you a businessman or an artist?

I’m a producer; I’m the producer of AKB48. It’s like being an architect designing a building. I think about what color the walls should be, what shape the windows should be, and also the lighting. I think about where the furniture should be placed. Of course, various specialists get involved to help with the building, but I still have to watch carefully and say “That’s the wrong window,” or “Those curtains are wrong”… I have to watch everything.

What kind of development is possible in Asia for the AKB48 format?

I’ll hold auditions locally for groups like Jakarta 48 and Taipei 48. They will sing in their own languages and the audience will see people similar to them perform. It will definitely become popular. Then Jakarta 48 will perform in Taiwan, and Taipei 48 will perform in Jakarta. They’ll visit various places in Asia. Finally, there could be an Asia version of the election to see who is the most popular in Asia [regular elections among fans who buy AKB48 CDs select which members are rated the most popular]. By then America and England would take notice and may start to think that something extraordinary is happening here.

Who/what are your inspirations?

The most important thing is excitement for something new. As we get older, we are surprised by fewer and fewer things, but as children we are constantly amazed. That excitement becomes less frequent as we grow up. What I try to do is make something new, like AKB48, and try to capture that special kind of excitement. That’s my job…to create that feeling of excitement we have as children.

Which western artists do you most admire, or would like to collaborate with?

I think Lady Gaga is impressive. Just having good songs or lyrics won’t sell CDs, but rather how much buzz you can create…whether you can define current trends. When Lady Gaga came to Japan, she brought a Hermes ‘Birkin’ bag. That in itself is interesting – that someone with an anti-establishment attitude would carry such a classic, conservative bag. But she had also written a message to her Japanese fans, in Japanese, on the bag in marker pen. I thought that was really cool…to graffiti such an expensive, traditional bag. The producer, or maybe it was Lady Gaga herself, who came up with that idea really understood the current times. Just having good music alone is not enough.

The commercials that AKB48 appear in seem to be targeting men? Are you targeting male fans?

Not at all. When it started I needed a target, but once the fire was lit I just let it burn. It’s up to the direction of the wind. I’m not trying to specifically target men through the commercials that AKB48 appear in…rather, anything is fine. But it’s not enough just to have AKB48 appear in a commercial…I do things that are new, that are likely to create an impact. That’s how it grows and develops. So the commercial needs to add fuel to the fire.

At first, what kind of people did you target?

Of course, I targeted the kind of people who like ‘idols.’ That’s why I made a small theater in Akihabara, with young girls singing and dancing in a revue. I targeted people who would find that interesting and fun. Certainly at first those kinds of people were buying two or three copies of the CDs each. But the important thing is that 95% of AKB48 fans have never been to the theater…even if they want to go, they can’t. It’s like Christians; they can’t really visit Jerusalem, but they are still able to pray at their local church. That might be what JKT48 in Jakarta will be like, or in Taipei. Those fans want to come and visit the “head temple” in Akihabara, but that’s not the whole of it – they also have a great local version that they can support.

A lot of AKB48 fans do seem to be men. Is that a group that you are particularly looking to target?

I’m not targeting anyone. I’ve been in this business for nearly 40 years, and I’m telling you that you can’t do it like that. It would be too forced…you can’t tell people what they like. The important thing is that, once the fire is lit, I’m not trying to control it…I watch how it moves and spreads. AKB48 have all-round appeal. There’s no bias on one side or another. Boys like them because they think the girls are cute and fall in love with them. Slightly older men want to cheer them on and support them, as they would their little sisters or daughters. Girls who like AKB48 want to be like them…they want to be on the same stage.

For people in the U.S., the image of AKB48 may seem strange: Teenage girls dressing up in miniskirts and school uniforms. Many people may think that this is not an empowering image for girls. What do you think about this?

Some people in America might say that AKB48 would never work there, but to me that is an opportunity. They think the only things that can succeed are the things that they are already doing. America is the country that said Elvis Presley shaking his hips was bad…so it’s clear that this kind of view will be there. But when people think “this will never work”– that is precisely when you can make a hit. Businessmen might think about such risks. But I’m not a businessman, I’m a creator, and so I see this as a big chance.

AKB48 has performed in charity concerts to help efforts to provide relief for victims of Japan’s March 11 disasters. Do you have any thoughts about how Japan can recover?

First of all I think Japan has to stand together with Tohoku. We shouldn’t buckle under the pain. But on the other hand we shouldn’t forget that pain. What matters is how we can rise again with this pain. AKB48 may just be an idol group… I don’t for a minute think that they can save Japan… but I think there are things they can do. So other businesses and individuals can do their bit too.
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たかがAKBですが 秋元康は本気で海外戦略を考えていない???(KC)

2011-12-22 12:00:00 | 秋元康発言
たかがAKBですが 秋元康は本気で海外戦略を考えていない???(KC)

12月15日の朝日新聞オピニオンのタイトルは、「たかがAKBですが」
見出しが、「壁は乗り越えるな 動いて切れ目を探せ 最後に勝ち越せば」

「ちゃんとしていないアイドルでもこのくらいはできる」という発言は、海外進出を促す展開に続いていく。

インタビュー質問「AKB48は海外でも人気ですね。インドネシアや台湾にも姉妹ユニットが誕生します。
秋元康
「たかがAKBでも世界で人気を得られた。
この『たかが』がポイントです。
もっと力のある人が取り組めば、もっと大きな市場を狙えるはずです。
日本製のコンテンツを『クールジャパン』として売り出すなら、日本のトップクリエターたちがドリームチームとしてタッグを組むような具体策が必要です。かけ声ばかりではなく。

僕は本気で海外戦略をかんえているわけじゃないし、

AKBが世界的なサーカス団『シルク・ドゥ・ヲレイユ』になれるとも思っていない。
でも、たかがAKBが海外で頑張ったとなれば、若い人が続々と世界に出て行き、何かが始まる気がします。

長嶋・王がヒーローだったころ、日本のプロ野球選手が大リーグで活躍するなんて考えられなかった。しかし大リーグへの道は野茂秀雄がひらいた。
AKBはクールジャパンの野茂になりたい。なれないかもしれないけど、やってみないとわからない。」

感想:本気で海外を考えていないけど、クールジャパンの野茂になりたい、とは矛盾しているが、
そもそも、クールジャパンは、AKBが海外で成功しなくても、すでに成功しているのではないか。アニメでは。
あと、AKB48以外に、海外に進出すべきクールジャパンのコンテンツとは、具体的には何なのかが、よく分からない。

AKBが海外で成功の定義も分からない。ヒットチャートで上位にランクされれば成功なのか。少女時代が日本で売れたように。
それとも、コンサートが常に満員になったら。
それとも、ジャカルタJKT48のように、地元にクールジャパン(アイドルという文化)が根付いたら。

秋元康の海外への野望(野茂になりたい)に対して、アイドルファンとして一つ心配がある。海外仕様のアイドルになると、つまらなくなるということ。
2010年2月にすでに、ベンジャミンさんが心配している
秋元康の納豆発言の信念が続くのであれば、その心配もないのだろうが。


補足:先の記事に、ときめき研究家氏より、
(秋元康が)美空ひばりに認められて、はじめて作詞家と名乗るようになったとのくだりは気になる。それまではバイト感覚だったとのこと。それだと、心の底から、アイドルより美空ひばりが上だと思っているかのように読める。思っていても、言ってほしくない言葉だ。
誰に書く時も、同じ真摯さで書いていると思わせてほしい。
とコメントされていたが、

真摯に書いた歌詞でもつまらないものもあるし、バイト感覚・軽い気持ちで書いた歌詞にも名作はあることを考えると、秋元康は、むしろ軽くアイドルの曲を作った方がよいのではないかと思う。

美空ひばりのような大御所には、真剣に書かないといけないから、つまらない。
遊びのような仕事ができるアイドルの歌詞を書きたいから、AKB48を始めたということなのではないか、と想像する。

「たかがAKB」 あくまで自虐的にAKB48を低く見せるのも、秋元康の戦略的発言。

KC
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秋元康は、ダンス至上主義ではない(KC)

2011-12-16 06:43:20 | 秋元康発言
秋元康は、ダンス至上主義ではない(KC)

朝日新聞のインタビューの中で、「ヒットメーカーの作詞家・秋元康がチャート1位を取れなくなった当時、何を考えていたか」という質問に答えて、

90年代に小室哲哉さんのダンスミュージックが日本の音楽界を席巻しました。
「うた」が「サウンド」になった時代だったと思うんです。
歌詞は「うた」だから生きるのであって、「サウンド」の歌詞は英語でいい。
僕自身は時代に振り回されることなく、楽しく詞を書いていました。



感想:何故、秋元康は、あのようにたくさんの曲が作詞できるのだろうか、不思議だという疑問に対して、次のような解釈がある。

もともと、秋元康は、いくらでも詞が書けるのである。
そして、注文を受けて書く大御所歌手の歌詞よりも、アイドルの歌う歌の歌詞が書きたい。

世の中にアイドルがいれば、好きな歌詞が書けるのだが、アイドルがいない。
それなら、自分でアイドルを作って、好きな歌詞をかこう。

たくさんのアイドルの歌詞を書くために、スポンサーをつかまえる。
プロジェクト名は、AKB48として、大勢のアイドルを雇い、たくさんの曲を作る。こうやって、AKB48が始まった。


秋元康は、歌詞が好き。
私たちアイドルファンは、「アイドル」が好きなのであり、「ダンス」が好きなわけではない。

私たちアイドルファンは、「アイドルの歌う うた」が好きなのであり、「サウンド」が好きなわけではない。
秋元康の歌の全てが素晴らしいとは思わないが、素晴らしい歌はたくさんある。

誤解を与えないように言い直すと、
アイドルファンは、アイドルも、ダンスも好きなのだが、アイドルに重きをおくので、ダンスの下手なアイドルも好きである。

何故、うたとアイドルが好きで、ダンスとサウンドに重きをおかない秋元康が、AKBの基準にダンスを導入したのか。

おそらく、それは、アイドルとなるために、努力を強いるため。
どんなにアイドルとして、素晴らしくても、ダンスというハードルを超えるという努力なしには、ステージに立てない。

昔の作られたアイドルは、歌が下手でも、ダンスができなくても、無理やり、人形のようなアイドルとして作られたため、プロなのに最低限の努力をしないで、アイドルになってしまった者もいたのでしょう。

それを見ていた秋元康は、善意から、ダンスというハードルを強いているような気もしてきた。

KC


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