AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

指原莉乃 個性は「アドリブ力」と「プロデュース力」(総選挙分析ライター)

2017-02-26 21:55:51 | 分析系 メンバー
指原莉乃 個性は「アドリブ力」と「プロデュース力」(総選挙分析ライター)


指原莉乃は、スキャンダルをバネに、持ち前のアドリブ力、プロデュース力で総選挙2連覇を成し遂げた」・・・秋元康


冒頭に掲げた一節は本日(2月26日) の讀賣新聞にAKB48G総合プロデューサーである秋元康氏が指摘したHKT48指原莉乃の「個性」である。秋元氏はAKB48Gのような大所帯の中で熾烈な競争を勝ち抜き選抜メンバーになるために一番大切なのは「個性」であると言っている。
秋元康が「AKBに1番大切なのは個性」と例に挙げた8人のメンバー【1分後の昔話】2017年02月26日

これを目にした時思わず唸ってしまった。指原は2012年にスキャンダルでHKT48に移籍してからそれこそ必死にTV業界での生き残りをかけて活動した。その努力が実を結び今や超売れっ子タレントとなったがまさしくこの業界で生き残り、のし上がったのは指原が「アドリブ力」に磨きをかけたからに他ならない。どんな場面であっても臨機応変に対応できる「アドリブ力」を身に着けたことが指原の武器である。今まで漠然と”トーク力”と言っていたのは指原の優れた「アドリブ力」だった。流石の指摘である。
指原莉乃 桜 はかないもの 121215

そしてもう一つの「個性」はプロデュース力。指原のHKT48での評価を一気に高めたのが2013年4月「AKB48グループ臨時総会~白黒つけようじゃないか!~」のセットリストを指原が企画してから。オリジナルの公演曲を持っていないHKT48がAKB48、SKE48、NMB48と戦えたのは指原のセットリストによるところ大きいと言われた。指原はこの能力が評価されHKT48の劇場支配人になり、他のAKB48Gメンバーとは一線を画するようになった。その後松村香織のソロデビュー曲プロデュース、代々木アニメーション学院プロデューサー就任、声優アイドルプロデュース、STU48劇場支配人就任とAKB48G内にとどまらずにプロデュース力を発揮している。

それにしても日本最大のアイドル集団で頭角を現わしトップとなった原動力の「個性」が全くアイドルの能力と関係がない「アドリブ力」と「プロデュース力」であるという指摘が面白い。ファンは可愛い、歌が上手、ダンスが踊れるということだけでは満足しないのかもしれない。可愛い、歌が上手、ダンスが踊れるということを大きく評価するのは若年層と推測するが、年配になってくるとその辺は余り気にならなくなり、際立った「個性」があるかどうかを評価するようになる。

秋元氏は指原の他に卒業生も含めて8人のAKBGメンバーの「個性」をあげていたが、高橋みなみの個性が「指導力」との指摘は指原の個性と通じるものがある。

前田敦子・・・誰もがセンターを目指す中で、「センターにはなりたくない」と言って泣いた。
大島優子・・・外見とは裏腹な男っぽいキャラクターで体育会系のスターになった。
渡辺麻友・・・サイボーグと称されるほど完璧なアイドル像を確立した。
高橋みなみ・・いつしか、300人余りをまとめる指導力を発揮した。
松井珠理奈・・11歳で選抜入りした超エリート。
島崎遥香・・・ファンとのコミュニケーションが大切なアイドルにおいて、”塩対応”という独自路線で人気を得た。
山本彩・・・・類まれなる歌唱力でアイドルとアーティストの二足の草鞋を履こうとしている。
小嶋陽菜・・「脱力感」(陰で努力しているがおくびにも出さず、すべてにおいて必死さに欠ける)


さて、アイドルの寿命は短いが、個性は「アドリブ力」と「プロデュース力」と秋元氏に指摘された指原はアイドルとは直接関係ないところが評価されているので長く生き延びるのではないかと期待をしてしまう。

以上


秋元康の指原莉乃に対する評価 加筆・修正170204

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AKB48アルバム『サムネイル』収録の新曲を聴く4(完)。(ときめき研究家)

2017-02-26 07:00:00 | ときめき研究家
その1はこちら

その2はこちら

その3はこちら

『Get you!』と『過ち』の2曲は、配信での販売開始が20日ほど遅れた。AKBグループ以外のアーチストが参加しているから権利上の問題があるのか、単にCDを売りたいだけなのか分からないが、とにかく聴き込むのが遅くなってしまった。

『Get you!』。
指原莉乃とモーニング娘。‘17が合体した「サシニング娘」名義の楽曲だ。
HKT48のコンサートで『ザ・ピース』を取り上げたのも指原の発案だったと聞いたが、今回グループの枠を超えたコラボも指原の希望が反映しているのだろう。
私はモーニング娘。の楽曲を熱心に聴いている訳ではないが、いかにも娘。らしい曲調だなと感じた。AKBグループの楽曲にはあまりなかったようなサウンドだ。
そしてなぜか氣志團とのコラボ曲『しぇからしか!』にもどこか似ている。「君が好きだ」とひたすら歌っているだけのシンプルな歌詞、シンプルでハイテンションなサウンドが共通しているからかもしれない。
1曲限りのお祭りなのだから、小難しい歌詞や小洒落たサウンドは無用。楽しければいいのだ。

『過ち』。
山本彩と稲垣潤一のデュエット曲。男女の別れの情景、最後の夜を冷静を装いながら飲み明かしている2人の歌だ。デュエット曲にありがちな状況で、目新しいものではない。
2人とも歌唱力には定評があり、さぞかし上手いのだろうと期待したが、何か違和感があった。
歌い出しは山本のソロ歌唱、それに続く稲垣のソロ歌唱が何か変だ。稲垣の声は、男性らしい低い声ではなく、甲高い。男女のデュエット曲という既成観念から、もっと低い声を無意識に想定していたところ、山本と変わらないキーで歌い出すので、違和感があったのではないかと考えた。
一方で、2人が同時に歌うハモリ部分は、稲垣がハモリパートに徹していて、きれいに融合していたと思う。
この難曲を、稲垣という個性の強い歌手と対等に渡り合う山本の実力を再認識した。

以上でアルバム『サムネイル』収録の新曲12曲の感想を書き終えた。
私のベスト3は『バケット』『青くさいロック』『ランナーズハイ』である。『コイントス』も妙に気になっている。
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指原莉乃 STU48“神さま、仏さま、指原さま”(総選挙分析ライター)

2017-02-25 17:44:59 | 分析系 メンバー
指原莉乃 STU48“神さま、仏さま、指原さま”(総選挙分析ライター)


HKT48の指原莉乃が2月22日(火)深夜のANN(オールナイトニッポン)に電話出演して本年活動開始を予定しているSTU48の劇場支配人に就任しあわせてメンバーも兼任するとの発表を行った。指原は発表後自身のTwitterで以下のようにつぶやいている。

指原 莉乃 @345__chan · 2月22日
「なんとこれからSTU48とHKT48を兼任することになりました〜〜っ!そして劇場支配人も務めさせていただきます。とっても楽しみです。どんな子が入ってくるんだろう?😄頑張りたいです。岡田なあちゃんと一緒に頑張っていきます!」
指原 莉乃 @345__chan · 2月22日
「発足までのお手伝いに全力!って思ってる🙂キャプテンはなあちゃんだから、教えてあげられること全部教えたらなあちゃんにまかせる!(ただの個人的な意見です。運営視点は入っておりません)」

STU48は、AKB48Gの総合プロデューサーである秋元康氏がプロデュースする日本国内6番目となるAKB48グループで、瀬戸内7県(兵庫県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・愛媛県)を舞台として2017年夏に発足することが発表されている。今年の1月16日から第1期生の募集を開始(2月5日締め切り)し、オーディションへの協力を仰ぐため1月23日にAKB48の渡辺麻友が兵庫県庁・徳島県庁・香川県庁・岡山県庁を、AKB48・NGT48兼任の柏木由紀が山口県庁・広島県庁・愛媛県庁と、広島市にある「せとうち観光推進機構」を表敬訪問していた。

筆者は渡辺と柏木が当該県庁に訪問していた報道を見た時に、いよいよ渡辺麻友がNGT48の発足に絡んで移籍した北原里英や兼任となっている柏木のようにSTU48に何らかの形で絡んでくるのかな、と想像していた。

ところがである。なぁ~んと事もあろうに指原がSTU48の劇場支配人とメンバーを兼務するというニュースを聞いて本当にビックリしてしまった。指原は今でも超ハードスケジュールでその忙しさに自ら泣きが入る状況である。その指原がさらにSTU48の劇場支配人とメンバーを兼務するというのだから普通に考えると正気の沙汰とは思えない。「できる人に仕事が集まる」とはよく言ったもので、この言葉は組織にいるとしょっちゅう目にする光景だが、まさかアイドル世界でこういう場面を見ようとは思いもよらなかった。

昔の話になるがすでに亡くなった元プロ野球選手の稲尾和久(いなおかずひさ)さんは、現役時代に西鉄ライオンズの剛腕ピッチャーとして鳴らしており、1957年の読売ジャイアンツと対戦した日本シリーズでは7試合中6試合に登板して西鉄を逆転優勝に導き、地元新聞に「神様、仏様、稲尾様」という見出しでその驚異的な力を賛嘆された。困った時の神頼みならぬ困った時の稲尾頼みである。

指原によれば運営がAKB48Gが困った時の「指原頼み」をして断われなかったようだ。さながら「神さま、仏さま、指原さま」といったところか。

それにしてもAKB48Gは誰の目からしてもTVの出演機会は減少、メンバーの卒業が相次ぐ等、成熟期から衰退期に入り始めている。これからファンの新たな関心を惹くのはなかなか大変になってきており、これ以上のビジネス拡大は明らかにリスクが大きくなってきている。

指原は全力をあげて頑張るだろうが「AKB48」というアイドルモデルが飽きられ始めているという状況の中では限界がある。指原のSTU48の劇場支配人就任とメンバー兼務の話を聞いてAKB48Gの将来を身近に心配するようになった。

以上


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AKB48アルバム『サムネイル』収録の新曲を聴く3。(ときめき研究家)

2017-02-23 22:04:51 | ときめき研究家
『青くさいロック』と『バケット』の感想はこちら

『ランナーズハイ』と『すべては途中経過』と『ひび割れた鏡』の感想はこちら

『コイントス』。
岡田奈々のソロ曲。
初期の中森明菜のようなサウンド。歌い方も明菜っぽい。『スローモーション』と『少女A』、2人の明菜がいたとすれば、後者の方だ。
「恋、恋、恋、恋、恋のコイントス」というチープな言葉遊びは秋元康の最近のマイブームか。「テンション、ション、ション、ション」も同種の遊びだろう。
歌詞の内容は、好きな男子の気持ちが読み切れず、「行くべきか、引くべきか」悩んで、コイントスで決めようかというもの。サウンドとは裏腹に奥手な少女の心情だ。『フライングゲット』の男のような自惚れが少しでもあればよかったのに。
この曲はアルバムで唯一のソロ曲。岡田奈々の現在の人気、実力からすれば当然の待遇だ。

『誕生日TANGO』。
小嶋陽菜、入山杏奈、加藤玲奈3人のユニット曲。美形の3人による、思い切り高ビーな歌だ。「誕生日に花を貰ってもこれ以上飾る場所がない」「美しすぎたら不幸せ」「私は美貌を持て余しひっそり生きてる」など、聞いたら腹が立つような言い草だが、この3人、特に小嶋陽菜が歌えば仕方ないと思わせる。
思えば「アンリレ」というユニットもあった。「リ」こと川栄李奈は、こういう美人タイプではなかった。既に卒業し、着実に女優の道を歩いているのは喜ばしい。
「誕生日TANGO」というタイトルも「恋のコイントス」と同種の頭韻を踏んだ言葉遊びだ。

『だから君が好きなのか』。
穏やかだけど力強い意志を感じさせる歌だ。寒い季節を乗り越えて穏やかに咲く花を「君」に重ね合わせて、その気高さに心惹かれているといった内容だ。花にたとえるのは『君のことが好きだから』以来、何度も使われてきたレトリックだ。
「だから君が好きなのか」と歌っているが「だから」とはなぜなのか、明確には説明していない。しいて言えば「同じ匂いがする」からか。
強い印象はないが、長く聴き続けていればだんだん好きになっていくような曲かもしれない。

『誰が私を泣かせた』。
既に何十曲も作られた、徘徊不良少女ものだ。この歌の舞台は六本木だ。
『捕食者たち』『火曜の夜、水曜の朝』『新宿優等生』などのエッセンスが散りばめられているが、この曲ならではのキャッチーなフレーズは今のところ見当たらない。
曲調もドラマチックではあるが、3日聴かないと忘れてしまいそうだ。

『あの日の自分』。
幼くて不安だった過去の自分に、いつかきっと乗り越えられると励ます歌だ。アンジェラアキの『手紙~15の君へ~』を思い出す。
しかし、現在の自分がいるということは、辛いことを乗り越えて来たという事実があるからで、だったら過去の自分も放っておいても乗り越えるはずだから、わざわざ励ます必要はないと思うのだが。いわば試合の結果は勝つと分かった上で応援しているようなもの。だからあんまり感情移入できない。
そうでなくても、陰気であまり好きになれない楽曲だ。
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AKB48アルバム『サムネイル』収録の新曲を聴く2。(ときめき研究家)

2017-02-20 23:00:00 | ときめき研究家
『青くさいロック』と『バケット』の感想はこちら

『ランナーズハイ』。
恋をするとなぜだか全力で走りたくなる。『スカートひらり』や『女の子だもん、走らなきゃ』(松岡はなソロ曲)でも歌われていた定理である。「弾む息、落ちる汗」の変形で「肩で息、汗をかく」というフレーズも含まれている。
歌っているのは、小栗有以、後藤楽々、山本彩加、松岡はな、高倉萌香という各グループの一推しの若手。この曲にも松岡はなが参加しているのが面白い。若々しく元気のいい歌唱が曲に似合っている。
Aメロがとにかく素晴らしい。走りたくて仕方がないうずうずした感じが出ている。2番のAメロの歌詞も、クーベルタン男爵の「参加することに意味がある」という有名な言葉を引用していて含蓄がある。

『すべては途中経過』。
こちらは、武藤十夢、北原里英、白間美瑠、古畑奈和、峯岸みなみという各グループのベテランのユニット曲だ。良い時期もそうでない時期もあって、それでも今もグループ内で重要なポジションで頑張っているメンバーだ。
人生は山あり谷あり、良い時も慢心せず、悪い時も落ち込まず、すべては途中経過という心構えで臨めという人生訓を歌う。こういう説教くさい歌を、説教くさくなく聴かせるのは難しい。しかし上記のようなメンバーが歌うことで、おのずと説得力が出ているし、思いのほか軽やかな曲調が説教くささを減殺している。

『ひび割れた鏡』。
失った恋を忘れられず、めそめそと悩んでいる女の歌だ。ひびわれた鏡は失った恋の象徴。捨てようと思っても捨てられない。柏木由紀、横山由依らの歌唱力があるとされているメンバーが歌っている。
大人っぽいメロディーだが、サビの歌い出しが山本彩のアルバム曲『疑問符』とそっくりなのは残念。

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AKB48アルバム『サムネイル』収録の新曲を聴く1。(ときめき研究家)

2017-02-19 22:00:00 | ときめき研究家
AKB48の久々のアルバムが出たので、新曲だけ12曲配信で購入して聴いた。
『ここがロドスだ、ここで跳べ!』の新曲はソロ曲中心『0と1の間』はデュエット曲中心だったが、今回の『サムネイル』はユニット曲が中心だ。
12曲の中でまず『青くさいロック』『バケット』の2曲が気に入った。

『バケット』。
渡辺麻友、松井珠理奈、宮脇咲良の3人によるユニット曲。ピアノのイントロから、軽やかでいてどこかノスタルジックなサウンドに引き付けられる。歌詞は、恋人と2人で過ごした青春の日々を、貧しくても楽しかったと懐かしむ内容で、ありがちではある。「キャベツばかり食べていた」という、かぐや姫の『赤ちょうちん』とほとんど同じだが、バケットだとちょっとお洒落な感じがする。パン屋を回想する歌は『アーモンドクロワッサン計画』以来だろうか。
ありがちな歌詞、設定だけど、3人の歌唱はどこまでも爽やかで、恋人に今はもう会えない寂しさは、どこまでも淡い色彩で描かれている。ジメジメ、ベタベタしない分、深い喪失感が伝わって来る。

『青くさいロック』。
中高年ファン向けの楽曲だ。
反抗して青くさいロックを歌っていた時代は過ぎ、自分が若くないことに気づく。悔しくて、情けなくて、恥ずかしくて、無力感で絶望したくなる。それでもやっぱり歌っていたいという、中高年なりの「青くささ」がテーマになっている。
歌っている小嶋真子や朝長美桜らのメンバーには、そんな中高年の気持ちは理解できないだろう。10代や20代のAKB48のファンも同様だ。それでもいいのだ。それが楽曲というものだ。10代の子供が演歌を歌ったり、50代のオジさんがアイドルポップに興じても、何となく感じるものがあればいいのだ。
楽曲はシンプルなロック調。タイトルどおり、ブルーハーツあたりを連想するサウンドだ。ガラスに石を投げるのは尾崎豊。たった一人の抵抗は丸谷才一の小説。「人生を無駄にする」とは『何度目の青空か』の「今の自分を無駄にするな」を踏まえた歌詞だろう。
途中でラップ調の部分が入るのが現代風味付けだろう。
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指原莉乃 そろそろ周囲が騒がしくなる時期(総選挙分析ライター)

2017-02-19 14:20:28 | 分析系 メンバー
指原莉乃 そろそろ周囲が騒がしくなる時期(総選挙分析ライター)


さて、少しずつだがAKB48の選抜総選挙が近づいてきた。総選挙は今年で9回目。HKT48の指原莉乃は2013年の第5回目の総選挙で初めてトップとなってから14年2位、15年1位、16年1位と圧倒的な強さを示していて、今回の総選挙でもトップの大本命である。

指原本人は選抜総選挙については昨年どこかの席で今年を最後にしたいと言っていた。指原は昨年AKB48のトップアイドルだった前田敦子、大島優子でも出来なかった選抜総選挙2連覇を達成しトップ回数も2人を上回ったので、そろそろ総選挙出馬を辞退し後輩に道を譲ってもいいころだが、知名度抜群の指原が総選挙に出ないとマスコミの総選挙への関心が減ってしまう懸念があり運営との話し合いで今年を最後の選挙とするようだ。

指原は前述のようにすでに総選挙でトップを3回とりAKB48のシングル曲「恋するフォーチュンクッキー」、「ハロウィンナイト」、「LOVE TRIP」をセンターポジションで歌った。加えて、2月15日に発売されたHKT48の9作目のシングル「バグっていいじゃん」においても指原自身がHKT48で初めてセンターポジションについている。

さらに指原の場合、芸能界ですでに実績を積み上げておりその地位も相当上がってきたのでAKB48総選挙の意味合いは指原本人もその指原を見ているファンも以前に比較すると変わってきているかもしれない。
指原莉乃 「高く厚い壁」の裏事情 160806

それでもファンとしては総選挙に出馬する以上は指原には勝ってもらいたい。しかし一般の人たちは指原一強だとつまらないだろうし、誰か指原の強力な対抗馬となるメンバーがほしいところだろう。

ところで、先週(2/12~18)ネットで話題となった指原のニュースは、「指原の年収が29,500万円と週刊誌が報道」、「AKB48高橋朱里が昨年紅白歌合戦で50位圏外時にした指原のアドバイス」、「指原AKB劇場に出演し小嶋陽菜、峯岸みなみとハート型ウィルスを披露」、「陣内智則が共演した歴代パラドルで指原を1位に評価」「指原センター”バグっていいじゃん”初日売上186,242枚」などが大きなところで、他にもいくつかあり相変わらず話題に事欠かない一週間だった。指原の勢いは強いまま、全く落ちていない。

こんな指原に対して以前から指原を面白く思っていない週刊文春やサイゾーはソースが不明確なアンケートや取材をもとに指原に対するネガティヴキャンペーンを展開し始めたようだ。
2017年02月18日【週刊文春アンケート】嫌いなアイドル1位 指原莉乃 2位 乃木坂46松村沙友理 4位 生駒里奈 好きなアイドル1位 ももクロ百田夏菜子 2位 有安杏果
女帝化する指原莉乃、噂される京楽の離脱…AKB最新ウラ事情 サイゾー

また、指原アンチも昨年の紅白歌合戦の投票で指原がトップを取れず、NMB48の山本彩がトップを取った事実をして「指原は実人気トップでない」というアンチキャンペーンを年明け以降にそれこそ『必死』になって行っている。

いよいよ指原の周囲が騒がしくなってきたようだ。

昨年までの総選挙は指原が渡辺麻友、柏木由紀と熾烈なトップ争いをしたが2人とも以前の勢いはなくなっている。一部には渡辺麻友、柏木由紀ともに総選挙を辞退するといった噂も流れており、もしこの2人が出ないと指原とトップ争いをするのはSKE48の松井珠理奈、NMB48の山本彩、HKT48の宮脇咲良の3人となる。

卒業した篠田麻里子は2012年の総選挙スピーチで「席を譲らないと上に上がれないメンバーはAKBでは勝てない」という名言をはいて実力で席を奪い取る大事さを説いた。圧倒的な力を見せつける指原の席を力で奪い取ることができるメンバーが果たして現われるかどうかに関心がいく。

筆者は『実人気No1の山本彩』が頭一つ抜けているように見えるがどうだろうか。

総選挙をめぐる例年の風物詩だがこういった予想をあれこれとするとワクワクする。

以上


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指原莉乃 2/10” Mステ”を見ての感想(総選挙分析ライター)

2017-02-12 06:25:00 | 分析系 メンバー
指原莉乃 2/10” Mステ”を見ての感想(総選挙分析ライター)


一昨日(2017年2月10日)は時間があったので、久し振りにMステ2時間スペシャルを見た。ネットでは事前にAKB48を卒業する小嶋陽菜がセンターで歌う「シュートサイン」が初披露されるとの情報が流れており、加えて新聞のTV番組欄には「AKB名曲を山本ソロ」との案内が出ていた。(注:山本とはNMB48の山本彩の事)

筆者は以前に小嶋の記事を何本か書いている関係で他のメンバーより小嶋に対する関心が高く、いよいよ、小嶋も卒業かと思うとやはり見ておこうという気持ちが強くなった。 一方の山本については、もともと「365日の紙飛行機」はAKBのメンバー曲なのに山本がソロで歌うのだから、運営が山本を相当推しているのかなという印象を持って番組に臨んだ

さて、Mステが始まると思わぬ事でビックリしてしまった。それはHKT48の指原莉乃の出番(発言)が随分多かったのである。主役はてっきり小嶋陽菜と山本彩だと思っていたのだが、番組を見終わったときは指原が影の主役だったのでないかと思ってしまうほどだった。それぐらい指原の存在感が大きかったのである。

それは、番組の中でAKB以外の他の出演者のトーク時に司会のタモリが後ろの席に座っていた指原に面白いコメントを求めて何度も話を振っていたこと。【Mステ】指原莉乃、トークを振られまくるw 170210

さらにAKB48の出番の時には短い時間の中でタモリの質問に応じて指原が新曲「シュートサイン」の紹介を小嶋やメンバーのエピソードを交えて行ったことやAKB48のヒット曲についての自論を述べるなどの総括的なコメントを発していたことによる。

<以下AKB48の出番の時のタモリとメンバーのトーク>
タモリ「(小嶋に)大丈夫?」
小嶋「ハイ。まだ、リハーサルだと一回もちゃんとできたことないんです」
タモリ「あっそう」
小嶋「初披露でちゃんと出来たこと今までないんですけど」
タモリ「プロレスの衣装だよね。これ?」
指原「そうなんです。私たちは出てないんですけどドラマチームは役作りが本当にすごくって。特に端っこの2人(島田晴香、松村香織)もうちの仲間なんですけど」
タモリ「すごいな。メイク」
指原「そうなんですけど、悪役です。島田のほうはダイエットしていたんですけど、役作り結局8キロ太っちゃったんです」
島田「ハイ。役作りで8キロ増量しました」
タモリ「大変だった?」
島田「食べるだけなんで楽でした」  (笑い・・)
島田晴香「指原さんの前だとヒールになりきれなかった……」
タモリ「これから歌ってもらいますけど、どうですか?」
指原「今回は欅坂46の”サイレントマジョリティー”のTAKAHIROさんという方がダンスの振付を担当してくださっていて、小嶋さんが久しぶりのセンターでダンスが大丈夫なのかということに加えて、なんと今回歌詞もギリギリまで確認していて」
小嶋「ポケットに今も入れてあるんですよ。衣装にポケット急遽つけてもらって、(歌詞を)持ってきました」
指原「ギリギリのギリまで確認するというスタイルで。皆さんちょっと楽しみにしてください」
女性司会者「山本彩さんには、”365日の紙飛行機”を今夜は1人で歌っていただくんです」
山本「ハイ。そうなんです。普段はみんなで歌っている曲なので。それを1人で歌うというのはすごく緊張するなと思います」
タモリ「1人だけ衣装違うな」
山本「そうなんです」
指原「ずるいヨ」
山本「いえいえ」
女性司会者「2曲目は着替えますよネ」
山本「そうなんです。その後に私も(プロレスの)衣装に変わります」
タモリ「指原はどう思いますか? この曲は」
指原「自分的にAKBの代表曲は2年に一回生まれているような気がして。”ヘビーローテーション”、”恋するフォーチュンクッキー”、”365日”って。けっこう2年周期で出てくるんですけど。最初、私があんまり好きじゃない曲がメチャ売れるんてすよ。毎回」
タモリ「あっ、そう」
指原「そうなんです。”ヘビロテ”も”恋チュン”も”紙飛行機”もこれはちょっとあんまりかなぁと思っていたら毎回人気になるんです」
タモリ「今回はどうなの?」
指原「今回はわたしメチャクチャ好きなんですよ」
タモリ「じゃあダメかなぁ」
メンバー「あー~~~」
指原「すいません。ごめんなさいね」
女性司会者「ハイ。AKB48のステージ、この後すぐです」
指原莉乃「AKB48の代表曲って2年に一回生まれる」持論を披露 ドワンゴ 170210
小嶋陽菜、AKB48“ラストセンター”新曲初披露「1回もちゃんと出来たことない」 パフォーマンスに反響続々 モデルプレス 170210


以上のトークの後、新曲「シュートサイン」が初披露され、曲中で指原はほんの数秒抜かれただけだった。

指原が「笑っていいとも」のレギュラーメンバーだったことでタモリとの厚い信頼関係が構築されている事を考慮に入れてもこの断トツの発言回数は随分な厚遇だったと思う。

指原のファンである筆者から見ても指原の出番の多さにはビックリするぐらいだから指原アンチにとっては面白いはずはない。当然、Mステを見た人たちの感想の中にはこうした指原が厚遇された事態に対してかなりのヘイト発言が寄せられていた。【Mステ】「AKB48が小嶋陽菜センターで「シュートサイン」を初披露!」の感想まとめ(キャプチャ画像あり)170210

AKB48Gのことをよく知らない一般の視聴者は小嶋陽菜が卒業するとか真面目そうな山本彩は歌がうまいということは番組を見ていて当然理解したと思うが、それよりも普段たくさんのテレビに出ている指原がタモリから色々な場面でコメントを求められる映像を見て、AKB48Gの看板メンバーは指原莉乃だと否応(いやおう)なしに思ったのではないか。それぐらい強い印象があった。

翻(ひるがえ)ってこのことは、指原の業界における地位が予想を上回って高くなっていることを示しているのかもしれない。それまでAKB48Gの顔だった高橋みなみが昨年に卒業してからバラエティ番組での豊富な経験や業界関係者に幅広い人脈を持ち総合プロデューサー秋元康氏の信頼も厚く選抜総選挙で過去3回のトップ当選の実績があり座長、映画監督、プロデューサーというマルチな能力を持つ指原がAKB48Gの顔として業界から一目置かれるようになったのか。業界の中でおのずとそういう風潮が出来つつあるのかもしれない。

さて、この指原に対して唯一昨年のNHK紅白で指原を破った山本彩がこの大きな流れに対してくさびを打ち込むべく奮闘中といったところだろうが、昨日のMステを見た限りではTVという世界の中での指原の壁は非常に高く厚い感じがした。

いつの間にか指原は、はるかなる高みの上に登ってしまったのかもしれない。

以上

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「制服」の力 (ピーナッツ)

2017-02-09 12:55:00 | AKB48
昨年末、″「制服」の力″…みたいなものを感じた瞬間,出来事が あった。
それは、『歌唱王』という番組でね、まぁ、素人の歌うまコンテスト全国大会みたいな感じかな~? とりあえず、″日テレの社運かけてます!″…そういうのが、ビンビンに伝わってきた番組だったよ。大型特番、かなり気合いの入った番組だった。
ま~~!! でも、こういった類いのやつは、正直…あるよね。各局、結構やってたりする。
で、僕が、この『歌唱王』…違うな!と思ったのはね、″オール「制服」! 完全「制服」!″だった…ってことなんだな。
つまりは、出場者のステージ衣装がね、普段の、いや、ありのままの、いや、その人の戦闘服でもある「制服」…に統一されていたことだった。
例えば、小中高生は、いつも着ている学生服で熱唱!…と、ここまでは、ま、他の番組でもあるよね、いや、あったんだよね~。
『歌唱王』が、違ったのは、この先だったんだな。
大学生,専門学生は、新社会人? いわゆる、フレッシュマンスーツっぽいの。
小学校の先生は、いつも。教室で着ている服(ジャンパー?)。
主婦の方は、いつも着ている(ような?)やつ。
飲食店店員,調理スタッフをしておられる方は、普段、店内,厨房にいる時の格好。
酪農家の方は、まさに!のそれ。
自動車部品製造の仕事をしておられる方は、つなぎの衣装&キャップ。
医師の方は、白い上着を引っ掛けて…。
と、ステージ衣装がね、完全に「制服」だったんだよ…全員ね。それで 熱唱!
いいようのないパワーを感じた。
また、(よくある)仰々しい紹介VTRなんて無し。いわゆる、(やり過ぎてる)あおり…ってやつ。まさに、お涙ちょうだい前フリとは 無縁の番組構成、出場者紹介。普段の生活を その人の「制服」とともにチラッっと10秒だけ。
番組を見終わって、″何故?こんなにも 力を感じたのだろう?″…″清々しさが 残る感じなんだろう?″…″今までのこういった番組とは 違った印象なのかな~?″とは、思ったんだけど、そのすぐ後に、
″これ、「制服」の力だな、そういうのもある…な、″いや、「制服」の力って バカにできないぞ!、結構…大事かも? 武器…かも?″
ってな感情が、いや、確信が 襲ってきたんだよね。
「制服」の力を…。
いや、あると思います。

そこで、AKBの話。
昔(あの頃)、ボクたちは、こんな想像をしていたと思うんだ…
″この子ら、学校帰りの制服姿で、そのまま、楽屋入り。即、レッスン着に着替えて、リハーサル。そして、今、ここ! ボクたちの目の前に立ってるんだな…″と。
そして、″また、制服に着替え直して帰っていくんだろな~?″ってね、ぼんやりとね。
僕は、AKB…一時よりも「制服」の力…小さくなってきてるような気がしていてね…。AKB=制服…結び付かなくなってきている気がしていてね…。
理由は、カンタン。主力、ランキング上位者、グループの顔が、ほぼ、「制服」= コスプレ…のイメージになってきたからだよ。
分かるんだよなぁ~…普段着なのか? 遠い存在?近い存在?
制服のニオイのしなくなった AKB…。
ギャップも含めて、なんか、とんでもなく大きな武器を失っている気がしたんだよ、その番組を見ててさ。
なんでしょう? 「制服」ってもののとてつもない力…。
ま、仕方のないことなのかも知れないんだけどさ。
でも、やっぱり、″「制服」の力″は、絶大なり!だよ、やっぱ。
アイドルと制服…。
それでも、それでも、「制服」イメージって、大事だよなぁ~…とか思う、今日この頃なのでした~。
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2月7日NHK『うたコン』でまゆゆきりんがピンクレディの『UFO』『サウスポー』を披露。(ときめき研究家)

2017-02-08 19:00:00 | ときめき研究家
偶然に目にしたテレビで、いいものを見た。
NHK『うたコン』は、毎週火曜日にNHKホールから生放送されている歌番組で、出演歌手は演歌からポップスまで多彩で、中継もあり、「ミニ紅白歌合戦」と言えるような贅沢な番組だ。7日は「阿久悠特集」ということで、没後10年になる作詞家の名曲の数々が披露された。オリジナル本人歌唱による西田敏行『もしもピアノが弾けたなら』、堺正章『街の灯』、北原ミレイ『ざんげの値打もない』、石野真子『狼なんかこわくない』、岩崎宏美『ロマンス』『シンデレラハネムーン』は聞きごたえがあった。
一方、現代の歌手によるカバー歌唱もあり、氷川きよし『ブーメランストリート』は驚くような熱唱だった。

そんな中、渡辺麻友、柏木由紀というわれらが黄金コンビによるピンクレディメドレーも披露された。
オリジナルと同じ激しい振付をしながら、生演奏、生歌で、立派な歌唱だったと思う。振付が2人ぴったり合っていたので、相当練習をしたのだろう。ピンクレディの場合、ダイナミックなミー、華奢なケイで振付が少しずれるのが独特な味わいだったのだが、まゆゆきりんはキッチリ合っていた。オリジナルとは違った魅力あるパフォーマンスになっていたと思う。
この2人なら「歌手」として生歌を披露しても恥ずかしくないと送り出されたのだと思われ、その期待に充分応えていた。何よりそれぞれの声、歌唱法に個性があり、往年のアイドル歌手たちと比較しても遜色がない。ソロデビューもしているので、歌のレッスンも定期的に受けているのだと思う。
『夜のヒットスタジオ』で中森明菜と小泉今日子が歌った『S.O.S.』を思い出した。

当時のピンクレディの楽曲くらいが、歌唱と振付を両立できるギリギリの線なのだと思う。現代のAKBグループの楽曲、ダンスには、はじめから両立できっこないようなものもあり、口パクやかぶせが当たり前のようになっている。そして、どうせ口パクなのだからと、ダンスの練習がメインとなり、歌のレッスンはお座なりになっているのではなかろうか。だとすれば悲しいことである。

意外なことに、この2人のデュエット曲は未だ1曲もないと思う。コンサート等で1度限りデュエットしたことはあると思うが、CD化されている楽曲はなかったと思う。どちらかが卒業する前に、ぜひ実現してほしいものだ。
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『就活家族 きっとうまくいく』『スーパーサラリーマン左江内氏』を見る。(ときめき研究家)

2017-02-07 22:53:52 | ときめき研究家
今季のドラマは興味を引くものが多く、録画して見るのも一苦労だ。
その中で、AKBグループ関連者が出演している標記2つのドラマについて感想を記す。

前田敦子出演『就活家族 きっとうまくいく』。
三浦友和と黒木瞳が夫婦で、前田敦子と工藤阿須加がその子供という配役。その4人が4人とも就活に苦しむことになるというホームドラマだ。
三浦友和は大手企業の人事部長で人望も厚かったが、役員に昇格する直前に、社内のトラブルに巻き込まれて退職。退職したことを家族に言えず、新たな職を探すが、プライドが邪魔してままならない。
黒木瞳は中学教師だが、内申書取り違えの責任を校長から押し付けられ退職へ。
前田敦子は自ら希望して宝飾品の営業担当に異動したが、業績不振と陰険な上司に嫌気がさして退職。
工藤阿須加は最初から就活生だが、無名大学で取柄もないことから苦戦中に、悪徳就活塾への入塾を勧誘される。その塾長が新井浩文だ。
平凡な家庭がどんどん悪い状況に陥っていくのにはハラハラする。特に三浦友和には同情を禁じ得ない。何とかハッピーエンドにこぎつけてほしいと願いながら見ている。
前田敦子は、あまり物事を深く考えていない軽薄なOLという感じがぴったりで、ハマリ役だ。新井浩文とは『ど根性ガエル』『毒島ゆり子のせきらら日記』に続き、3作続けての共演になる。今回、同時出演シーンは今の所ないが。

島崎遥香出演『スーパーサラリーマン左江内氏』。
このドラマは完全な娯楽作品だ。堤真一が演じる冴えないサラリーマンが、スーパーマンに変身して人助けに奔走する羽目になり巻き起こすドタバタ劇だ。
島崎遥香は、堤真一の娘役で、母親役は小泉今日子だ。弟が1人いる設定だ。家庭内でも左江内氏は、妻にこきつかわれ、子供たちにも軽んじられている。でもそんな立ち位置をあまり嫌がってなさそうな左江内氏のキャラクターが、このドラマを気持ちよく笑えるものにしている。
第3話では、島崎がアイドルグループのオーディションを受ける話があって、AKBグループを念頭に置いたような設定や展開があって、面白かった。オーディションには友達の付き添いで行った方が合格するとか、業界の裏話的なことを知ったかぶりをして喋る島崎と小泉の会話は笑えた。こういう振り切れた役は島崎に似合う。
エンディングで、一家4人がダンスをするシーンがあるが、『逃げ恥』のパクリ感は否めない。島崎は、さすがに現役アイドルだけあって、4人の中ではダンスのキレが違う。やればできるのか。

もう1作、『東京タラレバ娘』に大島優子が出ている。最初少しだけ見たが、話の内容についていけず断念した。大島優子は自然な感じで演技していていい感じだった。
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好きな曲だけ聴いていたい6。カップリング全体曲11年間ベスト10を選定。(ときめき研究家)

2017-02-02 20:19:01 | ときめき研究家
ソロ曲ベスト10はこちら。
デュエット曲ベスト10はこちら。
ユニット曲ベスト10はこちら。
劇場公演全体曲ベスト10はこちら。
シングル曲ベスト10はこちら。

過去の好きな曲を振り返る記事も、いよいよ最終回。全体曲のうちカップリング曲からのベスト10だ。
実は今回が一番悩んだ。シングルCD1枚につき5~7曲のカップリング曲があり、そのうちソロ曲、デュエット曲、少人数ユニット曲を除いても、3~4曲はチーム曲、グループ選抜メンバー曲がある。玉石混交ではあるが、いい曲も多く、10曲に絞り込むのは至難の業だった。

『君のことが好きだから』(2009)過去記事1過去記事2過去記事3
『RIVER』のカップリング曲だが、この曲のメンバーの方が豪華。メンバーを応援するファン視点の歌詞、ウキウキするようなメロディー、芝生の上で踊るだけのシンプルなミュージックビデオ、全てが素晴らしかった。

『初恋バタフライ』(2012)過去記事
HKT48に与えられた初めてのオリジナルソング。彗星のように現れた田島芽瑠がセンター。若いグループの圧倒的な輝きがまぶしくて目がくらむパフォーマンスだった。ミュージックビデオも秀逸。

『Maxとき315号』(2016)過去記事
NGT48に与えられた初めてのオリジナルソング。自己紹介ソング的な歌詞、列車の心地よい振動を感じさせるようなメロディー、シンプルなミュージックビデオ、全てが完璧な作品。

『清純フィロソフィー』(2013)過去記事1過去記事2
卒業するまでは清純でいたいという歌詞は、アイドルとしての自覚と自律を求めたものだと解釈したが、その後自覚と自律が高まったと言うとそうも言いきれない。

『抱きしめちゃいけない』(2011)過去記事1過去記事2
切ない別れの情景を歌っていながら、長回しのミュージックビデオでのメンバーの弾け方が楽しい。二面性を持った作品だが、ときめいたのだからそれでいいのだ。

『Seventeen』(2010)過去記事
中高年世代にターゲットを絞った戦略的な作品。アルバム『SETLIST』に収録されている。何歳になっても告白できない内気な主人公に、激しく感情移入する。

『制服の羽根』(2014)過去記事
チーム8メンバーが伸び伸びと歌っている感じがよくて、『47の素敵な街へ』よりも気に入っている。なぜ彼女が授業に間に合ったのかは、未だもってわからない。

『青春のラップタイム』(2011)過去記事
彼女との約束に遅れそうになり、部活帰りに疾走する歌だ。彼女と部活、仕事と家庭、アイドル鑑賞とゴルフ、どちらが大事だと決められるものではない。両立させるためには必死の努力が必要なのだという人生の真理を描いていて共感できる。NMB48メンバーやファンも大事にしている歌のようだ。

『ファーストラビット』(2012)過去記事
はじめてのドキュメンタリー映画の主題歌。もうそこにはいない前田敦子の存在が大きく感じられる。メンバーを上から目線で説教、督励するような楽曲はあまり好きではないが、この曲は自主的な努力を歌っていて押しつけ感がないのでいい。

『アーモンドクロワッサン計画』(2013)過去記事1過去記事2
本ブログのライターの間で大ブームになった作品。様々な解釈ができる歌詞、軽やかなリズムとメロディーに引き込まれてしまった。NMB48チームBⅡの無邪気な歌唱も好ましい。

(次点)
『君と虹と太陽と』(2010)過去記事なし
アルバム『神曲たち』収録曲。雨上がりの校庭で虹を見る歌で、この後も何度も歌われた情景だ。スピード感が素晴らしく、時々無性に聴きたくなる。次点として取り上げた。

どれもファンの間では有名な曲、新鮮味のない無難な選曲になってしまったがやむを得ない。
『夏の前』『夕立の前』『大人列車』『青空カフェ』『偶然の十字路』『NEW SHIP』『Reborn』『走れペンギン』など、選びたかった曲を挙げればきりがない。

以上、合計6回の記事でベスト10を選曲した。これらをプレイリストに登録して通勤中に聴くのは、まさに「好きな曲だけ聴く」時間、無上の喜びである。
読者の皆様のベスト10もコメントいただければ嬉しいです。

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