平嶋夏海のファンなのに、何故、握手会に参加しないのか、三つの理由(ナッキー)
テッドさんは、11月12日の握手会、鈴木紫帆里との握手券を15枚確保しました。
テッドさんから、「握手券確保しました」(この日はあけておいて下さいという意味)の連絡メール。
そして、メールの末尾には、「まだ、握手券買えますよ。」・・・テッドさんは、いつも、こう書いてきます。
「平嶋夏海推しのナッキーさん、なっちゃんとの握手会、いったらどうですか」というメッセージなのだけど、「桜の栞」の写真会以来、握手会系のイベントには参加していません。
握手会会場には何度も行っています。テッドさんの書記役(テッドさんによると参謀役、某ブログ読者によると付き添い)として。しかし、平嶋夏海さんとも、他のメンバーとも握手はしていません。
何故、握手会に参加しなのか。
テッドさんに聞かれると、「キャラアニの申し込み方法が、複雑すぎて、IT音痴の私にはできません」と答えていましたが、
テッドさんが、私がいつも持ち歩いているiPODでキャラアニサイトにアクセスし、教えてくれるのを聞くと、そんなに難しくはない。昔は、もっと、難しかった記憶もありますが。
本当の理由は何でしょう。平嶋夏海の大ファンなのに、握手に行かない理由とは。
それは、おそらく、握手をしない方が、
アイドルである平嶋夏海 と ファンであるナッキー の関係が、より濃密になると、私が思っているから、なのかもしれません。
一つ前のブログ記事に書いたように、毎日ではありませんが、平嶋夏海さんは、私の脳内に登場します。
これは、握手会という場で会わないからこそ、ではないかと感じております。
会わない方が、アイドルとファンの理想的な関係に近づけるという、逆説的で、矛盾した気持ち。
二つ目の理由は、私が古くからのアイドルファンなので、好きなアイドルと握手会で会えるという状況に、慣れていないからかもしれません。
青春時代は、(ナッキーという役でテレビドラマに出演していた)榊原郁恵のファンでしたが、コンサートには欠かさず行ったものの、握手会 (当時は握手会があったのかも、知りません) に行ったことはなく、「アイドルとは、会えない存在である」ことが、身に染みてしまっている故、握手会に行けないという心理はあります。
2007年、平嶋夏海さんのファンになった当時、月に3回くらいファンレターを書いていましたが、握手会には行っていませんでした。
初めての握手会が、2008年1月「ロマンス、イラネ」で、2008年5月にはMVP。
この時は、ファンレターを書いていることは、言いませんでした。
ファンレターは本名で出していて、MVPの申請(Tシャツに名前を書いてサインしてもらえる)は、ナッキー としたので、平嶋夏海さんは、気がつきません。
「ファンレターを書いているのは、私です」と名乗るのが、恥ずかしかったから。そして、ずっと、名乗ることはあるまいと思っていました。
三か月後に、AX DVDのサイン会で、平嶋夏海さんに、ばれてしまうまでは。
会場のシアターに入場前、係の方に、「サイン会参加券の裏に名前を書いて下さい」と言われ、訳もわからず、書いて入場したら、メンバーが、名前を、「誰々さんへ」と書いて、サインするというイベントだったのです。
サイン会参加券を渡す私。
名前を見る平嶋夏海さん。
ファンレターの名前と一致。ピンポーン。この人がファンレターの主だったのだと気がつき、私の顔を見る。
この時の、平嶋夏海さんの表情は、忘れません。
平嶋夏海 「いつも、ファンレターありがとうございます。」
ナッキー (緊張していたので、何を言ったのか、記憶にありません。)
平嶋夏海 「シアターでは、おとなしく見ていらっしゃいますが、楽しんでいただけますか」
ここで、私は、「ステージの平嶋夏海が、名前も知らない私を認識していた」ことを知りました。
私は、「おとなしく見ているから、目立たない」と思っていましたが、逆で、
手拍子は、振りコピや、推しの名前を叫び、ミックスを打つ観客が多数の中では、
「つまんなそうにじっと見ている」私は、ステージの平嶋夏海さんから目立っていたのでした。
この日は、本名ではなく、「ナッキーさんへ」とサインしてもらいました。
この日から、ファンレターは、本名(ナッキー)と署名して出すようになり、彼女が、私を「ナッキー」として認識していることも、その後の握手会・Gロッソのハイタッチ会で知りました。
「桜の栞」の写真会以降、シアター公演後のハイタッチ会では何度か、平嶋夏海さんとは「会いました」が、目が合うのは一瞬で、言葉をかわすことはありませんでした。
握手会に参加しない、三つ目の理由は、彼女が私のこと、ナッキーという名前を、覚えてくれているのか。握手会にずっといかなければ、言葉をかわすこともないアイドルとファンの関係に戻る。それはそれで、いいかなあ、という気持ち。
テッドさんの書記役で、握手会会場には行くので、平嶋夏海さんと、同じ会場にいるというだけで、気持ちは満たされます。
長い列の合間から、彼女の姿を垣間見ることもできますし。遠くから見守っていますよ、という気持ちだけで、十分なのだと。
私は、彼女の「熱心な」ファンでしょうけど、「熱狂的な」ファンではありません。
シンガポール公演に、平嶋夏海を見に行っていませんし、
彼女のお芝居は見に行きますが、花束を贈ったり、ファン一同の花輪に名前をつらねたりしておりません。
そして、握手会にも行かなくなりました。
私より、平嶋夏海さんと頻繁に会って、言葉を交わしているファンは、何人もいることでしょう。
平嶋夏海さんが、私のことを、忘れることはないだろうとは思いながら、200MVP(2009年12月)の頃は、ひょっとすると平嶋夏海ファン・総合ランキングの30位くらいには入っていたかもしれないけど、今は、150位くらいかな、と思っていました。
9月24日土曜日の昼公演の後のハイタッチ会。
平嶋夏海さんとハイタッチで目があった瞬間、小さな声で、「ナッキーさん」と言われました。言葉を返そうとした時は、彼女の顔は私の後方へ。
ナッキー