AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

党議拘束、恋愛禁止、やめた方がダイナミックになる(ナッキー)

2012-06-30 06:24:41 | アイドル論
党議拘束、恋愛禁止、やめた方がダイナミックになる(ナッキー)

党議拘束と、恋愛禁止
政治における政党のルールと、AKB48におけるアイドルのルール
両方とも漢字で四文字、
両方とも自明のルールとして世の中では認識されている、だけど、このルールがあるが故に、不自由が生じているし、政治・アイドルの質の向上を阻害しているのではないかと感じます。

党議拘束について、日経新聞一面の解説記事とコラムを文末に引用しますが、一言でいうと、
「政党のメンバーは、自分の意見と違っていても、政党内で議論して決めたことには従う」

AKB48のことしか一日中考えていない私は、
「AKB48のメンバーは、自分に好きな人ができても、AKB48の恋愛禁止というルールに従う。」を連想してしまいました。

引用した日経新聞には、そして日経以外の多くのメディア報道は、
党議拘束に従うのは政党のメンバーとしては当然であり、小沢一郎一派の造反はけしからんという論評。

平嶋夏海の辞退、指原莉乃のHKT48移籍にあたってのアイドル界(←そういうものがあると仮定して)の報道が、
アイドルである以上、恋愛が発覚した結果、ファンを裏切ったのだから処分を受けるのは当然であるという論評が、共通のにおい。

しかし、この際、政党の党議拘束をなくした方がよいし、アイドルは恋愛自由にした方がよい、のではないでしょうか。

そもそも、日本では党議拘束が自明ですが、必ずしもこれは世界の常識ではない(補足1)自分は政治学を学んだので、この事実を知っているのですが、
残念ながら、アイドル学も、エンターテイメント学も学んだことがないので、恋愛禁止というのが普遍的なのかは判断できませんが、ユニークな文化であるような気がします。

党議拘束と恋愛禁止が、政治とアイドルの質を低くする懸念があるのは、
政治:政党が法案ごとの賛成反対を決めてくれるので、議員一人一人が自分で考えなくなる。
アイドル:恋愛禁止さえ守っていれば最低限アイドルとして成立するので、アイドルとしてのパフォーマンスの向上を妨げるおそれがある。

党議拘束と恋愛禁止がなくなったら、
政治:政党ではなく、政治家個人が評価されるので、どの法案に賛成し、どの法案に反対するかを真剣に考えるようになる。
アイドルにたとえると、党議拘束とは、AKB48と、ももいろクローバーZと、アイドリングと、東京女子流と、SUPER☆GiRLSそれぞれのグループ同士が競い合うことであり、
党議拘束をはずすと、全グループ全メンバーで選抜総選挙をやることというイメージ。

政治の世界では、実際には小選挙区制なので、選挙民はAKB48の選抜総選挙(政治にたとえると全国区)の投票とはならないが、候補者の過去の各法案の賛成反対を見て、自分の意見に近い候補者を選ぶことができるので、現在の政党でしか選べない選挙に比べると、候補者も、選挙民も、より真剣になるでしょう。

アイドルも、恋愛自由にした方が、
恋愛をしていないふりをするという伝統にのっとり、アイドルとして輝いている
恋愛はしているかもしれないけど、アイドルとして輝いている
恋愛をしていると皆が知っているけど、アイドルとして輝いているアイドルがファンに評価される。

つまり、恋愛の有無にかかわらず、アイドルとして輝いているか否かという観点のみで評価される

となると、アイドルの競争が促進され、アイドルの質が向上するような気がします。

ここで念をおしておきたいのは、「アイドルの伝統にのっとり」恋愛をしていないことを売りにするアイドルがいてもよい。

恋愛禁止・恋愛不自由だと、真にアイドルの伝統を受け継いでいるアイドルの評価が不当に低くなってしまう(アイドル全体の質が向上しない)という構図がありはしないか。

もちろん、恋愛自由にすることで、本当に恋愛しているアイドルが恋愛発覚で失脚することもなくなり、アイドルの幅が広がる。

恋愛発覚で、人気がなくなるアイドルは、所詮「恋愛をしない」条件で売れていたにすぎず、
恋愛が発覚しても、アイドルとして売れる、真に実力のあるアイドルが、正当に評価される (恋愛をしていると皆が知っているけど、アイドルとして輝いている) ことになるでしょう。

以上の議論は、男性アイドルについては、すでに成立しているような気もしますが、
女性アイドルには関心があるものの、芸能界一般についての知識が欠落しているので、よく分かりません。

ナッキー


日経新聞引用その1解説記事
党代表の首相が「政治生命を懸ける」と明言した重要法案の採決で造反した以上、離党するのが筋である。
執行部も分裂回避のための処分を見送るようでは、政党の体をなさない。

日経新聞引用その2コラム
「むすんでひらいて」と知られる「ミミレドド」で始まる原曲をつくったのが、ルソー。フランス革命の遺物に、右派が保守派、左派が急進派とは、革命後の議会で議長から見た位置に由来がある。
この国(日本)の議員は、お席とお考えの取り合わせがあまりにも数奇だと昨日知った。せめて同じ党派なら・・・是非、整理をお願いする。

補足1
アメリカの二大政党、共和党と民主党には党議拘束がゆるい。
民主党議員がオバマ大統領の法案に反対することも多いし、オバマ大統領は野党である共和党の議員を説得して法案を成立させようとする。
日本では政権党が議会でも多数なので、法案が成立するか否かのスリルがない。
そして、政権党内での合意形成に、時間と労力がかかり、早く決められない。
政党内での討議は必要だが、そこそこにして、議会で党議拘束をはずした、ガチンコ勝負をどんどんやった方が、政治がダイナミックになる。
選抜総選挙で、AKB48がダイナミックなアイドルグループになったように。

以上
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河西智美vs具志堅用高(ピーナッツ)

2012-06-29 22:56:39 | AKB48
大島麻衣が、いい味出してる番組、『そうだ旅(どっか)に行こう。』…。
さて、僕が、ベストの旅だと思っている回に、あのAKBメンバーが出ていたので、その子の生態とともに、ちょい、ご紹介。

「具志堅用高×河西智美×手島優」
"天然(マイペース?)の人間が3人寄れば、どうなるのか?"…そんな実験的な回だった。
まず、冒頭のダイジェストで、この番組のテーマ曲である『いい日旅立ち』が流れ、画面は、テレ東の楽屋…。
ここからの挿入曲は、すべて、軽めのクラシックor洋楽(センスいい~!)。
そして、"仕事の打ち合わせ?"と思い(?)集まってきた3人の前に、ウッチャンからの手紙…"今日の仕事は、全て、バラしました(好きな時間をお過ごし下さい)"という内容を一読する天然3人組。
シャキーン!勝負は、一瞬でついた。
つまり、とも~みちゃん的には、「具志堅さん>私>手島さん」。
要するに、「この人より、しっかりしなければ>ここが、私のマイペース>この人に、しっかりしてもらおう」…。
旅は、この位置が、1番、楽だ。
とも~みちゃんは、本能で、そのベストポジションを手に入れた(あくまでも、僕の見たカンジですが…)。
スタジオでは、土田が、ウッチャンに、とも~みちゃんのことをご紹介…。
"あの、内村さん、この子、前に1回、バラエティーで、共演したことあるんですけど、ビックリするぐらい、ポンコツですよ"
妙に納得するウッチャン。
"私に話を振らないで"…これを、目で、静かにアピールする大島麻衣。
そんなこんなで、旅の3人は、レンタカーの車中。
運転手は、具志堅さん。
助手席に、とも~みちゃん。
後部座席に、手島さん。
ここでも、とも~みちゃんは、ベストポジションをゲット! さらに、助手席、自分のヒザの上に、いろいろと乗せてんのかな?とにかく、自分の世界…マイペース。
少し遅い昼食は、海鮮丼だったと思う。
しかし、"天然チーム"って、すごいな。
目の前の飯を見た瞬間に、それまでの序列が、1回、チャラになる。
そこは、"具志堅さん、先にどうぞ~!"ってのがない世界。
そんなことより、みんなで、パクリッ!&具志堅さんの満願笑顔の"おいしいね~!"…これで、とも~みちゃんも手島さんも、オールOK! 小っちゃい兄弟姉妹? とにかく、店の人の笑顔が、仏様のようだった。平和~。
まった~り…と、
突然、具志堅さんが、"いけねっ!4時だ!"(何時間、食ってんねん!)…、この時、中腰になろうと、瞬間、少しジャンプしようとしたのと、上半身がファイティングポーズっぽくなったのが、ほぼ同時だった。さすがは、世界戦13度防衛の男…だてに、「冠鷲(カンムリワシ)」の異名は、とってない。
ただ、3人は、飯食って、一心同体。
とも~みちゃんも手島さんも、同じように体が反応してた。
そして、とも~みちゃんは、これから会う予定の「ハリネズミちゃん」のことで、頭がいっぱい(目が恋してた)。
レンタカーに乗り込み、いざ、動物園へ。
"あ、動物園の閉園時間は?"…基本、天然さんは、無計画だ。
それに、美味しい食事の前で、3人は、完全に時間が止まっていた。
とも~みちゃんも、目の前のキラキラに、一点見つめの状態だったし…。
さて、動物園に電話をかけるのは、とも~みちゃんの役目。
実は、ここで、ちょっとした出来事が…。
"あの~、AKBの河西智美と申しますけど…AKB48の河西智美と申しますけど…"
不穏な空気の流れるスタジオ。
不思議な子の誕生?中でも、特に、意外な表情をする大島麻衣。
"AKBの?"…これは、タレントパワーを意識して、使っているのか? それとも、メチャクチャ丁寧な対応をしようとしているのか? ま、実際のところは、スタジオも???だったんだけど、電話に出られた動物園の方の、"は?"的な一瞬の間と、"閉園時間、大丈夫かな?"…心配そうな2人&とも~みちゃんの、"律儀が一周して、面白い感じになってる様"が、これ、非常に面白かった。
そして、結果は、"閉園時間(5時だったかな?)を過ぎても、特別にいいですよ"ということで、喜ぶ3人なのであった。
車中(これは、昼飯前のエピソードだったかな?)、突然、具志堅さんが、
"あの、あれ、会いたかった~!って教えてよ"
これに対し、とも~みちゃん、
"わかりました。じゃ、歌いますね"と歌い続けたんだけど、超早々に、具志堅さん、
"あの、もう1個、あったじゃない?"
それでも、『会いたかった』を歌い続ける、とも~みちゃん…ヒザの上のパンフレットか何かを見ながらのね。
完全に自分の世界。
教わる気のない男と教える気のない女。
そして、(後部座席で)オロオロしている女。
まるで、チェビー・チェイスとジョン・ベルーシのコメディーを観てるようだった。
そして、少し、日の落ちた動物園に到着。
すると、昼食の時と同様、目の前の興味あるものに、天然3兄弟は、同じ速さで駆け出した。
その姿は、もはや、57歳の男と20代の女子2人ではなく…。
そして、とも~みちゃん念願の「ハリネズミちゃん」との御対面。
そして、しっかりと抱かせてもらったのでした。
で、具志堅さんは、あの時と同じ感じで、"かわいいね~"…。
3兄弟を見守る係の人の笑顔の素敵なこと、素敵なこと。
このあと、とも~みちゃんは、次の日の仕事のために、2人と別れ、東京へ。具志堅さんと手島さんは、旅館で1泊、露天風呂。
だけど、3人の別れ際のしつこくなさと笑顔が、なんか良かった。そんな旅だった。

[感想&わかったこと]
とにかく、笑顔の多い回だった。
そして、"天然さん"っていうのは、"私、あやしいものでは、ございません!"…犬的にいうと、人に、お腹を見せるスピードが、速い速い。
オーラ?…だから、レンタカー屋の人も,食事処の店員さんも,動物園の人も、とにかく、周りに、いい人が寄ってくる。
なんか、素敵な笑顔の人ばかりに遭遇していく3人組。
考えてみれば、とも~みちゃんも、そうなんだよなぁ~。
あと、親分が、"超天然"っていうのは、周りの年下も、素を出しやすい。
旅は、素が出てナンボやもんなぁ~。
これまでのバラエティーでは、とも~みちゃん…同じような印象だったけど、この旅では、実に、いろんな表情が見られた。
"こんなとこ、あるんだぁ~!?"…他にも、結構、小さな発見があったなぁ~。

さて、今回、ジャッジのポイントを、「マイペース」に絞るならば、
具志堅用高vs河西智美の第1ラウンドは、10対10のイーブン。
いい試合だった。
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指原莉乃の思い出、ヘビーローテーション さしこ改名騒動 (ナッキー)

2012-06-29 12:00:21 | Benjamin・海外・アイドル国際化
指原莉乃の思い出、ヘビーローテーション さしこ改名騒動 (ナッキー)

このブログのライターであるベンジャミンさんが、スーパー遠方で当選し、チームB公演を観戦したことは、2010年10月の記事でレポートしましたが、一つ教えていた話をブログに載せていませんでした。

それは、スーパー遠方当選したベンジャミンに、戸賀崎支配人が挨拶に来たという話。
約二年前のことなので、記憶が明確ではありませんが、こんな感じ。

パスポートの入国日を見せて、切符を買ったベンジャミンに、受付の方から「こちらにどうぞ」
案内された場所に行くと、戸賀崎支配人から「海外から、ようこそ、AKB48劇場へ」という趣旨の挨拶。
ベンジャミンより、2年前に旅行で秋葉原で観戦した話、パリ公演を最前列で見た話、AKB48をみるために日本に来た、1年間滞在するという話。
聞き役の戸賀崎支配人が最後に、AKB48に対する要望は、と聞いたのに対し、ベンジャミンは、
「ヘビーローテーションのさしこCMは、本当に驚いた。
 見た時に、いったい何が起こっているのかと、動転してしまった。
 あとで、CMだけの話だと知った時に、ほっとした」
と言ったに対して、戸賀崎支配人は、
「申し訳なかった。あれは、あまり良い企画ではなかった」
と答えたそうです。

以上の会社は、全て英語で、フランス人のベンジャミンさんは、「自分より、戸賀崎さんは、英語がうまく、流暢な話し方でした。」と教えてくれました。

ナッキー

スーパー遠方で、シアター観戦したベンジャミンさんの感想を再録します。
不思議な感情が湧き起ってきた。
AKB48がこんなに近くに。私の目の前に。

2008年8月初めてシアター観戦してから、2年間、フランスからネットでAKB48を毎日見ていました。
見ていたのは画像。AKB48が存在していたわけではありません。

今、私の前に、AKB48が存在している。
2年間、待ち続けた日々が、走馬灯のように、一瞬のうちに頭をよぎりました。

AKB48が、アイドルが、私を力づけてくれる。
湧き上がる感情を、説明することは難しい。

もちろん、アイドルと私には、何の関係もないことは、理解しています。
だけど、私にとって、AKB48は、とても近い存在なのです。

心の底から湧き上がってくる強い感情。
この感情を私に与えてくれるのは、AKB48だけ。
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古川愛李推しの投稿その5 乃木坂46にはAKB48から失われた魅力があるのは選抜総選挙がないから

2012-06-28 23:25:51 | アイドル・AKB48 興行の手法・人気
古川愛李推し読者からの投稿その5 乃木坂46にはAKB48から失われた魅力があるのは選抜総選挙がないから


秋元康自身が、小林よしのりとの対談の中で、「本当のスターはAKBからは出てこない。それは彗星のごとく突然現れるのである。山口百恵という暗い目をした女の子が『あなたに女の子の大切なものをあげるわ』と唄った瞬間にスターが生まれたのだ」というような趣旨のことを(正確ではないかもしれませんが)語っていたことから、彼は現状を的確に把握していると思います。

公式ライバルと称して乃木坂46を売り出し、専用劇場はないまでも、かつてのAKBよろしく、独断専行で七福神を決め、ポジションも決めるスタイルを踏襲しているのも、秋元自身、それを良く知っているからで、結果として、乃木坂が、皮肉にもAKBからは失われてしまった、手が届きそうで届かないアイドル感を醸し出し、それが魅力になっている面があるような気がします。

だから、私も息子も乃木坂に惹かれるのかもしれません。

秋元康の差別化マーケティングそのものかもしれませんが、乃木坂の連中をAKBと比べた場合の、そこはかとない品の良さ、お嬢様的な衣装、あまりダンスを強調しすぎないおとなしめのパフォーマンス、そして、アイドルの王道を行くような楽曲の質の高さが、AKBグループにない魅力を醸し出していると思います。

当初のAKBにも初々しさはあったのでしょうが、私が推測するに、AKBは秋葉原という東京のど真ん中を拠点として発足したユニットですが、そのテイストはどちらかというと地方から出て来て、汗水を流して懸命にスターダムを登ろうとする、泥臭い、かつてのアイドル的なものに近い気がします。
都会的な洗練さとはほど遠い、という点で、南沙織も桜田淳子も松田聖子もみんな地方から出て来て一旗あげたことに通ずるかもしれません。

(その点、乃木坂はセンターを張る生駒が方言の抜けない秋田出身でありながら、その醸し出す雰囲気が妙に都会的なのは不思議ですが。)

楽曲については、デビュー曲の「ぐるぐるカーテン」といい「おいでシャンプー」といい、(全く同じ曲だ、という批判もあるようですが)瑞々しい情景描写で思春期の日常と心の揺れを見事に切り取った秀逸な歌詞といい、アイドルポップスの王道を行くメロディーライン、アレンジといい、80年代アイドル歌謡と青春を共にした私のようなおやじ世代にはこたえられない魅力があります(大学生の息子も全く同意見なのが面白いのですが)。

同世代の妻も(80年代に限らず、未だにアイドルヲタの現役である点ではるかに筋金入りですが)、「タイトルの意味は不明だけど、なんでこんなにインパクトがあっていい曲を、シャンプーメーカがタイアップで使わないのか」と怪訝な顔をしています。

乃木坂はカップリング曲も今のところ極めて秀逸だと思います。
秋元康の詞への気合いの入れ方も、正直AKBのシングルとはちょっと違う気がしますし、生駒のいかにも不安定で危なっかしい歌唱も、ハラハラして放っておけないという点で、かつての前田敦子的な、そして昔のアイドルを彷彿とさせるものがあります。

長々と乃木坂の話になってしまいましたが、もし、乃木坂にも何らかの「直接投票」システムが導入されれば(そういう計画もあるようですが)、たちまちその魅力の多くは失われてしまう気がします。

感想;
山口百恵という暗い目をした女の子が『あなたに女の子の大切なものをあげるわ』と唄った瞬間にスターが生まれたのだ」という喩えは、
当時の一般人の感覚からは正しいでしょうが、
当時のアイドル好きの間では、山口百恵は「こんなに良いのに、何故売れないのだろう」という評価があったので、(私自身、山口百恵のファンでした。百恵ファンでないアイドル好きの方に言われたのが印象に残っているので紹介)

当時を回想すると、
山口百恵という暗い目をしているが、アイドルとして魅力的な女の子が『あなたに女の子の大切なものをあげるわ』と唄った瞬間に、その魅力が、アイドル好き以外の世の中の一般人に知れ渡ることになり、結果としてスターとなった。」

AKB48グループの中にも、「こんなに良いのに、何故売れないのだろう」がたくさんいるので、山口百恵がまだ埋もれているのかもしれません。ナッキー
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古川愛李推しの投稿その4 選抜総選挙はイノベーションのジレンマに陥っており、衰退の危険をはらむ

2012-06-27 11:58:05 | アイドル・AKB48 興行の手法・人気
古川愛李推し読者からの投稿その4 選抜総選挙はイノベーションのジレンマに陥っており、衰退の危険をはらむ

AKBグループの運営、アイドルグループとしての在り方、将来を考えると、KCさんのご指摘通り、このイベントは非常に危険な、ともすれば衰退への道だという気もします。

政治学的にいえば、多数決でセンターやポジションを決めるのは、直接民主政であり、ややもすれば、ポピュリズム、衆愚政治の弊に陥ることは目に見えています。

既存のファン層(特に強固な固定層であるヲタ)の力関係、意向がストレートに票に表われるとすれば、保守的で硬直的な順位になることは避けられず、順位の固定化そのものが、本来「生もの」でありbizzareであるべきアイドルグループの、よい意味での危なっかしさ、意外性をことごとく排除してしまうことは、論理的な必然です。ビジネス(マーケティング)でいえば、新製品開発を常に既存顧客へのアンケート結果に依存するようなものです。

世界が羨むヒットメーカーである故スティーブ・ジョブズ氏は、新製品の開発にあたって、絶対に消費者アンケートを行わず、自らの思想、感性、こだわりをのみ信用したことは有名です。
消費者にアンケートを行えば、目の前に既にあるものの中からしかニーズを出せず、本当に新しいもの、消費者を驚かせるものは永久に生み出せないことになります。

アイドルも一種の新製品だとすれば、ユニットやグループには当然鮮度や賞味期限、商品寿命があるわけで、これを乗り越えながら日々イノベーションを行うためには、既存ファンの意見を「多数決」という形で集約することは、最もイノベーションから程遠いやり方だと言えます。

クリステンセンの『イノベーションのジレンマ』さながらに、AKBグループが肥大化して、既存顧客の要望、ニーズを反映する形で運営を続けているうちに、どこからか、全く異なるコンセプト、テイスト、アプローチのアイドルが出て来て足元からAKBを食ってしまう可能性は否定できません。

また、金融・証券的にいえば、本来AKBは地域限定、地場産業的アイドルグループであり、いわば未公開のベンチャー企業みたいなものです。

創業者グループ(秋元Pであり戸賀崎支配人なのでしょうが)の一存で経営できる存在だったのが、センター決めという、高度な経営的意思決定を(たとえ年に1枚のシングルCDだとしても)、一般消費者に委ねる「総選挙」のシステムは、株式市場から広く資本を集めるIPO(株式公開)になぞらえることができると思います。

一般に投票権を与えることは、大勢の「株主」=ステークホルダーを生み出し、彼らのオーナーシップに火をつけ、CD売上やグループの知名度向上に大きな威力を発揮する一方で、本来の経営者である創業者グループの意向やグループ運営に対する、大きな足かせになる、という意味では、巨大化したベンチャー企業が、上場したことによって株主の意向に振り回され、短期的、かつ保守的な経営政策しか取りにくくなることと極めて類似しています。

常に視聴者、消費者の半歩から一歩先を行き、サプライズを与え続けなければ飽きられてしまうアイドルの世界に、重たい年功序列的な席次ができ、誰もがその圧力を意識せざるを得なくなる状況は本質的、原理的に危険ですね。
特にAKBグループがここまで巨大化し、ほぼ独占化してくると、その中で闊達な抜擢やサプライズが出てこない限り、アイドル界全体が沈滞化していくことになりかねません。

特に、地方の支店をもこの中央集権的ヒエラルキーの中に取り込み一列の序列化してしまうことは、地方ならではのパワー、独自性、熱気、ファンサービスといった、異質な要素を捨象して平板なランキングに固定化してしまう点で、意外性のかけらもなくなってしまうと思います。

ナッキーさんが以前から言われている通り、もう、今のAKBには若干小6の松井珠理奈を「大声ダイヤモンド」のセンターに抜擢したようなサプライズは不可能だということになります。


感想;
私が「大声ダイヤモンド」で松井珠理奈が新人でセンターとなったような抜擢をやらないと、と焦ります。と書いたのと同じ焦りを、KCさんの
来年の選抜総選挙1位は、宮脇咲良 と予想(KC)
指原莉乃HKT48移籍は、宮脇咲良をチームAに移籍させるため(KC)にも感じます。
古くからのアイドルファンの常識的な感覚では、AKB48はあまりにも新陳代謝が少なく、ファンもそれを許していることを、選抜総選挙が証明している。

古川愛李ファンは、経営学的に分析していますが、分析をする以前に、感覚的に「おかしい」「やばい」と、アイドルファンであれば感じる

と想像するのですが、世の中には、アイドルファンばかりでなく、普通の芸能ファンが多数いるので、アイドルファンが思い描くような常識通りには、すすまないのです。
毎年毎年、選抜総選挙の結果を見ると思い知らされます。
総選挙一年目、当時アイドルとして一番輝いていた、小野恵令奈も、渡辺麻友も1位をとれず、世の中間違っているのではないかと思いましたが、それが、4年連続続いていて今はあきらめています。 ナッキー
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初期チームBを回想(KC)

2012-06-27 06:00:09 | 分析系 メンバー
初期チームBを回想(KC)

チームB1st公演のDVDを見て、当時の序列を書いてみた。
井上から平嶋までは、シンデレラは騙されない センター
菊池は、この6人とともに、「ふしだらな夏」
8位多田から14位早乙女までは、ユニット曲のポジションのセンター度でランク付け。
「ふしだらな夏」には出ているが、ユニット曲に出ていない二人を最下位。

指原莉乃移籍を記念して、現在のHKT48メンバーにたとえると誰かイメージの近いメンバーを並べてみた。

「ウインブルドンに連れて行って」 渡辺麻友・菊池彩香・多田愛佳  
「チョコの行方」 平嶋夏海・仲川遥香 このあたりはイメージがぴったり

井上奈瑠● :: 兒玉遥

柏木由紀 :: 菅本裕子

渡辺志穂△ :: 松岡菜摘

浦野一美△ :: 中西智代梨

渡辺麻友 :: 宮脇咲良

平嶋夏海●● :: 植木南央

菊池彩香●● :: 本村碧唯

多田愛佳 :: 谷口愛理

片山陽加 :: 下野由貴

米沢瑠美●● :: 若田部遥

仲谷明香 :: 熊沢世莉奈

野口玲奈△ :: 古森結衣

松岡由紀● :: 森保まどか

早乙女美樹● :: 穴井千尋

仲川遥香 :: 村重杏奈

田名部生来 :: 田中奈津美


チームBオリジナルメンバー
2012年6月現在現役AKB48     7名
△幸せに(またら自分の意思で)卒業 3名
●強制的に卒業           3名(研究生に降格されてから、後に卒業1名を含む)
●●解雇、辞退(実質的解雇)    3名

KC
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王さんも注目した(?)AKB総選挙(ピーナッツ)

2012-06-26 21:34:15 | AKB48
6月22日のニュースより、
プロ野球、福岡ソフトバンクホークスの王貞治球団会長は、2012年6月21日、オールスター戦のファン投票に、「AKB48」の総選挙を取り入れるアイデアを報道陣に語った。
AKBの総選挙は、CD1枚に投票権が1枚ついてくる。
王会長は、これを球宴のファン投票に置き換え、球場で観戦チケットを購入した人に投票権を与えるというユニークな考えだ。
現在では、球場に投票用紙が置かれているのに加えて、コンビニやインターネットでも投票できる形になっている。

いや、さすが、王さんやな…と。
プロ野球全体のことを考えている。実は、今年のプロ野球、お客さん、入っていないんだよね。
札幌,東京,甲子園,福岡だけを見てると、全然そんな風には見えないんだけどね。
夜中のスポーツニュースを観てて、"わっ!なんじゃこりゃ!(客、少ね~)"って…しょっちゅうね。
王さんのすごいところは、野球界に、今、足りないところを、おそらく、たまたま知った、AKB総選挙なるものの素晴らしい部分だけをチョイスして、取り入れようとしているところ。どこそれみたいに、AKB総選挙方式まるパクリの意識なんて全くない。
もう、王さん、1秒でも早く、プロ野球のコミッショナーになってほしいわ~。

ところで、王さんと言えば、博多。博多と言えば、HKT。HKTと言えば、指原…。
ということで、今、指原に伝えたいことがある。それは、王さんの言葉。
王さんが、ソフトバンクの選手に、"プロの心構え"として、伝えている言葉だ。それは、

「練習で、120%。試合で、80%」

先日、2000本安打を達成した小久保選手も、昨年、横浜ベイスターズから移籍してきた内川選手も、この教えを忠実に守り続けて、今がある。
特に、内川選手なんかは、それまで、万年最下位のチームにいて、「練習で、80%。試合で、120%」…全く逆の考えでやってきたもんだから、本当にビックリしたそうで。
で、王会長の真意、その心とは、まず、"選手寿命が伸びてほしい!"ということ。そして、「試合で、80%」…"残りの「20%」をどう考えるか?"ということ。
ま、答えは、遊びの部分,余裕の部分,ファンの皆様の部分,チームメイトの部分…。
つまり、本番では、"自分以外の部分を少し持つこと"で、みんなの幸せ=自分の幸せがある!という考え方だ。
これ、博多に行ってからの指原にも当てはまるんじゃないのかなぁ~!?とか思ってね。

「練習で、120%」…こっちの方は、指原、頑張ると思う。
ぶっちゃけ、ここが出来なければ、その先はないしね。
ま、そこは、HKT劇場で、その成果をファンの人が、ちゃんと見るだろうしね。
それに、『いいとも』他、指原単独でのメディア出演…その分の出来なかったレッスンは、他のメンバーにわかるぐらいのことはするだろう。
たとえ、それが、5倍でも、10倍でもね。ただ、もしも、劇場が始まって、2週間,3週間…この時点で、秋Pから、"指原は、ヘタレだから"…この言葉が出てきた時は、それは、移籍失敗を意味する…僕は、そう思っているよ。だって、それは、不満分子を押さえ込むためのセリフだと思うから。
ま、「練習で、120%」…これは、やるでしょう。やらなきゃね。

僕が、懸念しているのは、「試合で、80%」…こっちの方。
これ、全然、レベルも何もかも違うんだけど、指原って、基本的な思考回路は、(昔の)王さんに似ていると思っている。つまり、
「練習で、120%。試合で、200%」
ただ、王さんには、長嶋さんという存在があった。
僕、王さんは、長嶋さんの影響で、現役時代、自分だけじゃない視野を手に入れていったと思っているんだ。
例えば、数百のエピソードの中で、こういうの…。
2人並んでのインタビュー。
守備について、聞かれる2人。
王さんは、技術面,グラブのこと,連携について…要するに、真面目マックスの基本に忠実な受け答え。
これに対して、長嶋さんは、"えぇ~、僕の夢はですね、ライトフライを捕ることなんです、えぇ~。
ライン際にキレていく、ちょっとライナー性のを、グン…キュッキュッパッ、スッてね。だから、ショートとセカンドが邪魔なんですよ、えぇ~。
お客さんも喜んでくれますし、売店の方も喜んでくれますし、えぇ~"
ちなみに、彼は、現役時代、2度、セカンドゴロをアウトにしている(サードなのに)。
こんなもん、四六時中、しかも、十何年もやられたら、影響を受けるわな。
残り「20%」の使い方のね。
80%が、100点の時がある。200%でも、0点の時がある。
ただ、指原の周りに「長嶋さん」はいない。っぽい人もいない。
そして、少し前に、"AKBには、さんまさんのような大人も必要"と書いたのは、こういう意味もあるんだ。
残り「20%」の意識ね。
特に、指原の場合は、もう1個、厄介な性質がある。
それは、『いいとも』などのように、年齢,性別,経歴など、いろんなタイプの人の中では、天才的な立ち位置&間合いのはかり方が出来るんだけど、同年代(たぶん、アイドルだらけ)の中に入ってしまうと、あまりに変わってしまう。もう、不思議なぐらいスベる。
いや、スベる…というより、空回る。
B公演の指原を見て、いつも思ってた…"他人の間も客の間も全部奪う子だなぁ~"と。
ぶっちゃけ、自爆に近い。
だけど、これからは、それじゃいけない。
HKT劇場公演でも、そうだけど、博多の番組のインタビューのマイクは、特に、最初の1ケ月、全て、指原に向かう。
その時に、全開200%で、空回るか?となりの後輩に、"ねっ"って、話を振れるかどうか?だと思う。
これ、周りが全て、後輩!って状況の指原を見たことがないので、どうなるか?まるで、わからない。想像がつかない。
特に、トーク部分…「80%」の気持ちでいるのか? 「200%」の意識でいるのか? わからない。
ただ1つ言えるのは、HKTのメンバーの本当の気持ちは流れてこないということだ。

最後に1つ、こんな話…。
あれは、第2回のWBCの大会終了後のイチローのロングインタビュー(NHKーBS?/聞き手.義田貴士)でのこと。原監督で、王さんが、アドバイザーというカタチだったのかな?
とにかく、イチローの決勝打+タルビッシュのスライダーで、ゲームセット! 優勝!の大会。
王さんがVTR出演。イチローについて、喋るという。驚くイチロー。
そして、"いつ、優勝を確信しましたか?"という質問に対する意外な答え…
"野球は、ゲームセットの瞬間までわからないので…。
でも、このチームが集まった時の最初の練習で、あの、外野をみんなで一緒に走るんだけど、その時に、イチローがね、ガーッ!って走ったんです。
その後に、川崎や青木なんかが、それについていってね。
あのイチローのランニングを見た時に、僕は、このチームは、優勝できるチームだと確信したんです。
僕は、イチローのあのランニングの姿に感動しました"
カメラが、スタジオに切り替わって、あんなに乱れたイチローを見たのは、初めてだった。
涙がこぼれないように、上向いて、クールな顔を必死に作ろうとして、30秒も時間をとって、やっと出てきた言葉が、"王さんは、なんで、あんなに真っ白なんだろう…"。
あの時、ともすれば、「イチローのチーム」的な感じで、腫れ物にさわるような扱いだったイチロー。
それを払拭する意味でも、やっと自由になれたグラウンドで、全力疾走したイチロー。
イチローの人間らしい部分を見たチームメイト。そして、もしかしたら、最も褒めてほしかった部分を褒めた(見抜いていた)王さん。

指原は、あの日のイチローと同じことをすれば、ええんよ。
HKTの練習で、"ワァーッ!!"って走ったったら、ええねん。
5分後に、振り返ったら、きっと、HKTの中にも、川崎や青木はいる。
最初だけ、乗り切ったら、こういうのって、あとは転がっていくもんだよ。
指原は、イチローになりなさい! 王さんの弟子になりなさい! そして、何回も言うけど、AKBに、長嶋さん,さんまさんタイプの大人は必要だと思う。
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指原莉乃 アイドルの人権(総選挙分析ライター)

2012-06-26 12:30:00 | チームA・チームK・SDN48
以前に、「指原莉乃 スキャンダルに見る“ペンによる暴力”」という記事を掲載した。その記事で書ききれなかったことを記載する。
指原莉乃 スキャンダルに見る“ペンによる暴力

6月14日に発行された「週刊文春」に掲載された暴露記事によってAKB48の指原莉乃は、AKB48の総合プロデューサー秋元康氏によりHKT48への移籍と博多への転居を命じられた。

「週刊文春」が掲載したのは指原の元カレと称する人物の証言と指原が携帯から元カレに送ったとされる写真とメール。

秋元氏によればAKB48には恋愛禁止という暗黙のルールがあり、スクープ記事によって指原がまだAKB48に入って駆け出しの2008~9年(指原15~16歳)の時に異性とつきあっていたため、指原はAKB48の恋愛禁止ルールに抵触しAKB48のファンを心配させたということで前述の処分を受けた。

指原がAKB48の内部規約を破り、AKBから処分を受けたということについてとやかくいうつもりはない。それぞれの組織によって社会の常識から見て?(クウェスチョン)という規約を設けなければならないという事情があることも理解しているので、その規約を破った場合には組織を維持する必要から法律上なんら問題ない行為であっても、一定の処分を受けるということもあるだろう。

したがって、指原がAKB48のメンバーという身分で恋愛禁止という暗黙ルールを破ったという事実を出版社から指摘されたことについてそれが指原を陥れるという結果しかもたらされない場合であっても、出版社の商業主義上のことで姿勢としては情けないという感情は持つがそれ以上のものはない。

しかし、スクープの目的や情報の内容が元カレと称する人物の指原に対する個人的恨みを果たすことに加担するものであったり、指原莉乃という「個人」の人格や人権を完全に無視したり、さらに人権を圧迫・抑圧・弾圧するものであるということであれば、話は別である。

人間一人ひとりは、もともと大変弱い存在だが、それぞれが一人ひとりの人間として唯一無二の他人とまったく別の人生をもっているので、その生(人間らしく生きる権利=人権)は大変重要であり、人を区別することなく尊重されなければならない。それはアイドルであっても人である以上まったく同様である。つまり、アイドルだからその生を尊重しなくて良いという理屈がなりたつはずはなく、アイドルもアイドルである前に人間なのだから、当然、その生(人間らしく生きる権利=人権)は尊重されなければならない。

一方で、言論(ペン)をこの人権という立場から考えてみると、過去、絶対君主、宗教、国家による「個人」への弾圧という長く暗い歴史を多くの血という代償をはらって近代社会は「個人」の人権を獲得してきた。その人権を獲得する強力な武器となったのが、報道、文藝、出版による「ペンの力」である。このペンの力が宗教や国家の武力に対抗し、ついには打ち勝つことにより(ペンは剣よりも強し)「個人」の人権が獲得できた。

つまり、報道、文藝、出版の人間にとって本源的な目的(=存在価値)の一つは、暴走しがちな宗教・国家権力をペンの力によって牽制・抑制し、「個人」の人権を保護・擁護することである。また、ペンはその言論の正しさを世に問うことにより、場合によっては、国家の武力に相当する武器となる強い力を持つ。(ペンは剣よりも強し)

ペンが剣(武器)として誤って個人に向けて使われた場合、「個人」の人権は無視され、圧迫・弾圧を受ける。その意味で、ペンの正しい使い方の意味がわからないものは報道、文藝、出版の職に就く資格がない。このような資格がないものがその職に就いたとき、その資格がないもので構成された組織は個人の人権を無視し抑圧・弾圧する機関以外のなにものでもなくなり、社会悪の存在となってしまう。

それだけ、ペンの影響力は強いのでペンを持つものには当然、社会的“良識”が必要とされる。

翻って、今回の文藝春秋社6月14日発売「週刊文春」に掲載された指原莉乃に関する暴露記事の掲載目的・姿勢、記事の内容はどうか?

前述のように指原の2008~9年(指原15~16歳 子供である)時の元カレと称する人物の証言と指原が携帯から元カレに送ったとされる写真とメールを一方的に掲載している。また、計ったように選抜選挙直後に狙いを定めて、指原の過去のスキャンダルを暴露して、指原の人気を失墜させるだけが掲載目的である。指原の個人情報、プライバシー、人権に対する配慮はまったくない。

一般の企業がお客さまや従業員、取引先の情報を漏洩することは固く禁じられており、企業にまったく漏洩する意思がなく、仮にハッカーのような存在によって個人情報が盗まれてしまった場合でも、個人情報の管理体制が弱いと世間から厳しい責めを追求される時代である。それだけプライバシーを含む個人情報は慎重に取り扱わねばならなくなっている。これが今の時代の“常識”なのだ。

そのような時代に、文藝春秋社という組織が会社の意思として、まだ未成年で弱い立場の「個人」である女性アイドルのまして15~16歳の子供の時の情報を、密告者の一方的証言に加えて写真とメールまで添付し、さらに「AKB48指原莉乃は○○○○でした」などというそれを見た瞬間、その個人の全人格を否定するようなタイトルを大きくつけて全国誌でバラまいている。つまり会社の意思として個人情報を積極的に『悪用』し、特定個人に他の人が誤解をまねくような『レッテル』をはり、ただただその個人を『社会的に葬る』目的のみで雑誌媒体を販売、使用しているのである。指原の弱い立場を見越してやりたい放題だ。

これは、“非常識”どころか“犯罪”ではないのか。もし、一般企業がこのようなことをしたら当事者から訴えられ、マスコミからは叩かれ、社長は辞任に追い込まれ、お客さまや関連者の信頼を失い会社自体も存続できなくなるだろう。

それなのに、なぜ文藝春秋社だけはこんなことが平然とできるのか。芥川賞の選考出版社だからか?(芥川龍之介は泣いているだろう。) 誰がこの出版社にそんな絶対的権限を与えたのか。おかしくないのか、ということである。

ちょっと前に「検○庁」という組織が、自分達のみ“絶対善”という盲信のもと「法律」という武器を使って、特定の個人を標的に定めて自分達が作り上げた一定のシナリオのもとに綿密に計算して組織力を動員して検挙し犯罪人にするというとんでもない愚行を繰り返して、いわれない冤罪事件がいくつも発生したが、文藝春秋社もまさにこの構図にそっくりだ。

文藝春秋社のトップをはじめ社員は、自分達のやっていることが世間の常識とかけ離れて“犯罪”の領域に踏み込んでいることに気づいていないのではないか。芥川賞選考出版社という過去の遺物とでもいうべき地位と「言論の自由」という聖域を勝手に拡大解釈して、自分達の言論は“絶対真実=絶対善”で何を書いても許されるというとんでもない勘違いをしている。(統帥権を拡大解釈して暴走した戦前の参謀本部やオーム真理教にも似ている。)

本来、報道、文藝、出版社は暴走しがちな国家・宗教権力を牽制・抑制し個人の人権を保護・擁護するために存在しなければならないのに、弱い個人(アイドル)の人格・人権を完全に無視するどころか抑圧・弾圧し、その弱い個人(アイドル)を『社会的に葬る』目的で言論を展開している。このような出版社など社会悪そのもので存在に値しないと思う。

このあとも指原莉乃のように自分の『夢』の実現のために必死に頑張っているにもかかわらず、文藝春秋社のようなマスコミが、先導して「生贄」のターゲットをもとめ個人の人格・人権まで蹂躙して頑張っているものの足を引っ張り、密告がはびこる風潮が加速されたら、日本は「努力するものが報われない、希望がない」閉鎖的で閉塞感に満ちた暗い社会になってしまうのではないかと心配である。

以上

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指原莉乃の思い出、第一回研究生公演、ただいま恋愛中(ナッキー)

2012-06-26 06:54:52 | アイドルを回想(AKB48を含む)分析系
指原莉乃の思い出、第一回研究生公演、ただいま恋愛中(ナッキー)

チームA4thリバイバル公演が、突然、研究生公演になったこと、
それからしばらくして、アンコール中止事件があったことは、
このブログでは繰り返し、紹介していますが、指原莉乃は、その両方に出演しています。

指原莉乃の代の研究生は、私の記憶では、チームB3rdの「純情主義」のバックダンサーがデビューで、
チームAリバイバル公演が始まってから、第一回研究生公演までの間に、アンダー出演していた研究生も複数いたように思います。

しかし、研究生だけの(厳密には、前田敦子ポジションは、チームA藤江れいながスライドなので、全員研究生ではない)公演は、予告なしに突然始まりました。

スケジュールではチームA公演と発表され、当日行ってみたら研究生公演だったというファンもいたと思います。
(テッドさんと私は、研究生公演であることを把握していたので、どんな公演なのだろうか、期待して臨みました。)

公演のエンディング曲で、一人だけ涙をながしていた研究生がいました。指原莉乃。
実際には、複数の研究生が涙を流していたのかもしれませんが、指原莉乃の涙が一番目立っていて、多くの観客が彼女に釘付けになったと思います。

当時も今も、指原莉乃に対する評価は、可もなく不可もなくですが、
自然と涙が流れるほど、感極まって、アイドルらしい素敵なものを見させてもらったと感動しました。しかし、

翌日、当時は有名だったファンブログに、
「名前はあげないが、普段は手を抜いているメンバーが、涙を流していたのは、日ごろから努力が足りなかったことを反省しての涙であり、自覚をもっただろうから、精進せよ。」という趣旨の記述があり、

指原莉乃がそれまで手を抜いていたとは、何を証拠におっしゃるのか、と人の意見に対して、珍しく憤慨した記憶があります。

拙いパフォーマンスはあったかもしれませんが、手抜きには見えず、未熟に見えるというアイドルとしての必要条件は、指原莉乃だけではなく、他の研究生も満たしていました。

むしろ、すでに当時から、正規メンバーより、研究生の公演の方が、「下手のかもしだすアイドルの魅力」に忠実だと、プラスの評価をしていましたから、有名ブログの評価が、意外だったのをよく覚えています。


以上の回想を書いてから、ネットで調べた結果、こちらの記事でした。自分の記憶と異なるのは、この筆者は、指原莉乃をほめていて、
「いつか迷った時、苦しい時にも、この日を、その涙を思い出すことが、きっとあなたに進むべき道を見つけさせてくれるだろう。

 そして、ありがとう。あなたにとっての、この素晴らしい日に立ち会えて、客席の私たちも、とても幸せだった。」
と書いている。指原莉乃にとって、今は苦しい時なのでしょうから、この愛のある筆者の言葉が予言的です。

ナッキー
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古川愛李推し読者からの投稿その3 パーソナリティが垣間見える総選挙インタビュー

2012-06-25 23:59:46 | アイドル・AKB48 興行の手法・人気
古川愛李推し読者からの投稿その3 パーソナリティが垣間見える総選挙インタビュー

総選挙は過酷だけれど、その結果、個々人としては、確実に深く自己を、そして自分の在り方を見つめるきっかけになっているし、それがあの一言に如実に表れるから、どんなシーンよりも、彼女たちのパーソナリティが垣間見えて興味深いと思います。

篠田麻里子のスピーチが強烈すぎて、以後の上位者が霞んでしまったのも御愛嬌だったと思います。
指原が「もう絶対に泣き言は言わない。これからは、・・・なるべく・・・」と言わされたのも、鬼気迫る篠田の圧力の賜物だし、渡辺麻友が1位を狙う、と宣言したのも、その流れでしょう。

一方、下位メンバーの挨拶も、(全部を見たわけではありませんが)中継はされないけれど、なかなか味わい深いものが多々ありました。
市川の「フレッシュレモンはもう飽きられたのかと思っていました。」というのも、個人的に彼女のことは全然好きじゃないけれど、ひたむきなところが、好感が持てました。


もうひとつ下名の印象ですが、この選挙は(実際の議員の選挙にも共通しますが)、本質的に「判官びいき」選挙 だという面が強いと思います。
ファンは単独メンバーを推しているなら別ですが、複数のメンバーを推している場合、貴重な票を誰に入れるか。
自分が入れなければ危ない、そう思うメンバーに入れる面が強い気がします。

自分が投票しなくても、世間的に有名になって、いくらでもファンが増えているようなら別に自分が入れるまでもない、と。
知名度があがっているのに、票が伸びず、相対的に順位が下がるケースは、こういう「逆危機ばね」というか、「集団思考」(=誰かがやってくれるだろう)の罠に落ちていることが多いのではないでしょうか。

ドライでスタイリッシュなイメージの小嶋陽菜が、今回ぐちゃぐちゃに泣きながら語った言葉が象徴的です。
「こじはるは大丈夫だから」と言われて投票してもらえないことがいかにつらく、危機的なことか。
だからこそ、「皆さんの一推しにしてください」と叫ばずにはいられないのですね。
いつも明るく、華やかなイメージで、選抜の中核を盤石のごとく確保してきた彼女の言葉だけに胸を打たれるものがありました。

ファンは(一般の選挙民も)とても移り気でわがままなものです。
実力があり、安泰と思われるとわざわざ投票してくれません。

逆に、怪我やトラブルに襲われて、まともに活動できなかったメンバーこそ、「危機ばね」が働き、何とか盛り上げてやらねば、と一人ひとりのファンが危機感を持って投票するので、逆に順位が上がる可能性があります。
高城亜樹もかつて長期間ステージを休んでいた年に順位が上がっています。

今回松井珠理奈が、僅差とはいえ、松井怜奈を逆転し9位に入ったのも、突然のチームK兼務を発表され、すわ前田敦子の後継者か、と騒がれたときに、体調不良で活動を休み、それをまた脆弱すぎる、センターの器でない、などとネットで叩かれたがゆえに、「危機ばね」が働いて、彼女への票が増えたように思います。

元々は、優等生的で、早くから秋元康の秘蔵っ子のようにエリート扱い、何でも前向きに泣き言言わず、懸命にこなしてしまう天性のリーダー、そんな隙のなさ、完璧さがヲタからは敬遠されて、露出度、SKEでのリーダーシップの割には順位が伸び悩む傾向にあったのだと推察します。

柏木由紀も、これまで我が家では、大して顔がかわいいわけでもないのに、カメラ目線だけがあまりに物欲しげで、上から目線的なところ、自信満々なところが許せない、と酷評されていて、娘など、なぜか「ゆきりんの『どや顔』だけは絶対に許さない!」と忌み嫌うほどでしたが、今回、まゆゆに刺されて、3位に甘んじながらも、必死に涙をこらえて上を見て、笑顔で語り遂げる姿を見て、私はちょっと見方が変わりました。

これこそプロ根性だし、ヲタが間違ってアイドルになってしまった指原と異なり、アイドルに憧れた田舎の一少女が、どうすれば自分がアイドルになれるかを必死に模索して、実際にアイドルの座をつかんだ、柏木由紀ならではの筋金入りのプライドを見て、天晴れと思いました。
顔も、媚びる表情も好きになれないけれど、彼女の伸びがあり、張りのある歌声は、私も十二分に評価するところだったので、今回のスピーチで俄然、彼女を再評価する結果になりました。

渡辺麻友の「1位を目指します」という毅然とした強い表情も良かったですね。


と長々と述べてしまいましたが、日ごろ見られないメンバーたちの姿を垣間見、それが新たなメンバーへの評価につながるという点では非常に興味深いイベントだと思います。


一方、AKBグループの運営、アイドルグループとしての在り方、将来を考えると、KCさんのご指摘通り、このイベントは非常に危険な、ともすれば衰退への道だという気もします。


感想;
柏木由紀は、昔のアイドルだったら、男性には好かれるけど、女性には嫌われるタイプ。AKB48ではそれが目立たないのは、シアターと握手会というファンと近い活動の場があり、ゆきりんの魅力が、分かりやすく提供できているから、と思っていました。

選抜総選挙の結果としては順当な順位となるので、本質的に「判官びいき」とはいうものの、番狂わせで順位が落ちたり、上がったりはないという印象があります。梅田彩香が16位に入ったのは、去年がピークだから今年は落ちるだけという予想に対する「判官びいき」と言えるかもしれませんが、一度は選抜上位に入って欲しいという想いが、梅田ファン、チームKファン以外にも共有されているとは思えません。タニマチ票という疑念を抱いてしまいます。

ナッキー
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卒業生、大島麻衣…最も「らしさ」が出てる番組(ピーナッツ)

2012-06-24 21:00:00 | AKB48
卒業生、大島麻衣。

僕は、この人が、バラエティー開拓の先駆者として、目に見てわかる成功を収めないと、後が続かない…ずっと、そんな風に思ってきた。
しかし、『アッコにおまかせ』…ホリプロ完全体制+和田アキ子バーターという立場+"まいまいは、どう?"…こんなもん、遠慮がちな答えを返すしか出来ませんわな。
また、"そこの終着駅は、ぶっちゃけ、「あびる優」だよ"…"そこを脱出しなきゃ、「優香」には、なれないよ"…そんな風に思ってた。
『ピカルの定理』…たしかに、渡辺直美との友情は大切だけど、自分の道を作っていく上では、番組中、彼女の出オチのフリ役だけで終わってしまっていてはいけない!と思っていた。
『ロンドンハーツ』…"ここじゃないな"と思った。
いずれ、AKBネタ,秋Pネタをしなければならない時が来る、もたなくなる…。
だから、"ここじゃないな"と…。
それに、ロンブー淳もブレーキをかけながらのツッコミになってしまうだろうからね。
あと、(ロンブーの)後ろで、"その他、大勢の女"になるのも、ちょっと違うと思ってた。

見つけちゃったね~。
大島麻衣が、最も「らしく」、その魅力を発揮している番組。
それは、
『そうだ 旅(どっか)に行こう。』という番組。知らないだろうなぁ~? だって、テレ東系の深夜、しかも、30分番組なんだから…。
ちなみに、この番組は、"芸能人が、突然、休みをもらったら…何をするのか?どんな旅をするのか?"…それを、スタッフが、ハンディーカメラ片手に追っかけるだけ。
で、企画内容自体は、完全に、その回の芸能人たちに丸投げしてしまうという…。
ま~、ものすごい、ほったらかし具合。

さて、大島麻衣の役目なんだけど、内村光良,土田晃之と共に、この旅の様子を、ひたすら観察。
毎回、ゲストの1人を加えて、それは、"旅の見届け人"としての立場。
そして、とにかく、言いたい放題、言いまくるんだよね。
なんか、プロ野球中継の副音声?DVDのコメンタリー?って、ぐらいの自由さでさ…。
中でも、この大島麻衣の自由さが、特に、際立っている。
また、ちょっと、不思議な立ち位置を感じさせる人でね。
とにかく、なんだ…前半に挙げた番組とは、明らかに違う大島麻衣の姿が、そこにある。

大きく暗い部屋,巨大テーブル,低予算の殺風景なセット…。
その中で、彼女は、ヒジついて、ほおづえついて、テーブルに、ほっぺたピターン!の右腕ダラ~ン…。
なんかね、視聴者が見えてない下半身…"短パンとゴム草履じゃねえの?"ってぐらいの勢いなんだよね。
でも、あの感じが、この番組に、すごく合ってる。
正直、ハマってる。

実は、この、なんか、"ハマってる!"ってのが大事だと思うんだな。
特に、アイドルグループを卒業し、ピンになった人ってのは、"ハマってる"レギュラー番組に、1つ、出会えるか?だと思う。
ポイントは、業界視聴率。
発表されている視聴率とは、まったく別の世界…。
"大島麻衣は、誰と組んだら、面白くなるのか? どういう状況で、力を発揮するのか?どういうパターン? スタジオ?外? 大人数?少人数?…"
こういうのを業界の人、全員に発信&宣伝する必要がある。
だから、"ハマってる"レギュラー番組との出会い…ここが、分かれ目だ。
じゃ、大島麻衣の場合は、何?…何が、武器なのか?
結論から言うと、大島麻衣は、「うんと年の離れた男性」と絡んだ時、力を発揮するのだと思う。
おじいちゃんっ子?お父さんっ子?お兄さんっ子?…その辺は、よく分からないんだけど、大島麻衣…とにかく、"女おんな"してないの。
これは、番組内、「板東英二×大島麻衣」二人旅の回でも、思ったことなんだけど、彼女は、まず、板東の話を、すごく、よく聞くのね。
で、大先輩が、喋り終わってから、なんか返す。
または、リアクションをする…基本的にはね。
で、結果的に、板東の言う通りに、ほとんど、なっていくんだけど、これ、1人で決めた感が、全くしないんよね。
相づちの仕方とタイミングが絶妙!ってのもあるけど、実は、大島も、"私、これがやりた-い!"って、ちゃんと発信してるんだよね。
ただ、大島麻衣…自分を主張する間合いがいいから、男のプライドが、ず~っと、守られている感じ…かな?
なにより、ゆで卵、1つも食べてないのに、終始、あれだけ、機嫌のいい板東さんも珍しいわ。

そして、もう1つ、"おっ!"なことがある。
ま、さっきの"不思議な立ち位置"の話なんだけど…
この板東さんって、番組で、若い女性タレントと絡んだ場合、そのタレントさんは、孫か?娘か?はたまた、愛人?…この3パターンのどれかに見えてしまうことが、まあ、ほとんどなんだけど、この大島麻衣の場合は、ちょっと違う。
なんかね、年の離れた兄弟というか、昔から、妙に気が合う親戚の人というかね…とにかく、なんちゅうか、丁度いい距離感を感じさせる。
ビミョーな感じのタテ社会…って感じかな?
でも、あの感じ、若手の女性タレントで、なかなか出せてる人いないわ。
僕は、あれが、大島麻衣の「らしさ」であり、素の魅力であり、バラエティー力だと思った。
そういや、先週?の「IKKO×アジアン」の回の、ま、最低なVTRが終わって、スタジオに切り替わった時、ちょっと、怒ってる(呆然としている?)ウッチャンと土田の顔を、覗き込むように、ウッチャン見て、土田見て、ウッチャン見て、土田見て…。茶目っ気たっぷりの大島麻衣は、年の離れた2人のお兄ちゃんに甘える妹の姿そのものだった。
あの画は、抜群に可愛かったな~。
で、2人が、間をたっぷり取るような感じで喋り、スタジオに笑いが起こった、その時にリアクション。
彼女、あそこ、あの場面、待てるんだね…ビックリした。
グループ出身で、ピンになった人って、あそこ、待てなくて、バッティング…潰れた(一瞬、荒れた)画になるか、逆に、何もしなさ過ぎて、微妙に流れを止めてしまうか…なんだよね。ほとんどがね。
いや、あれは、すごい!と思ったわ。あとは、なんだな、となりに座っているゲストさんを、その中に引っ張り込める(巻き込める)ようになれば、ベッキーになれるんじゃない!? 新しいカタチのベッキー。

あ、そういえば、4,5ケ月前のスポーツ雑誌(健康雑誌?)に、あるスポーツインストラクターと大島麻衣の対談ページが載っていたな~。
で、このインストラクターさん、実は、ナンチャンのスポーツトレーナーの方で、ある日、2人で雑談…こんな話をしたんだそうだ。
それは、"バラエティー、ベッキーの次は、誰が来る?"って話。で、そこで、ナンチャンが、名前を挙げた、たった1人の人物こそが、実は、この大島麻衣。理由…「間」がいいから。大島麻衣…誌面の上からでもわかるぐらい喜んどったなぁ~。
ただ、ナンチャン…その意味、僕にも、ちょっとわかるよ。

やっと、大島麻衣が来た。
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秋元康 指原莉乃への期待と構想(総選挙分析ライター)

2012-06-24 18:24:38 | チームA・チームK・SDN48
AKB48の指原莉乃は6月14日(木)発売の「週刊文春6月21号」にスキャンダル記事を掲載され、6月15日(金)深夜に放送されたオールナイトニッポンでAKB48の総合プロデューサー秋元康氏よりAKB48の暗黙のルールである恋愛禁止を破りAKB48のファンの人たちを心配させたとしてHKT48への移籍を命じられた。
指原莉乃 HKT48での新たな活躍を祈念

一方で、秋元康氏は2012年6月17日にTBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」にゲスト出演し、今後の指原莉乃への期待と構想を語った。


・指原は『頑張る象徴』、『日本中の希望』、『期待の星』
「AKBはK-POPと比較されるが、少女時代にしろ、KARAにしろ、完成されていてなかなか入れない。でも、AKB48は入れる。その象徴が指原だった。みんなの中に、『指原でも頑張れるんだからという象徴』として指原がいた。指原自身も頑張って4位までいって『日本中の希望』だった。ただ、記事が出て、AKB48のファンの人たちを心配させたことは間違いない。来年、ベスト3に入って、『指原でも頑張れば…』というところまで来ていた。だけど、この記事が出たことによって、『やっぱり指原ダメだ』と。だから、逆にいえば、指原がこんなスキャンダルにまみれても、来年また頑張ることに懸けるしかない。それは指原が、本当に『期待の星』だから。」

・恋愛禁止ルール
「(恋愛禁止ルールについては)作ったわけではないけれど暗黙のルール。決してみんなの前で『恋愛禁止』と言ったことはない。恋愛がいけないということではなくて、スポーツと同じで、何かに一生懸命にやっていたら、そんな余裕はないはず。」

・『指原伝説』
「前田敦子にはスター性があるが、指原にはそれがない。そこが良かった。だから『指原伝説』をもう一回博多でつくらないと。」

・仕込みはしていない
「僕がやると、なんでも仕込んだと言われる。・・指原の記事が出て、これはどこかで急遽発表させないといけないと思い公な場はないかと思ったらオールナイトニッポンがあった。そこに呼べと言ったら、その日がレイティング週間だった。」

・AKB48への復活・・そうなったら良いなと思う
「(ヘタレの指原をもう一回博多で活動させて、いつかAKB涙の復活を描くということについては)絵は描いてないけど、そうなったら良いなと思う。」

・指原は『寒ブリ』・・冷たい海流(無理難題)の中を泳げば泳ぐほど、身が締まって脂が乗ってくる
「HKTはまだまだこれから。指原が、そこにズカズカ行って、たぶん、HKTのファンはドン引きすると思う。でも、ドラマとしては、次第に指原を認めてくれると思う。指原は、そういう無理難題をやればやるほど良い。だから、『寒ブリ』みたいなもの。冷たい海流の中を泳げば泳ぐほど、身が締まって脂が乗ってくる。」

・向田マキと指原莉乃の同時発売構想
「もし、この一件がなかったらさしこのシンデレラ・ストーリー完結に近かったが)本当は、指原が次のシングル出すときに『ミューズの鏡』の向田マキ名と指原莉乃の同時発売をやろうと思っていた。『今度の同時発売は、自分です。』そうすると、通常は、例えば10万人ファンがいたら、どうしても5万5万に割れちゃう。それでも面白い。一番は、指原に『こういうことやったほうが良いよ』って言ったときに、指原が『何でですか!無理です!』って言う声が聞こえれば聞こえるほどいいかなと。」

・HKTでの活躍次第
「指原が、本当にこの苦難をどう乗り越えていくか。ファンの方でも離れていくひともいるだろう。HKTのメンバーもやっぱり16人が選抜だから、そこに指原がきたら入るだろうから。そこでもファンがどう認めてくれるかということじゃないか。」

博多の次は世界が活躍の舞台
指原がもしもHKTを成功させたら、今度はモスクワに行ってもらうとか。そこで指原が『何でですか?』それをたぶんファンの皆さんは求めている。」


2012年06月17日「爆笑問題の日曜サンデー」秋元康氏指原莉乃コメント箇所を抜粋
田中「さしこが大変なことになっちゃって。ちょうどラジオで、秋元さんとオールナイトニッポンでやったのがおとといくらいですよね?」
秋元「金曜の夜かな。」
太田「あれは正直、どうでしたか?ニュースが舞い込んできて。」
田中「やったぁって感じですか?」
秋元「驚くでしょ。やっぱり。指原は…。AKBって、K-POPと比較されるんだけど。K-POPは、少女時代にしろ、KARAにしろ、凄いスタイルも良いし、可愛いし、完成されてるわけですよ。なかなか『私、KARAに入りたい』『少女時代に入りたい』って言ってもなかなか入れないんですよ。でも、AKB48は入れるんですよ。それの象徴が、指原だったんですよ。」
太田「私でもできる、っていう・・・。」
秋元「みんなの中に、『指原でも頑張れるんだから』っていう、それの象徴として指原がいたんですよ。指原自身も頑張ってたし、4位までいって、あれは日本中の希望だったわけですよ。」
田中「そうですよね。指原は、我々も笑っていいともでずっと一緒にやってきて、それで4位になってみんなでお祝いして、くす玉を割って…すぐにあんな記事がでちゃって。」
太田「あれはダメなんですか?セ○○○してたからダメなんですか?」
秋元「いや、セ○○○してたかどうかは分からないけど。本人は否定してますよ。本人は、いろんなことを否定するけども、それは分からないし。そこまで色々なことを『これはどうなんだ?』って訊くのも酷だし。それ以上は訊かないし。ただ、記事が出て、AKB48のファンの人たちに心配させたことは間違いないじゃないですか。」
太田「いや、でもね…。そうは言っても、ワケの分からない男の記事じゃないですか。」
秋元「まぁ、分からないんですよ。分かんないから。ただ、僕は指原らしいって思うんですよ。ここまで4位まで来て。」
田中「絶頂まできましたよね。だから、指原ストーリーは、完結に近いと思うんですよ。」
秋元「これで来年、ベスト3に入って、『指原でも頑張れば…』ってところまで来たじゃん。だけど、この記事が出たことによって、『やっぱり指原ダメなんじゃん』って。」
太田「それはそれで、演出家として面白いなって思うんですか?」
秋元「だから、逆にいえば、指原がここまで…何が起きるか分からない、ってことが起きて。指原がこんなスキャンダルにまみれて。でも、来年また頑張るかもしれないってことに懸けるしかないですよね。」
田中「そこで、秋元さん的には、そっちにいくしかもうないぞ、と。そこで、単に『クビ、引退』ってことだって選択肢の中に?」
秋元「うん。ありましたね。」
田中「でも、さしこの功績ということもありましたし…。」
秋元「だから、それよりも、本当に期待の星だから。」
太田「秋元さんの作ったルールによって、こうなってるわけじゃないですか。恋愛禁止って。秋元さんが作ったんでしょ?」
秋元「作ったわけじゃないけど、暗黙のルールだよね。」
太田「暗黙なんですか?」
秋元「みんな『それ(恋愛)は無いだろうね?』決してみんなの前で『恋愛禁止ですよ』って言ったことはないですよ。でもみんなは、それはアイドルだからね(恋愛禁止はしょうがない)。」
太田「でも、大半は年頃の女の子だから。」
秋元「それはそうですよ。だって、つちやかおりだって、僕が演出してる頃に、こっそり『これからフッくんのところに行って来ます』とか言ってたからね。」
太田「はっはっはっ。バレなきゃ良い?」
秋元「バレなきゃということより、恋愛がいけないんじゃなくて、スポーツと同じで、そんな暇がないはずなんですよ。一生懸命やってたら。それはそうじゃないですか。何かに一生懸命にやってたら、そんな余裕がないはずなんで。」
太田「だって、自分だっておニャン子に手を出したくせに。」
秋元「その時は、一生懸命やってないもん俺。」
太田「はっはっはっ。ズルイわ。それ、ズルイ(笑)。」
秋元「その(恋愛をしている)時は一生懸命にならないもの。」
・・・・
秋元「(西部ドームコンサートで)満身創痍の前田敦子が、僕らは病院に行かせろと言っているのに、立ち上がってふらふらと来て、フライングゲットのイントロのところから立ち上がると、笑っているんだよね。それが前田敦子のスター性じゃないですか。指原はそれがない。ないところが良かった。だからもう一回、指原伝説をもう一回博多でつくらないと。」
・・・・
太田「今回の総選挙で、前田敦子を引退させたでしょ?それは秋元さんのアイデアでしょ?」
秋元「アイデアじゃないですよ。だって、今のAKBを考えたら、前田敦子居た方が良いに決まってるから。」
太田「いやいやいや、それはもっとドラマチックにしようと思ってるんでしょ?それは秋元康的演出なわけでしょ?」
秋元「いやいや。全然ないから。」
太田「それは、今は言えないでしょうから。」
田中「あっちゃんが言い出したことですよね?それを俺が言うと、『秋元康に騙されてる』ってコイツ(太田)は言うんですけど。」
秋元「僕がやると、なんでも仕込んだって言われるんだけど。たとえば、指原のそういう記事が出て、これはどこか急遽発表させないといけないと思って。なんか公な場はないかって思ったら、オールナイトニッポンがあって。そこに呼べって言ったら、その日がレイティング週間だったんですよ。」
田中・太田「うまい。」
太田「変な男に、このタイミングで(週刊文春に)売らせたんでしょ?」
田中「そうしたら、鬼だよ(笑)…。そんなことするわけない。秋元さんらしいなって思ったのは、それは指原だから、ヘタレのあの子をもう一回博多で活動させて、いつか涙の復活AKBって。」
太田「それは絵に描いているよな。」
田中「それは、俺は秋元さんはきっと考えるだろうなっと。」
秋元「絵は描いてないけど、そうなったら良いなって思うよ。そんな計算ずくな、そんなソロバン好きな人ではないですよ。」
田中「どうするの?いいともは、明日、普通に出るの?」
秋元「普通に出ますよ。」
田中「俺らはどうしたら…(笑) ?」
秋元「いや、普通にツッコんでください。『指原、大変だったね』って。」
田中「でも、内容けっこう生々しかった。…中身にはなかなかツッコめないですよね。」
秋元「いや、『生々しいね』って言ってあげてください。ツッコんであげてください。」
田中「博多に住むんですか?」
秋元「住みます。もちろん。向こうの公演に出るわけだから。」
太田「でも、俺はあれ普通に純粋な女の子のメールだって思ったけどなぁ。初恋をした女の子の。」
田中「メールはそうなんだろうけどね。」
太田「でも、ヤっちゃったってのは生々しいけど。」
田中「それは別として。ただ、そういうのが写真を撮って送ったこととか、そういう脇の甘いところは、プロとして配慮したらどうなんだっていうのはあるね。」
太田「初めて人を好きになったのだから。」
秋元「写真も分からないわけよ。本人が言うことと。もう、それを聞いていると、例えば、お父さんが娘に『お前どうなんだ…と言っているような感じになるから。分かった。その先は訊かんが。』っていうのが、この間のアレだったんですよ。」
田中他一同「う~ん。」
秋元「それはもうファンの人からすれば、どこまでがホントで、どこまでがウソか知りたいのは分かるけど、まぁ、それは分からないですよ。」
太田「そこまで言うのはヤボだよね~。」
・・・・
太田「HKTは、現場行ってみたりするんですか?」
秋元「観ますよ。でも、まだ出来たばかりなんで。」
田中「若田部の娘さんがいるんですよね。ダイエーホークスの若田部投手の娘さんが。」
秋元「そこが、まだまだこれからなんで…これから指原が行って。」
田中「行くじゃないですか。正直、超~気まずいですよね。」
太田「そこがドラマなんだよ。」
秋元「そこがドラマなんだろうね。指原が、そこにズカズカ行って、『そんなわけで、みんなで盛り上がりましょう!』って。たぶんね、HKTのファン、ドン引きすると思うんだよね。でもね、それがドラマとしては、次第に指原を認めてくると思うんだよね。」
田中「悪魔ですよ。俺が同じ立場だったら、まず、愛情の方が強くて、その後の展開とか考えられないですよ。もちろん、愛情は強いんだけど、その後の展開をちゃんと考えてるんですよね。」
秋元「指原は、そういう無理難題をやればやるほど良いんですよ。だから、寒ブリみたいなもんなんですよ。冷たい海流の中を、泳げば泳ぐほど、身が締まって脂が乗ってくるんですよ。」
田中「だけど、変な話、この一件がなかったさしこって、ある意味、とりあえず、シンデレラ・ストーリー完結に近いじゃないですか。」
秋元「そしたら、たぶんなんかやってたでしょうね。本当は、次に指原がシングル出すときに…今、向田マキという『ミューズの鏡』っていう深夜ドラマをやっていて、向田マキって役名でやってるでしょ。それと指原莉乃の同時発売をやろうと思ってたんですよ。」
田中「自分が自分に向き合う。おもしろいですね。」
秋元「『今度の同時発売は、自分です』って。そうすると、通常は、例えば10万人ファンがいたら、どうしても5万5万に割れちゃうじゃないですか。…それでも面白いじゃないかなぁって。それぐらい『何でですか?』一番は、指原に『こういうことやったほうが良いよ』って言ったときに、指原が『何でですか!無理です!』って言う声が聞こえれば聞こえるほどいいかなぁって。」
田中「サドだよ(笑)。」
太田「それをやろうと思っていたら、それ以上のことが勝手にきちゃったんですね。ハーそういうことか。」
秋元「指原が、本当にこの苦難をどう乗り越えていくか。本当にファンの方でも離れていくひともいるだろうから、HKTだって決して…。HKTのメンバーもやっぱり16人が選抜だから、そこに指原がきたら、そこに入るだろうから。」
太田「天下りみたいな感じになっちゃうだろうから。」
秋元「そこでもファンがどう認めてくれるかってことじゃないですか。」
・・・・
秋元「指原がもしも、これでHKTで博多を成功させたら、今度はおまえはモスクワに行ってもらうとか。」
田中「特派員じゃないんだから。」
秋元「そこで指原が『何でですか?』それをたぶんファンの皆さんは求めているんでしょうね。」

以上

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古川愛李推し読者からの投稿その2 アイドル歌手が一種のアスリート化

2012-06-24 16:54:15 | アイドル・AKB48 興行の手法・人気
古川愛李推し読者からの投稿その2 アイドル歌手が一種のアスリート化

また、もうひとつ。私は、この恒例化してしまった総選挙のおかげで、今やアイドル歌手が一種のアスリート化しているように感じました。

アスリートは毎回の試合の記録だけ、あるいは獲得した賞金だけで、常に序列が決まってしまう。
オリンピックで金メダルを取ろうが、現役選手である間は、何の保証も特典もなく、常に次のオリンピックを目指して、ゼロから競わなければならない運命です。
記録が落ちれば、もう駄目だ、と言われ、引退してしまえば「元金メダリストの芸能人」のようになってしまう。

だからこそ、毎回毎回の競技で全力で戦うアスリートの姿は尊く、表彰台に立つ姿が感動を呼ぶのです。

もちろん、AKBの総選挙は、完全な競技記録によるものではなく、あくまで人気投票なので固定票や組織票、年功的な有利不利はありますが、誰もその地位に保証がないという意味では、個人にとってはこの上なく厳しい、しかし、それだけに極度な緊張、ストレスと、強烈な達成感、高揚感に満ちた刺激的なコンテストなのだと思います。

篠田が「私は選挙が嫌いではありません」と言っていましたが、あながち強がりではないと思います。
選挙のことを考えただけで食べ物も喉を通らないし、順位が下がればへこむし、ストレスで肌の状態も極度に悪くなるけれど、でも彼女たちの多くは、おそらく篠田同様、このイベントを確実に一種の「生きがい」「やりがい」と感じつつあるような気がします。

その辺が、もはや彼女たちは若干マゾヒスティックなアスリート体質に変わりつつあると思うゆえんです。
肉食系の貪欲なアイドルたち(そうでない子もいるでしょうが)にとって、チームやユニットとしてのCD売上とかカラオケランクなどと違い、個人としての評価を公に競う場というのは意外と快感なのかもしれないと。

逆に、このイベントの謎は、何が本当に順位を決めているのか、外から見ていると実態が不明で、時に不思議な現象が現れることです。

まあ、一般の国政選挙でも不可思議なことはまま起こるし、それを必死に分析するだけで職業が成り立つぐらいですから、多数の人間による投票行動とその結果というのは「複雑系」で単純化は難しいのだと思いますが。


タレントとしての能力とか露出度、知名度だけでないことは、昨年の板野友美の苦悩を見れば明らかですし、指原のようにおよそ正統派アイドルの条件を満たしていない、企画ものが上がれるのは、やはり知名度、露出度も重要な要素だということでしょう。
では、今年梅田彩佳が大躍進して選抜入りしたのはどう評価すればよいのか、これは我が家でもひとしきり息子と議論になりました。

Divaでの活躍はあるのでしょうが、しかし16位になれるほどの傑出した働きとも思えません。
ナッキーさんのブログではありませんが、「良心的・・・組織票委員会」でもない限り説明がつかない気もします。「良心的メンバーAKB48グループ・組織票委員会」が、地下で組織されているのではないか、と妄想(ナッキー)をリンク 

柏木由紀のように地道なファン対応が票につながる、というのは分かる気がしますが、これだけ得票規模が大きくなるとそれだけで選抜に入れるとも思えません。

翻って、順位をつけられ、競わされるメンバー個人の立場になってみれば、1年間何を目指して、何に力を入れて、どこで、どう努力すれば順位が上がるのか、その解が明確でないところがアスリートと違って悩ましいところであり、年端も行かない彼女たちが、その不明確な人気投票で厳然とした序列を強いられるところに、このシステムの恐ろしさはあるのでしょう。
一方、だからこそ、彼女たちはそれぞれのやり方で「顧客第一」を模索し、それが着実にメンバーひとりひとりを強くし、彼女たちの成長や成熟を促しているのは事実だと思います。

そういう意味では、今回の板野友美の挨拶が泣かせました。

次回に続く

感想:総選挙の結果が毎年つまらないので、この筆者ように選抜総選挙を肯定的に評価することに、ためらいはあるのですが、

AKB48メンバーは、選抜総選挙で、アスリートのように順位を競っている

その順位は、フィギュアスケーターや、体操競技のように、いかに観客の目に素晴らしいと映ったかで、決まる (スポーツのように技術の採点方法が明確ではないが、競争の精神としては)
という意見は、説得力があると思います。ナッキー
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『シグナル~月曜日のルカ~』鑑賞。(ときめき研究家)

2012-06-23 11:06:07 | ときめき研究家
ナッキーさん絶賛のアイドル映画『シグナル~月曜日のルカ~』をようやく鑑賞した。
(ネタバレがあるので、これから観る方はご注意ください。)

確かに、主演の三根梓を魅力的に描くことを最優先にした「アイドル映画」だった。

映画そのものとしての出来には、注文をつけたい所が多数あった。(私は、アイドル映画にもできれば映画自体としての面白さを求める。)
・ストーカーである「レイジ」の異常性が中途半端。中盤から登場して、気持ち悪い感じがよく出ているのだが、その異常性がどのようにして形成されたのかが窺えず、現実感がなかった。また、撃退され方が淡白。
・それと関連して、「レイジ」に関わり「ルカ」が3年間引き籠るきっかけになった経緯が、そこまでの衝撃を受けるものだったという説得力が感じられなかった。
・井上順の支配人はハマリ役だが、ルカの祖父役の宇津井健はどうも映画技師に見えなかった。大物過ぎるのか。
・相手役「宮瀬」の西島隆弘は好演。彼自身も問題を抱えているのだが、その展開や彼の演技はあっさりしていて、焦点をルカから逸らさない。映画自体を評価した場合には物足りないのではないか。

そうした欠点があっても、否そうした欠点があるからこそか、アイドル映画としての輝きを放っていた。
三根梓は演技も拙く、場面によって表情や感情がバラバラな感じがしたが、それはルカの情緒不安定さを表現しているものと善意に解釈。
何より、輝きすぎないのがいい。これからもっと輝くのだろうなと思わせる八分咲きの輝き。『時をかける少女』の原田知世もそうだった。
終盤、ルカが宮瀬に過去を告白して、白いブラウスのボタンを外し胸の傷をちらりと見せるシーンがあり、胸と言っても鎖骨の少し下あたりなのだが、ほんの一瞬だけで、傷もよく見えなかった。AKBはじめ世間では大胆な露出も多い中で、その恥じらい方がかえって新鮮だった。

映画のテーマは「好きならば好きだと言おう」ではなく、「イヤならばイヤだと言おう」。
ルカと宮瀬の両方のエピソードに当てはまるテーゼだ。
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古川愛李推し読者からの投稿その1 選抜総選挙は面白い

2012-06-23 05:48:38 | アイドル・AKB48 興行の手法・人気
古川愛李推し読者からの投稿その1 選抜総選挙は面白い

古川愛李推しの読者より長文のコメントを頂いたので、複数回にわけて紹介します.以下引用です。

私も、息子(大1)や娘(中1)に日々AKBの話を聞かされ、CDが出るたびにiPodにダウンロード(ホームシェア)させられ、MVや歌番組、冠番組のビデオをしょっちゅう一緒に見て、ぐぐたすやらブログを読まされているうちに、俄かファン(ヲタとは言えませんが)というか、結構な情報量を浴びるようになり、いつしかカミさんに「何気にファンだよね」と言われるようになりました。

私は、ナッキーさんのような正統な「アイドル」像に拘るものではないので、年をとっていようが、「アイドル」的でなかろうが、美しく、また自分の趣味に合う愛すべきパーソナリティであれば広く愛好するものですが、80年代にそれなりにアイドル全盛期の洗礼を受けたものとしては、やはり往時のアイドル像に深い憧憬と懐旧を覚えるのも事実で、AKBグループにしばしばその残像を見ているのも、つい息子たちに付き合ってしまう要因だと思っています。

1.選抜総選挙について

息子がAKBにハマったのも「ポニーテールとシュシュ」以降ですし、私も有名になってからの彼女たちしか知らないので、AKB全般を論じられる立場にはありませんが、選抜総選挙には、イベントとしての盛り上がり、各メンバーが切磋琢磨する契機、それがグループに対する世間の注目を集める、シングル売り上げを押し上げる、等々のメリット(?)もある半面、アイドルユニットとしての運営上は極めて危険なイベントだと思います。

まず、ごく野次馬的なファンの立場から見た総選挙のメリットから。

個々のメンバーを見つめる、という意味では「総選挙」にも興味深い面が多々あることを今回しみじみ感じました。

まず、いつも一定のキャラを懸命に演じているメンバーたちが、この日、この表彰ステージ上では、かなりの部分内面を曝け出してしまうことです。

特に、峯岸みなみが、「いつも選挙のことを聞かれると、『16位と17位、どちらがおいしいんでしょうね。私はバラエティー斑だから順位は興味がないので』というふりをしてきましたが、いつも心の中にあったのは、一つでも高い順位に入って、この場所にたつ自分の姿でした。いつも素直じゃなくてごめんなさい」と泣きながら語る姿が印象的でした。

(※)以後発言引用はあくまで記憶によるものなので不正確な面はお許し下さい。

秋元康が指原莉乃のフォトブック「さしこ」の中の指原との対談で、「あの峯岸みなみですら、95%はバラエティーと納得しながらも、5%は前田敦子になりたい、という気持ちを捨てきれないでいる」というようなことを言っていたのを、まさに自ら裏打ちするような、峯岸の告白でした。

私がしみじみと感動したのは、峯岸が本心はアイドルとして高い順位に上がりたいと思っている、ということではなく、日ごろ一生懸命にバラエティ・キャラクターを演じている、いわば芸能人としての仮面を、生中継されているあの開票のシーンで脱ぎ捨ててしまうこと、いな、あの武道館のステージには、そうした一線を踏み越えさせてしまう圧力がある、という事実です。

それに近い衝撃だったのは、あの番組でも何度も流された、彼女たちのドキュメンタリー映画「-少女たちは傷つきながら夢をみる」の、第三回総選挙後、大島優子がこらえきれず泣きながら篠田麻里子にすがりつくシーンでした。

ステージでは必死に笑顔を作って、悔しさをこらえて、前田敦子を立ててみせた大島優子の気丈さ、最後のプライドが崩れ折れる舞台裏のシーンをカメラがリアルタイムで追い、それが映画、DVDという形で公開されるという事実が衝撃でした。

そんな一面を茶の間で見られることは、メンバーたちを深く知りたい、という個人的な興味の上からは、実に中身の濃い、興味深いイベントでしたが、アイドルの人気投票、という、究極の公的な場が、結果として、芸能人、アイドル、という表の姿、仕事の顔を引き剥がして、彼女たちの人間性、素顔、内面をむき出しに公衆の面前に晒してしまう、というのは皮肉な逆説だと思います。
そんなまな板の上に立たされる彼女たちは、本当に過酷な運命にあると思います。

引用終わり、次回に続く

解説と感想(ナッキー)
アイドルの素の姿を見せて、それがアイドルの価値を高めるという事象は、1970年代から1983年までは、いわゆる賞レース(レコード大賞、歌謡大賞)であったので、アイドルの魅力を高める手法としては、使い古された手法だと思います。

しかし、AKB48が、過去のアイドルと異なり、アイドル史上上特筆に価するのは、
過去の賞レースは、優勝者の素顔しか楽しむことしかできなかったのに対し、
(補足:ザ・ベストテンの松田聖子の、泣きながら歌ってけど、涙がでなあった歌唱を含めると、賞レース以外にも、アイドルの魅力を向上させたテレビ番組はある)

選抜総選挙は、複数のAKB48メンバーの「順位発表の後の一言」により、賞レース優勝者1名だけでなく、いろいろなメンバーの素顔を見せるところに、特徴があると思います。

峯岸みなみの秋元康評を考察すると、前田敦子より峯岸みなみの方が、アイドル性でははるかに上だと思うので、峯岸みなみは、峯岸みなみのままで、前田敦子を目指す必要なない、と思います。

賞レースが、昔の価値を失ったのは、1984年の新人賞に菊池桃子が参加しなかったことが契機となっています。
菊池桃子が、賞レースに参加しなかったのは、すでに確固たる人気を確立していたので、賞レースで勝っても負けても関係ないから、賞レースは他のアイドル(84年デビューでは、岡田有希子、荻野目洋子、長山洋子)に譲るというスタンス。
辞退の理由は、記憶では、「気持ちの整理ができないから」だったかと思います。

選抜総選挙は、菊池桃子のように事務所の配慮で不参加を許さないので、古川愛李推しの読者によれば過酷、AKB48ファンにとっては公平なシステム、落ちても上がってもメンバーのコメントが聞ける有意義なイベントだと思います。

70年代、80年代の章レースで、勝者だけでなく、敗者のインタビューが聞けたとしたら・・・こんな面白いことはなく、それがAKB48選抜総選挙では実現されているのですから、面白くないはずがありません。

ナッキー
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