AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

2020年ベスト5を選定。(ときめき研究家)

2020-12-31 15:22:28 | ときめき研究家
大晦日なので、恒例どおり2020年に発売されたAKBグループ、坂道グループの楽曲からがベスト10を選定しようと思ったが、10曲までは浮かばなかった。

2020年はそもそも発表された楽曲自体が少なかった。特にAKBグループにとっては、紅白歌合戦出場も逃し不本意な1年間だっただろう。握手会ができなくても、コンサートができなくても、レコーディングして楽曲を出すことはできるはずだ。連続ミリオンとかCD売り上げ1位とか、そんなことにこだわっている場合ではなかろう。2021年はとにかく数多くの楽曲を発表してほしい。

1位『シャーベットピンク』(NGT48)。
グループの現状や運営と、楽曲そのものの評価は別物だ。久々のNGT48の新曲は、『みどりと森の運動公園』の後日談のような、NGT48らしい爽やかな曲だった。私は気に入った。

2位『ママのドレス』(日向坂46)。
オールディーズ風のどこか懐かしいナンバー。「デュワデュワ」というコーラスがとてつもなく可愛い。ママのドレスを借りてパーティーに行くというベタな設定もいい。

3位『僕らの春夏秋冬』(STU48)。
AKBグループの末子STU48が、桜並木を舞台に歌うノスタルジックな楽曲。しんみりした気持ちになる。

4位『一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルが思い出せない』(日向坂46)。
長いタイトルだが、考えさせられる歌。上村ひなののソロ歌唱は、パンチがあって印象に残った。

5位『だってだってだって』(NMB48)。
日常のちょっとしたエピソードから片思いの切なさと愉悦を描き切っている。ミュージックビデオも秀逸だった。

1週間に1本のペースで記事を掲載しようと決め、何とか最後まで実行できたのは今年の収穫だった。
CDの発売は少なかったが、平手友梨奈の脱退と欅坂46の改名、松井珠理奈や白石麻衣の卒業、筒美京平の逝去、AI美空ひばりやAI手塚治虫、「伝説のお母さん」や「エール」といったドラマなど、色んな話題について書くことで継続することができた。聴くものがなかった時には、=LOVEやNiziU、地方アイドルまで聴いてしまった。何より渡辺麻友の芸能界引退には驚いた。(渡辺麻友引退に関する記事



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櫻坂46『Nobody’s fault』を聴く。(ときめき研究家)

2020-12-27 14:36:02 | ときめき研究家
欅坂46から改名した櫻坂46の最初のシングルが出た。
カップリング曲を含めCDとして発売されるのは本当に久しぶりで、そのことだけで純粋に嬉しい。

『Nobody’s fault』を訳せば、「誰も悪くない」「誰のせいでもない」といったところだろうか。
中島みゆきの『誰のせいでもない雨が』と言う古い曲を思い出してしまう。いろんな解釈ができるが、例えば学生運動に挫折した若者の無念さを想像できるような楽曲だ。あるいは佐野量子の『4月のせいかもしれない』は秋元康作詞だが、「君じゃない、僕じゃない、別れのその訳は4月のせいかもしれない」と歌っていた。誰も責められない運命、成り行きといったものがあって、自分を責めなくてもいいと慰める歌だった。

しかし『Nobody’s fault』の歌詞をよく聴くと、少し違っていて、「誰か他の人のせいじゃない、自分自身の責任だ」という意味であることがわかる。信念を持って、他人に流されずに生きて行く覚悟を歌っていて、これまでの欅坂46のシングル曲のコンセプトを引き継いでいる楽曲なのだ。
いや、他人のせいにしたり、絶望したりしそうになる「弱さ」に向き合っている点で、これまでの曲以上にシビアな歌詞とも言える。「洗っても落ちない泥」にまみれながらも生きて行かねばならない孤独を、重苦しい曲調に乗せて歌っているこの曲は、聴いていて苦し過ぎる。

絶対的なセンター平手友梨奈が脱退し、グループ名まで変えたのだから、思い切ったイメージチェンジをして来るのではないかと予想したが、その予想は外れた。考えてみれば、これまで積み重ねてきたグループの資産を捨ててしまうのは惜しい。その資産の上に、また新たな歴史を刻んでいく道を選んだのだろう。それもまた試練の道だろうが、一つの選択だ。

最近ずっと聴いていたNiziUの『MAKE ME HAPPY』が文字通り聴き手をハッピーにする楽曲だとすれば、櫻坂46の数々の楽曲は、そして『Nobody’s fault』も、聴き手をシリアスにする楽曲だ。その余りの落差には呆然とする。しかし、世の中にはどっちも必要だ。

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アイドルのクリスマスソング。(ときめき研究家)

2020-12-20 08:53:15 | ときめき研究家
12月19日の朝日新聞土曜版に「読者が選ぶクリスマスソング」の企画があった。
1位 山下達郎『クリスマスイブ』
2位 『きよしこの夜』
3位 松任谷由実『恋人がサンタクロース』

これに触発されて、アイドル限定でクリスマスソングを振り返ってみようと思った。と思ったが、過去にも同じことを考えなかったかと思い返したら、やっぱりやっていた。2010年のクリスマスである。

今日はクリスマス。アイドルのクリスマスソングと言えば。(ときめき研究家)

その時に挙げたシングル曲は以下の4曲だった。
菊池桃子の『雪にかいたLOVE ETTER』。
小沢なつきの『クリスマスには間に合わせたい』。
松田聖子の『Pearl-White Eve』。
浅香唯の『10月のクリスマス』。
そして、AKBグループのクリスマスソングにも言及していた。

あれから10年経って、AKBグループでも何曲かのクリスマスソングが生まれた。その中で一番心に残っているのは、渡辺麻友と宮脇咲良のデュエット曲『クリスマスイブに泣かないように』である。2人の声と歌い方がとても似ていて、聴き分けるのに時間がかかった。その2人とも、もうグループには在籍していないのが寂しい。
過去記事1
過去記事2
長く付き合っていたカップルが、クリスマスイブを前に別れる歌である。このカップル、妻子持ちの高校教師とその教え子ではないかと、私は解釈した。
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NiziUを聴いてみた。(ときめき研究家)

2020-12-12 23:43:26 | ときめき研究家
何かと話題になっているので、おじさんもNiziUを聴いてみたくなった。
配信で『Make you happy』と『Step and a step』の2曲を購入して、朝晩の通勤時にエンドレスで聴いた。その感想を記す。

『Make you happy』。
正式デビュー前のプレデビュー曲とのこと。HKT48の『初恋バタフライ』とかNGT48の『Maxとき315号』のようなものだろう。初めてのオリジナル曲は力が入っていることが多い。歌番組でも何回か見たし、ミュージックビデオの「縄跳びダンス」はテレビで何回も観た。
日本語と英語が半々くらいの歌詞は、ほとんど聞き取ることは不可能。あなたの笑顔が大好き、あなたをハッピーにするために何でもしてあげる、といったような内容だろう。この曲は歌詞の意味を一言一句理解しながら聴く曲ではない。洋楽を聴いていると思って聴けばいいのだ。
曲調は、何と言えばいいのだろう、どこがサビなのか分からないダラダラと続く曲調だ。1回や2回聴いたくらいではとても覚えられない。10回くらい聴くと、ようやく曲の構成が少し分かって来るが、やっぱり散漫な曲だ。でも、聞き流しているといつの間にか脳裏に焼き付いているような中毒性がある。
気付いたのは、ソロで歌っているパートが多いことだ。しかもそのソロは、声がハッキリ出ていて、上手い。ボイストレーニングをしっかり受けているのだろう。韓国で半年合宿トレーニングを実施したと聞いた。ユニゾンパートが多いAKBグループ、坂道グループと異なっている特徴だ。

『Step and a step』。
満を持したデビューシングルで、初週売り上げ32万枚でオリコン週間1位を獲得したと言う。
握手会ができないためCDを出せていないAKB48が、今握手券なしでCDを出したら32万枚売れるだろうか疑問だ。
歌詞は、自分のペースで一歩一歩歩いて行けばいいといった内容か。サビの「Step and a step」が、発音が良すぎて、そう聞こえない。
この曲もやっぱり洋楽のように聴く曲だ。ソロパートが多く、上手いのも前曲と同じだ。カラフルな曲調とミュージックビデオは、これまで私が鑑賞して来たアイドルとは全く違う。多くの人が魅力を感じるのも分かる気がする。

ところで、NiziUのメンバーは9人のようだが、未だ1人も顔と名前が一致しない。いや、それどころか、誰か1人の写真を見せられてもNiziUのメンバーだと分からないだろう。
それは彼女達のせいではない。私の方に興味がないのだ。AKBグループの最近入ったメンバーとて同じことだ。若い子の顔が覚えられないのはおじさんの証拠だろう。
でも、彼女たちの2曲は気に入った。カップリング曲も配信購入しようかどうか迷っている。
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「2020タレントCM起用社ランキング」が発表される。諸行無常。(ときめき研究家)

2020-12-06 09:54:13 | ときめき研究家
ニホンモニター株式会社が「2020タレントCM起用社ランキング」を発表した。女性のランキングを引用する。
1位 今田美桜(14社)
1位 広瀬すず(14社)
3位 芦田愛菜(13社)
4位 清野菜名(12社)
5位 指原莉乃(11社)
5位 橋本環奈(11社)
5位 渡辺直美(11社)
8位 川口春奈(10社)
8位 深田恭子(10社)
8位 本田翼(10社)
11位 新垣結衣(9社)
11位 有村架純(9社)
11位 永野芽郁(9社)
11位 中村アン(9社)
11位 浜辺美波(9社)
11位 マツコ・デラックス(9社)
11位 吉岡里帆(9社)
18位 綾瀬はるか(8社)
18位 池田エライザ(8社)
18位 北川景子(8社)
18位 齋藤飛鳥(乃木坂46)(8社)
18位 白石麻衣(8社)

確かにテレビでよく見る顔が並んでいる。AKB、坂道グループ関連では、卒業生と現役合わせて3名のみ。指原莉乃の5位が最高位である。

興味が沸いたので、2012年のランキングを調べてみた。
1位 板野友美(AKB48)(20社)
1位 篠田麻里子(AKB48)(20社)
3位 高橋みなみ(AKB48)(18社)
4位 前田敦子(17社)
5位 小嶋陽菜(AKB48)(16社)
5位 指原莉乃(HKT48)(16社)
7位 芦田愛菜(15社)
7位 上戸彩(15社)
7位 大島優子(AKB48)(15社)
7位 柏木由紀(AKB48)(15社)
11位 武井咲(14社)
11位 渡辺麻友(AKB48)(14社)
13位 横山由依(AKB48)(13社)
14位 ベッキー(12社)
14位 本田望結(12社)
14位 ローラ(12社)
17位 剛力彩芽(11社)
17位 澤穂希(11社)

「席巻」というのはこのことだろう。上位6名を独占し、10名ランクインしている。いわゆる「神7」全員と、柏木、指原、横山がランクインしている。忘れそうになっているが、当時のAKB48の人気は物凄かったのだ。
特筆すべきなのは、2012年、2020年の両方でトップ10入りしている指原莉乃と芦田愛菜の強さだ。2人とも他のタレントが持っていない独自の個性を持っているのだと思う。人気が長く続くことが絶対的な価値ではなく、短期間でも強烈に輝くタレントもまた価値がある。しかし、企業や商品のイメージ戦略を担うCMタレントとしては、やはり長期間活躍する方が望ましいのだろう。
それから、1位の起用社数が2012年は20社だったのに対し、2020年は14社。タレント人気が分散・多様化していること、テレビCM自体が低調であること、などが考えられる。

因みに、2013年のランキングは、1位武井咲、2位篠田麻里子、3位ローラ、4位きゃりーぱみゅぱみゅ、剛力彩芽、有村架純、上戸彩であり、1年で様変わりしている。こうしてみると2012年がAKB48の世間一般的な人気のピークだったのかもしれない。『GIVE ME FIVE!』『真夏のSounds good!』『ギンガムチェック』『UZA』の年である。

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