『酸っぱい自己嫌悪』に惹きつけられた。
アコースティックギターが主導するノスタルジックなイントロに続き、頼りなさげなソロ歌唱に心を鷲づかみにされる。4人のユニット曲のようで、ソロパートが多いのがいい。
歌詞の内容は以下の通り。東京の大学を受験すると言った彼女に、会えなくなる寂しさから不機嫌になって背を向けてしまった自分への自己嫌悪を歌っている。応援する、待っている、と快く送り出すべきだったと悔やんでも取り戻せない過去を後悔しているのだ。
そういう自己嫌悪は誰にでもきっとあるだろうと歌っているが、ハイ、確かに私にも2つや3つはある。そういう過去を思い出させてくれる佳曲だ。
ところで、この彼は一体何歳なのだろうかと考えた。彼女の大学受験の時の出来事を「酸っぱい」「ほろ苦い」と振り返っているのだから、何となくもう30歳近いのだろうと思いながら聴いていた。ある程度時間が経ったからこそ、そのように振り返ることができる。直後だと「激辛」「激苦」であるはずだ。
しかし、2番の歌詞で、「僕もやっと夢をみつけた」と歌っているので、実はもっと若いのかもしれない。高校を出てから夢を見つけるのに時間がかかったとしても20歳くらいか。だとしたら「酸っぱい」なんて言っていないで、今からでも関係修復できるのではないか?「新しい彼氏は理解ある人がいい」などと諦めモードでどうする?じゃあやっぱり30歳くらいなのか?よく分からなくなった。
まあでも、彼にとって彼女は、未熟だった自分が逃してしまった未来、希望、夢そのものなのだろう。もう元の関係には戻れない。『大人列車』(HKT48)で旅立ってしまった彼女、『フェリー』(NMB48)で時々帰省して来る都会暮らしの彼女と同じなのだ。
歌詞の中に出て来る小道具にもしびれる。
「何度も自転車を押して歩いた」というフレーズだけで、「僕と君」の関係が鮮明に浮かび上がってくる。「自転車を押して歩いた距離が青春」と『あの頃の君をみつけた』(SKE48)で聴いたばかりだ。
アコースティックギターが主導するノスタルジックなイントロに続き、頼りなさげなソロ歌唱に心を鷲づかみにされる。4人のユニット曲のようで、ソロパートが多いのがいい。
歌詞の内容は以下の通り。東京の大学を受験すると言った彼女に、会えなくなる寂しさから不機嫌になって背を向けてしまった自分への自己嫌悪を歌っている。応援する、待っている、と快く送り出すべきだったと悔やんでも取り戻せない過去を後悔しているのだ。
そういう自己嫌悪は誰にでもきっとあるだろうと歌っているが、ハイ、確かに私にも2つや3つはある。そういう過去を思い出させてくれる佳曲だ。
ところで、この彼は一体何歳なのだろうかと考えた。彼女の大学受験の時の出来事を「酸っぱい」「ほろ苦い」と振り返っているのだから、何となくもう30歳近いのだろうと思いながら聴いていた。ある程度時間が経ったからこそ、そのように振り返ることができる。直後だと「激辛」「激苦」であるはずだ。
しかし、2番の歌詞で、「僕もやっと夢をみつけた」と歌っているので、実はもっと若いのかもしれない。高校を出てから夢を見つけるのに時間がかかったとしても20歳くらいか。だとしたら「酸っぱい」なんて言っていないで、今からでも関係修復できるのではないか?「新しい彼氏は理解ある人がいい」などと諦めモードでどうする?じゃあやっぱり30歳くらいなのか?よく分からなくなった。
まあでも、彼にとって彼女は、未熟だった自分が逃してしまった未来、希望、夢そのものなのだろう。もう元の関係には戻れない。『大人列車』(HKT48)で旅立ってしまった彼女、『フェリー』(NMB48)で時々帰省して来る都会暮らしの彼女と同じなのだ。
歌詞の中に出て来る小道具にもしびれる。
「何度も自転車を押して歩いた」というフレーズだけで、「僕と君」の関係が鮮明に浮かび上がってくる。「自転車を押して歩いた距離が青春」と『あの頃の君をみつけた』(SKE48)で聴いたばかりだ。