指原莉乃 個性は「アドリブ力」と「プロデュース力」(総選挙分析ライター)
「指原莉乃は、スキャンダルをバネに、持ち前のアドリブ力、プロデュース力で総選挙2連覇を成し遂げた」・・・秋元康
冒頭に掲げた一節は本日(2月26日) の讀賣新聞にAKB48G総合プロデューサーである秋元康氏が指摘したHKT48指原莉乃の「個性」である。秋元氏はAKB48Gのような大所帯の中で熾烈な競争を勝ち抜き選抜メンバーになるために一番大切なのは「個性」であると言っている。
秋元康が「AKBに1番大切なのは個性」と例に挙げた8人のメンバー【1分後の昔話】2017年02月26日
これを目にした時思わず唸ってしまった。指原は2012年にスキャンダルでHKT48に移籍してからそれこそ必死にTV業界での生き残りをかけて活動した。その努力が実を結び今や超売れっ子タレントとなったがまさしくこの業界で生き残り、のし上がったのは指原が「アドリブ力」に磨きをかけたからに他ならない。どんな場面であっても臨機応変に対応できる「アドリブ力」を身に着けたことが指原の武器である。今まで漠然と”トーク力”と言っていたのは指原の優れた「アドリブ力」だった。流石の指摘である。
指原莉乃 桜 はかないもの 121215
そしてもう一つの「個性」はプロデュース力。指原のHKT48での評価を一気に高めたのが2013年4月「AKB48グループ臨時総会~白黒つけようじゃないか!~」のセットリストを指原が企画してから。オリジナルの公演曲を持っていないHKT48がAKB48、SKE48、NMB48と戦えたのは指原のセットリストによるところ大きいと言われた。指原はこの能力が評価されHKT48の劇場支配人になり、他のAKB48Gメンバーとは一線を画するようになった。その後松村香織のソロデビュー曲プロデュース、代々木アニメーション学院プロデューサー就任、声優アイドルプロデュース、STU48劇場支配人就任とAKB48G内にとどまらずにプロデュース力を発揮している。
それにしても日本最大のアイドル集団で頭角を現わしトップとなった原動力の「個性」が全くアイドルの能力と関係がない「アドリブ力」と「プロデュース力」であるという指摘が面白い。ファンは可愛い、歌が上手、ダンスが踊れるということだけでは満足しないのかもしれない。可愛い、歌が上手、ダンスが踊れるということを大きく評価するのは若年層と推測するが、年配になってくるとその辺は余り気にならなくなり、際立った「個性」があるかどうかを評価するようになる。
秋元氏は指原の他に卒業生も含めて8人のAKBGメンバーの「個性」をあげていたが、高橋みなみの個性が「指導力」との指摘は指原の個性と通じるものがある。
前田敦子・・・誰もがセンターを目指す中で、「センターにはなりたくない」と言って泣いた。
大島優子・・・外見とは裏腹な男っぽいキャラクターで体育会系のスターになった。
渡辺麻友・・・サイボーグと称されるほど完璧なアイドル像を確立した。
高橋みなみ・・いつしか、300人余りをまとめる指導力を発揮した。
松井珠理奈・・11歳で選抜入りした超エリート。
島崎遥香・・・ファンとのコミュニケーションが大切なアイドルにおいて、”塩対応”という独自路線で人気を得た。
山本彩・・・・類まれなる歌唱力でアイドルとアーティストの二足の草鞋を履こうとしている。
小嶋陽菜・・「脱力感」(陰で努力しているがおくびにも出さず、すべてにおいて必死さに欠ける)
さて、アイドルの寿命は短いが、個性は「アドリブ力」と「プロデュース力」と秋元氏に指摘された指原はアイドルとは直接関係ないところが評価されているので長く生き延びるのではないかと期待をしてしまう。
以上
秋元康の指原莉乃に対する評価 加筆・修正170204
「指原莉乃のすべての関連記事」
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指原莉乃 桜 はかないもの 121215
そしてもう一つの「個性」はプロデュース力。指原のHKT48での評価を一気に高めたのが2013年4月「AKB48グループ臨時総会~白黒つけようじゃないか!~」のセットリストを指原が企画してから。オリジナルの公演曲を持っていないHKT48がAKB48、SKE48、NMB48と戦えたのは指原のセットリストによるところ大きいと言われた。指原はこの能力が評価されHKT48の劇場支配人になり、他のAKB48Gメンバーとは一線を画するようになった。その後松村香織のソロデビュー曲プロデュース、代々木アニメーション学院プロデューサー就任、声優アイドルプロデュース、STU48劇場支配人就任とAKB48G内にとどまらずにプロデュース力を発揮している。
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秋元氏は指原の他に卒業生も含めて8人のAKBGメンバーの「個性」をあげていたが、高橋みなみの個性が「指導力」との指摘は指原の個性と通じるものがある。
前田敦子・・・誰もがセンターを目指す中で、「センターにはなりたくない」と言って泣いた。
大島優子・・・外見とは裏腹な男っぽいキャラクターで体育会系のスターになった。
渡辺麻友・・・サイボーグと称されるほど完璧なアイドル像を確立した。
高橋みなみ・・いつしか、300人余りをまとめる指導力を発揮した。
松井珠理奈・・11歳で選抜入りした超エリート。
島崎遥香・・・ファンとのコミュニケーションが大切なアイドルにおいて、”塩対応”という独自路線で人気を得た。
山本彩・・・・類まれなる歌唱力でアイドルとアーティストの二足の草鞋を履こうとしている。
小嶋陽菜・・「脱力感」(陰で努力しているがおくびにも出さず、すべてにおいて必死さに欠ける)
さて、アイドルの寿命は短いが、個性は「アドリブ力」と「プロデュース力」と秋元氏に指摘された指原はアイドルとは直接関係ないところが評価されているので長く生き延びるのではないかと期待をしてしまう。
以上
秋元康の指原莉乃に対する評価 加筆・修正170204
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