AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

NMB48『甘噛み姫』とカップリング曲を聴く。全く甘くない、苦い曲。(ときめき研究家)

2016-05-25 21:13:11 | ときめき研究家
『甘噛み姫』。
タイトルから甘ったるいラブソングを予想した。また、歌い出しのソファーのエピソードから、他人にはどうでもいいような痴話げんかと仲直りの歌だなと早合点した。実際には全く異なる、苦い心変わりの歌だった。
付き合いだしてから2年経って、最初は微笑ましかった彼女の「甘噛み」も痛いと感じ、顔をしかめてしまったという内容。これは彼の心変わりに違いない。彼女には何の非もない。ただ彼のほうが醒めてしまったのだ。その心境を取り繕うことなく赤裸々に歌っていて、非常に苦い歌だ。AKBグループの歌に、これほどまでに苦く救いのない歌があっただろうか。
しかし苦くても真実の感情は隠せない。誰のせいでもない。それを隠さずに正直に歌っているから、心に引っかかるものがある。冒険だが新境地を拓いたと言える。
曲調も、のどかな前半から、にわかに緊張を帯びるサビ部分へと激変する。だまし絵のような曲だ。

『フェリー』(チームBⅡ)。
カップリング曲の中で、最も気に入った曲。何回もリピート再生した。
都会へ出ていく恋人または友達を見送る歌は数多いが、この歌は一時帰省の後都会へ帰る元彼女(?)を見送る歌で、珍しい状況だ。見送りながら、いつか帰ってきてここで一緒に暮らそうと(心で)呼びかける。
フェリーが発着するこの海辺の町は、AKBグループの歌によく出てくる町だ。この歌の2人は『ポニーテールとシュシュ』『Everyday、カチューシャ』『ギンガムチェック』に出てきた2人のその後ではないか。彼女が長い髪を束ねるのは、普段はカチューシャかシュシュをしていることを暗示していると思えてくる。
畳みかけるような歌詞の乗せ方、はやる心を表すようなメロディー。新たな名曲の誕生だ。

『恋を急げ』(チームM)。
しばらく恋をしていないので、誰でもいいからとにかく恋をしなくちゃという歌だ。
恋をしないと「劣化」する。ごぶさたで「蜘蛛の巣が張っている」。食欲が「性欲」に勝っている。など、アイドルとしては下品な歌詞が耳につく。
HKT48の『アインシュタインよりディアナ・アグロン』の歌詞が批判されていたが、「女の子の賞味期限は短い。モテキも過ぎたし、妥協してここらで恋をしないと。私を好きなら誰でもいい。」といった、露骨に打算的なこの曲の歌詞も相当なものだ。
ただ1点「燃えるような恋じゃなくても、思い出せるようなロマンスならいい」という条件はつけている。「思い出せるようなロマンス」とは、「朝起きたら隣に男が寝ていて、昨晩のことは思い出せない」という状況以外だったらOKということか。

『儚い物語』(チームN)。
一度すれ違っただけの少女を忘れられず、恋い焦がれる男の歌だ。一目ぼれとはそういうものだろうが、余りにも思い入れが強すぎて引いてしまう。彼女がその近所に住んでいるかどうかも確かではないのに、その場所でいつも待ち伏せしたり、洗濯物を眺めたりしている。下着泥棒などしなければいいのだが。
重厚で壮大な曲調とはうらはらの、いじいじした男の歌で、そのコントラストが狙いなのだろう。

『虹の作り方』。
若手メンバー5人による元気な歌だ。
AKBグループの歌で、虹を作ると言えば、名曲『君と虹と太陽と』が思いつく。他にも、プール掃除をする『水のないプール』とか、『君のことが好きだから』のミュージックビデオにもそんな場面があった気がする。
友達も公認の、臆面もなく校庭ではしゃぐカップルの姿は微笑ましい。歌っている5人の歌声も若々しいし、声の違いもはっきりしている。残念だが、どの声がどのメンバーかわからないのは私の勉強不足。

『道頓堀よ、泣かせてくれ』。
大阪ご当地ブルース。『悲しい色やね』や『大阪で生まれた女』のような歌と思って作られたのだろう。山本彩の声が、これがまた非常に良く似合っている。
戎橋やグリコサインといった固有名詞も登場し、大阪らしい楽曲だ。それ以上の感想はない。

『365日の紙飛行機』(山本彩)。
アレンジも変えて、ソロ曲として収録し直している。
山本彩の歌唱は、元バージョンの歌い出しと同じ調子で最後まで歌い切ったもので、新たな驚きはない。もちろん表現力があり、安定した歌唱だ。元バージョンがそうだったように、若手J-POPシンガーが歌っているようだ。それは、紙飛行機に思いを託す薄幸の少女ではなく、その少女に語りかける第三者の視点からの歌だ。
オーケストラをバックに、少女の視点で健気に歌っていた渡辺麻友のソロ歌唱とはまた違った味わいだ。
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乃木坂46『ハルジオンが咲く頃』とカップリング曲を聴く。(ときめき研究家)

2016-05-16 23:25:59 | ときめき研究家
結構長い期間聴き続けているが、なかなか感想がまとまらなかった。「透明な色」という乃木坂46の特徴のためだろう。

『ハルジオンが咲く頃』。
卒業するメンバー深川麻衣をイメージした歌だという。地味だけど芯が強く、可憐な花を咲かせる。地中に深く根を伸ばしている。他のメンバーから慕われ、グループの精神的支柱だった。そんなメンバーだったのだろうと想像できる楽曲だ。彼女の事は知らなかったが、楽曲を聴いただけで彼女のことを好きになってしまいそうな気がするから不思議だ。
ただ、そうした内部事情を知らなくても、愛されている友達との惜別の歌として、普遍性のある楽曲になっていることが素晴らしい。
惜別の歌なのに、しっとりとはしておらず、早口の歌詞が軽快なメロディーに乗っている。こんな別れの歌があってもいい。

『強がる蕾』。
その深川麻衣のソロ曲。声は子供っぽく、ハルジオンのイメージとは違い可愛らしい。
実家から都会へ旅立つ心細い心境を、強がることなく素直に歌っている。旅行鞄を「ママに借りた」と言っているが、いつ返すのか疑問だ。きっと母親は、自分の代わりに娘を見守る存在として、そしていつでも帰って来られるように、自分の鞄を娘に持たせたのだろう。

『急斜面』。
彼女の家までの急坂を、自転車で一気に登れたら告白しようという歌。
AKBグループの歌では、よく坂道で自転車を全力で漕いでいる。『会いたかった』『言い訳Maybe』『初恋ヒルズ』。そのどの曲とも違って、『急斜面』はあまり汗をかいていないように聴こえる。淡々とした曲調のせいかもしれないし、それが乃木坂らしさなのだろう。「好きだー」という叫び声も、まだ少し抑制が効いている。
歌詞の中で彼女自身を急坂に例えているのは、ちょっと違和感がある比喩だが、「砂浜は君に似て歩きにくい」という『Everday、カチューシャ』の歌詞を思い出して懐かしかった。

『釣り堀』。
若い女性が1人、釣り堀でのんびりと釣り糸を垂れている歌。
釣りは目的ではなく、恋人からの電話を待っていることに疲れ、時間を忘れてのんびりしたいという心境を歌っている。「まだ何も釣れないか?」と隣のおじさんに心配され、「魚たちにも事情があるのでしょう」と返すのはユーモラスだ。魚の世界という歌詞からは『魚たちのラブソング』を思い出す。
この曲はまたしても西野七瀬のソロ曲だ。彼女の声、歌い方はどこと言って特徴がなく、とらえどころがない感じだ。ただ、何曲もソロ曲を与えられているうちに、だいぶ慣れが出て来ているようで、安心して聴けるようになった。

『憂鬱と風船ガム』。
穏やかな勇気を感じる歌だ。聴いた後に『失いたくないから』に近い印象を持った。
もしくはSKE48『水のないプール』も同じような、静かな勇気を感じる歌だ。
これらの楽曲は私の好みに合う。熱い感情を声高に叫ぶよりも、静かに淡々と語る方が説得力がある。勢い込んで立ち上がるのではなく、だらだらと腰を上げるのだ。「ギンギラギンにさりげなく」の境地だ。マーチ風の曲調にも勇気づけられる。何回も繰り返し聴きたくなる曲だ。
ピーナッツさんの言うように、青春とガムは似合う。『チューインガムの味がなくなるまで』という歌もあった。

『不等号』。
琴のような楽器で始まるイントロ。曲調は、ドラマティックで昭和歌謡のようだ。「愛はいつでも不等号」というフレーズはいかにも古臭い。また、自分の方が彼を愛しているから、彼が離れて行っても仕方がない、今まで幸せだった、という価値観も何とも古風で、今時の女性にはありそうもない境地だ。
男女どちらの思いが重いかという歌詞は、『涙のシーソーゲーム』『夜風の仕業』などで再々歌われて来たが、それを不等号と言い換えているだけだ。

『遥かなるブータン』。
楽器は東洋風。メロディーは、私には純和風に聴こえる。
「世界で一番幸福な国」というブータンを念頭にした歌詞で、確かに難しいテーマの曲だ。桃源郷は地球のどこかにあるのではなく、人の心の中にあるのだと歌っていて、それはそうだと思う。
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続・5/9(月)HKT48 チームK4 出張公演について (ピーナッツ)

2016-05-14 18:00:00 | SKE48/NMB48/HKT48
【ユニット後…MC】
″博多の お子たちやなぁ~″って思ったのは、
誰が どう!誰それが どう!あの人は どう!私は こう!ってな感じで、どんどんどんどん、話が、前に前に進んでいくこと。大阪の子中心の集まりだと、絶対にああはならない。
理由は、簡単。ガヤとツッコミの文化が、あるか?ないか?…その違い。お客さんも含めてのね。
″違う!違うでー! なんでやねんな! ちょちょちょ…したら言わしてもらうけどな! 考えられへん! やめとけ!やめとけ!″等々等々等々…。
とにかく、カットイン(割り込み)の頻度に雲泥の差がある。だから、他府県の方からしたら、もう笑てまうぐらいに、話が進まない…ってな感想になると思う。
正直、K4の子が、この日、このコーナーで話したネタが、まあ…10個ぐらいは、あったと思うんだけど、あれ、NMBの子やったら、2個ぐらいしか消化できてないやろね。
でも、それは、いい悪いの問題ではなくて、文化の問題…持ち味だ。
それに、この日の舞台上で、あるK4の子…言うてたな、″私、大阪は、トークとか厳しいから…というか、いつもと反応、全然違うからさー! 怖いよー! 怖かったよー!″ってさ。
で、この投げ掛けに対し、他のメンバーの子たちも、全員、これでもかっ!ってぐらいの首タテ振り…うんうん!そうそう!+ ″(私も)思ったー!″ってなリアクション…。
そんな風に感じてるんだぁ~?って思ったよ。
だからやろね、余計に ″前に前に″感…あったのって。怖いから速くなるという…。
ただ、大阪の子の場合はね、怖いと喋んなくなるんだよ。いわゆる、よそいき…ってやつ。つまり、それが、NMBの子たちの欠点だったりもする訳で…。
正直、どっちが いいのか?
ただ、まー、所変われば…って、あの感じは、面白いよね。

【ラスト3曲】
『100メートルコンビニ』『好き好き好き』『サヨナラのカナシバリ』…。
実は、僕、以前から、このNMB劇場について、1つ…大きな疑問を持っていたんだよ。で、そのことが、そういうことが、もしかしたら? って。あれっ?って…ね。
完全解答に向けての針の穴…小さな光。でも、確信が持てない。
とりあえず、ここから後の曲、″全曲、その演奏時間を調べよう!″と思ったんだ(腕時計でね)。あと、10曲?ぐらい? 俺、覚えてられるかな? 家まで持って帰れるかな?
とにかく、長年の疑問解消に向かって、走りはじめている僕がいた。
あ、3曲…曲としての感想はね、やっぱ、『好き好き好き』が、1番好きだな。ただ、相変わらずの あっさり仕上げには、正直、満足いっては いなかった。

【MC(前半・後半)】
彼女たち…もう用意してたネタが、なくなってしまった時、それを「お客さんからの質問コーナー」って、そっち…完全に切り替えたんだけど、あれは、良かったね。
まさに、臨機応変、賢い選択だったと思う。
大阪のお客さんが、よく喋ること、喋りかけてくること… そういうのを上手く利用というか、上手に取り込んでた。
客席からのガヤ&ツッコミ…″あ、(ここで)喋るんだ?″って、戸惑いながらも、でも、そういうのも いちいち楽しみながら やってたよね。
また、その窓口を村重杏奈に一本化、そこをタワーとしたのも良かったと思う。トークが、あっちゃこっちゃいくことなく、ある程度、整理されてる状態を保ててた。で、それ、結果的に「楽しい客いじり」のカタチになってた。
とにかく、K4の子たち、上手に ″頼れて ″いたと思う。
かしこい。

【本編 ラスト曲】
『潮風の招待状』…。
ミディアムテンポの この曲を聴きながら、それは、ある程度、確信へと変わっていた。
ただ、それは、『100メートルコンビニ』『好き好き好き』『サヨナラのカナシバリ』、そして、この『潮風の招待状』…。これらの秒数を家に持ち帰ってから、CD,DVDにおける同曲のそれと比較してからだな、と。実際はね、本当の確信&核心はね、と。
ただ、僕は、腕時計で、とりあえず、確認はしておいたんだ、「本編 ラスト曲」の曲終了ー!と、ハイ!この時間ね、と。
もちろん、「影アナ」の秒数、「Overture」の秒数も把握してる。各MCコーナーの時間も 大体は、目星ついてる。各セットリストによって、少し違うことは、理解してる。
たださ、まあ、この4曲でエエわ!エエかな?と。十分だと思った。それに、もう…この4つしか覚えてられないっ!

【アンコール】
『オネストマン』『チームK4推し』『74億分の1の君へ(ショートヴァージョン)』『僕たちの紙飛行機』…。
さて、僕が、NMB劇場…長年抱いていた疑問というのはね、それ、
″通常のCDテンポよりも 少しだけ速く流してる?″…というものだった。ま、1分と57~58秒ぐらいの差かな? だから、1曲だと、11~12秒くらいの差。とにかく、少し詰めて、バック…流してるよね?って、思っていたんだよ。特に、一時期はね。
理由はさ、それが、手っ取り早く ″盛り上がった感じ″にするのに、″勢いが出てる感じ″を演出するのに、かなり有効だからだよ。
そして、帰ってから、その演奏時間…照らし合わせてみましたよ。で、その結果はね、4曲とも 2秒ぐらいかな…差が。正直、誤差の範囲だった。
だから、つまり、これは、違うんだな、違うのかな?と。
そして、これは、もう1個の可能性…それはね、
″前半→ユニット→後半→アンコール″って、段階的に、チョビチョビ…の テンポアップ盛り上げ…やってんのかなぁ~?″(フィナーレに向かって、異常に盛り上がった感じを出すため)ってね。これは、僕の感覚…なんだけどね。
でも、これも たぶん違うんでしょう? ま、17曲+全てのコーナーの配分時間を調べた訳ではないので、だから、まあ、100%ではないんだけどね…。ただ、全体の時間…そんなに違わなかったし…。
でも、確実に(CDよりは)速く聴こえるんだよ。けっして、ライヴ特有の臨場感で(心、かき乱されて)!ってことではない。もし、そんなんやったら、吹奏楽…何十年も指揮とかやってられないよ。これてないよ。ただ、CDとは、違う!これは、絶対だ。
とにかく、僕は、この ″少し速く聴こえる″が、K4の子たちのパフォーマンスにも多少は、影響したと思っているし、NMBの子たちにも、これ 影響してるなぁ~って、思ったりしてるんだよ。
あっさり,一本調子,メリハリつけにくい…の原因。
そして…
分かったわー! たぶん、これだ。
それは、最後から2曲目の『74億分の1の君へ』を聴いてて、そして、家に帰ってからの確認作業との合わせた技で、分かったわー!
ズバリ!それは、NMB劇場のミキシング(音響バランス)の問題だと。
例えば、簡単に(極端な例で)言うとね、高音3+中音3+中低音3+低音3…の音響バランスで聴くよりも、高音3+中音3+中低音3+低音6で聴いた方が、ほんの少しだけ速く聴こえる…ということだ。あ、速く…というよりも、あわてて…と言った方が、近いのかもしれない。感覚的なことだからね。
また、機械音の場合、カラオケサウンドってのは、その表れ方が、明らかというか、顕著でね…。
あと、この音響バランスって、意外に ″遅く(聴こえる)″…ではないんだな。生と機械…音の飛び方の問題。
もちろん、スピーカーの大きさ、距離,会場の大きさ、客席の入り状態なんかによっても かなり変わってくることではあるんだけどね…。
キーはね、その時の中低音のツマミをどこにもってきてるか? セットしてるか?だ。低音だけをね、独立させてるか? そこを中低音と繋げてるか どうか?だよ。
もちろん、NMB劇場はね、そっち気味だと思った…ミキシングの状態がさ。あと、あのスピーカー(の大きさ&型)は、あれでいいのか?ってな問題もあるよね。
で、この日の17曲のうち、1曲だけ、その音響バランス、ミキシング具合が、ノーマルなのがあった。
それはね、最後から2曲目の『74億分の1の君へ』だよ。他の曲とは、全然違うバランスだった。
だから、分かったんだ。これ、不自然なショートヴァージョンだったからね…。別音源経由で飛ばしたんだと思った。本ラインを1回とめて、割り込ませたんだ、と。
ただ、歌いやすそうだったよ~。でも、ま、いろいろなのに合わせていくのが…ってこともあるかな? だよな…。いつも同じ環境で出来る訳じゃない…ってこと。
だけど、長い目で見たら、低音ガンガン!の勢い頼り(ごまかし)環境で、育てていくより、もろもろ…ノーマルで 挑戦させていった方がいいようにも思うなぁ~。歌もダンスもね…。
とにかく、今のままの あの環境だと、趣,風情が、若干 失われがちになると思っているんだよ。あの田舎のヤンキーの改造車サウンド気味の音じゃあね…。
もろもろ&いろいろ…両立させていっては、ほしいと思う…今日この頃なのです。
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5/9(月)HKT48 チームK4 出張公演「シアターの女神」in NMB48劇場 (ピーナッツ)

2016-05-13 18:00:00 | SKE48/NMB48/HKT48
【影アナ(村重杏奈)】
久しぶりの大阪だからか?
″(今、当劇場で チームNが やってる)「ここにだって天使はいる」公演も 私 出来るよー!″ってな感じで、猛アピール。
カワイイやん。

【前半4曲】
『勇気のハンマー』『隕石の確率』『愛のストリッパー』『シアターの女神』…。
″とりあえず、手の振り付け…その動きが、よく合うチームだなぁ~″…それが、まずの印象。たぶん、チームM,B2よりもはるかにそろっている。
だけど、このチームの振り付け…動きには、アクセントがない!とも言えなくはない…かな? 弱い、弱く感じるよ。悪い言い方させてもらうと、ぜ~んぶ、ず~っと 一本調子というか…ね。ただ、メッチャそろっては…いるんだよ。
例えば、チームM,B2の子たちは、その絶対の決めドコロの1拍目に全集中、そこに飛び込んでいったがために、次の2拍目が 若干遅れ気味のバラバラ風情。そして、当然、続く 3,4拍目では、慌てての帳尻合わせ、これを余儀なくされるという…。ま、アカンわな。だけど、もう そんなのが、しょっちゅうあったりするんだけど…。
でも、このチームには、そういうのが ない。一切ない。
好み…だとは思う。だけど、エナジーとしては、のびしろとしては、どうなのかな?と。
ま、そんなことを思ったりしました。
あとは、やっぱり、あれだな。『隕石の確率』『愛のストリッパー』の時の全員 赤!の衣装は、やっぱり映えるな、と。カッコええわ。
TBS系「金曜日のスマイルたちへ」で、中居くんの後ろに座っている集団、そして、この2曲をパフォーマンスしてる彼女たち…。女性による全赤衣装ってのは、照明とかに関係なく(左右されることなく)魅力的に映るんだなと思ったりした。
男性集団の場合だと、あんまり上手いこといかないんだよな~(実験済み)、これが。赤、女性、集団、エロ、色、色気? 関係性…。また、今度、ゆっくり考えよ。

【自己紹介MC】
あれから 何年? 久しぶりに見た多田愛佳…。さすがに、大人っぽいところ出てきたんだな、と(ふるまいが)。ただ、見た目は、若返ってる。表情…かな?
HKTに行って良かったのだと、今日思った。
あと、全員の喋りについて、これ思ったのは、
″たとえ、噛んでも、つっかえても、間違えても、とりあえずは、おのれで何とかしなさい!″…これが行き届いてるな、と。あまり、助け船を出さないのね。
″なんとかする!″、″切り替えろ!″…そういうのが、NMBの子たちよりも強いような気がしたよ。
さすが、″指原率いる!″の団体だと思った。また、それって、関係ある…と思うな。

【ユニット曲】
『初恋よ こんにちは』『嵐の夜には』『キャンディー』『ロッカールームボーイ』『夜風の仕業』…。
前半4曲に感じたことに、これ プラスすることになっちゃうかな。それは、動きに加えて、歌唱面も、やはり、やはり! 一本調子感 いっぱいなんだよな。ぬぐえないな、と。人数減ゆえ、むき出しの相変わらず感が、余計目立ちだわ。正直、やっぱな…って感じ。
歌自体は、上手いと思う。終始、音程も とれてる。チームM,B2 より上だと思うわ。でもね…。
例えば、『初恋よ こんにちは』は、やっぱ、僕、チームB(AKB48)のを見てるわけさ。渡辺麻友,佐藤すみれ,奥 真奈美のトリオをね。正直、K4のは、3人並列に見えちゃう。1/3+1/3+1/3=1 ってな感じだね。
正直、あの時の3人は、まあ、バラバラだった訳さ。ただ、3人それぞれの ″切なさ″が あった。持っていた。
渡辺の表情の″切なさ″、佐藤が演じる″切なさ″、奥がもってる独特の″切なさ″…。一見、バラバラの…個+個+個。でもね、パワーというか、それぞれに存在感があったんだよね。1+1+1= とりあえず、3以上ってな感じだったんだよね。
ぶっちゃけ、K4の3人さんの方が、歌(音程含む)上手いと思う。振り付けのシンクロ具合も上だと感じた。でもね、なんでしょう? 凡 × 凡 × 凡 。そして、スーーッって…あの感じ。
結果、伝えなきゃ! だと思うんだよ。
『嵐の夜には』では、何回も出てくる「嵐の~夜には~」ってトコ(同メロディー部分も含む)で、もっと、こっちが2発!3発!4発!5発!…と食らっていく度に 胸が締め付けられていくような想いになれなきゃ、ダメだと思うんだ。でなきゃ、ウソだよ。正直、K4の子のボディーブローは、あんま効かなかった。だって、1発1発が、弱っちいし、(タイミング&パワー等も)読めるもん。ガード出来ちゃう、出来ちゃう。けっして、芯には、来ない…。
『キャンディー』って曲は、普通の歌詞部分と「ランランララララーン」って部分と、そこは、歌い分けるべきだと思うのね。ぶっちゃけ、おんなじように歌っちゃってるよね。
それと、「ランランララララーン」って、おそらく、規制された動きでなく、わりかし自由(勝手にスキップ等のフリー)なはずなのにさ、物語に凹凸が ないというかね…。メリハリつけなきゃダメだよ~。
おそらく、あの時のチームBよりも歌自体は、確実に上手いんだけど、なんかね、もったいなくてね~。
『ロッカールームボーイ』では、曲の最初,間奏とかで、特に、結構 ″自由にやっていいよ″的な振り付け…なはずなんだよ、許容範囲としてね。だけど、K4の子たちは、あまり…というか、全然そういうのをしない。ラクロスの道具をもって、スローな動きをみんなで忠実にやってるね…って感じ。
なっちゃん(平嶋夏海)的な子が、いないんだね。それとも怒られるのかな?
あの時の なっちゃんは、完全に巻き込み型でね。拍に関係なく、″うりゃあー!″って、思いっきりラケットを振ってた(シュート?)。暴投を捕るフリ(演技)もしてた。あと、無駄なジャンプ、時間ギリギリまでの連続ハイタッチ等々…。とにかく、やりたい放題、いや、やり過ぎてたよね~。
でも、そういうのって、伝染すんだよね。もちろん、あの頃のチームB5ってのは、大黒柱が抜けてのガラガラポン! チームに無理矢理でも、勢いをつけたかったってな事情もあったんだろうけどさ。
ただ、それが、あの時は、いいように活きてた。全員が、そういうことをするようになっていったんだな。だから、変な言い方だけど、舞台上が、うるさいうるさい。だけど、それが、この曲、舞台上でのパワーに繋がってた。まー!ラケットの角度、平行とかは、ムチャクチャだったけどね~。
正直、今回のK4の『ロッカールームボーイ』は、とても静かで、なんか スロー映像をみんなでやってるのかな~?って、僕は見えていたよ。″あ、落とさないよう(大事に)キャッチボールやってんな~″ってね。
もっと、動いたら、動き回ったらいいのに?って思う。だって、そういう曲やもん。それに、ライヴやねんから。
『夜風の仕業』を歌ってたのは、森保まどか…なのかな? なんかね、″白線の上を真っ直ぐ歩いてる″ようなパフォーマンスだな、と思ってしまった。
この曲はさ、待ちぼうけ感というか、ゆりかご揺らすような感じというか、目の前の石をコツン、空き缶をカンカラカーン!っていうかさ、そういうのが必要だと思うんだよ。いわゆる、間…だよね。
あんなに真っ直ぐ、しかも規則正しく歩いちゃダメだと思う。歌も動きも 実にあっさりし過ぎてると思ったんだ。
柏木(由紀)は、出来てたよ。彼女は、この曲に関しては、″完璧だったんだ″…と、改めて思うハメになってしまった。
彼女、今度、パフォーマンスする時は、是非、何の目当ても無い方にさまよって行ってほしいと思うよね。だって、その方が、「彼」への想い…より伝わると思うから。客席にも 楽曲の良さ…もっと″伝わる″と思うから。

何回も言うけど、音程はとれてる。そっち方面では、確実に、あの頃のチームB,チームM,チームB2よりは、上なんだよ。
″あ~ もったいないよな~″って、心の中で思いながら、このユニットコーナー…終わっていったのです。
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『74億分の1の君へ』他.初聴き感想 (ピーナッツ)

2016-05-08 20:00:00 | AKB48
『74億分の1の君へ』
″松田聖子のシングル曲みてぇだな…″
そう思いながら イントロを聴き始めた・・・てか、
んなことよりも、まず、この「74億分の1」っていう言葉がね~。そして、歌詞中の「74億人から たった1人だけ」っていうフレーズがね~。
なんだか、ダサく…というか、ステレオステレオ…っていうかね。とにかく、そんな風に思えてしまったんだ。もう、なんでしょうね? 関西弁で表現するとしたら、あの ″恥ずっ!″って感じの…ね、感情。
そして、そんな時、そういう僕のモヤモヤを突然! 解消方向に…という曲が、テレビの中から流れてきました。
本当に意外なトコからだったよね。
で、その曲とは、『KSK』(作詞・作曲 / DAIGO)という曲でね。「70億分の1のKSK(キセキ)~」っていうフレーズだった。つまり、妻となる北川景子に贈ったプロポーズソングだ。
この経緯がスゴくてね…。
だって、彼は、一度、″KSK…結婚してください″って、プロポーズしてるんだよね。でも、その時、彼女は、(ふつうに)″よろしくお願いします…″って返してしまった。つまり、いわゆる、DAI語で応えることが出来なかったんだと…。そのことを後悔しているんだと…。
この出来事があっての結婚披露宴でのサプライズ曲『KSK』だったんだよね。そして、この2回目のプロポーズに対して、この日、妻となる彼女は、″HI…はい″って、やっと返すことが出来たんだって…。
で、そういうのを北川景子が、『KSK』…歌ってもらった後、これ、語るんだってね~。どれだけ嬉しかったか、納得したか、後悔していた自分から 立ち直れたか…って、
アホやん! アホカップルやん!
で、会場では、もう それを真剣に歌ってるDAIGOと、うっとりしながら聴いてる北川景子のツーショットを見ながら…の 微笑ましい爆笑空気だったんだってね。
要するに、こうなんじゃないかな?
たぶん、「74億分の1」とか そういうのは、基本、照れMAXの恥ずかし言葉なんだ。顔赤らめるぐらいのね。だから、少し、遊び心を入れて表現した方がいい。効果ある。
『74億分の1の君へ』…少しだけ、コミカルな要素を入れといた方が良かったように思うんだな。二人のバカさ加減、ちょっとだけ…かいまみえた方が良かったのかな?と思った。あと、ちょうどエエ感じの固有名詞の投入もね。
その上で、″何て恥ずかしいんだ!こっちが照れるわ!″ってぐらいのド真面目な叫び、それも、1対1で…ってな状況が、成立条件…理想かな?ってさ。
とにかく、『KSK』と『74億分の1の君へ』… 2曲のパワーの差がスゴくってさ…。
そして、こういうのは、ステレオステレオじゃ、面白味ないのかも? バカ真面目ゆえのプラス要素とか…必要なのかも?ってね。ま、そんなことを思ったのさ。

『Chain of love』
イントロは、″静″からの ドコドー(ン)裏ー裏ー裏ージャン!ジャン!→本イントロー!…。
そして、曲のポイントポイントでは、ホーンセクション(トランペット他)で、キッチリ くさび…打ち込みます。
また、間奏部分では、管楽器ヴァージョン(弦のオブリガード付き),″静″のピアノヴァージョン,エレキギターヴァージョンと、幅広く、しかも上手くバラけさせて…と。
で、ラストは、突然!の曲終わりパターン。しかも、なんか、スクールメイツが、もう曲終わってんのに、その余熱で、まだ、両手に持ってるボンボンは、揺らし続けてる(照明ライト消えるまで)ってな…あの感じ,風情,雰囲気。
これは、80年代の曲傾向を意識してるかな~?と思ったよ。あの頃の若手歌手、元気ヴァージョン曲仕上がりの代表みたいな作りやな…と。
結構な忠実スタンダード。
そして、とりあえず、これ、吹奏楽用に譜面おこしたら、トランペットの子ら…喜びそうやなぁ~、と。完全に吹いてて、最初から最後まで楽しい演奏タイムになると思う。
でも、懐かしわ~、小室(コムロ)前の こういうアレンジ感がさ。

『タブーの色 / サクラハルカ』
「タブー」とは、″やってはいけないこと″って意味だっけかなぁ~?
でも、それ以上に、僕が、「タブー」って聞いて、まず、思い出していたのは、「8時だヨ!全員集合!」…加トちゃんのことだった。
つまり、「ちょっとだけよ~」… あのコントのバックでかかっていた曲が『Taboo』。なんとか楽団の曲だった。
ストリップの場面…だから、もちろん、隠微。隠微っぽいのの最高峰? だから、照明は、ピンク。濃いピンクやな。
いや、赤…なのかな? 唇?
そうやな、この曲で表現したいのは、そっちじゃない方、完全に色彩じゃない方の「色」…。たぶん、第三者から見えるものとは違う…もっと呪術的な「禁忌」? そういう世界観、精神性。そして、サクラとハルカ…。
それにしても、この曲、バックのピアノ…大活躍やね。また、これ、すごく多様な使い方をしてると思ったよ。でも、そこが、いいね~。
例えば、両手全開弾きで、その悲しみが、より広がっていく様を上手く表してると思ったし、
あえての 片手(右手)弾きでは、その高音の動きで、落ちる涙,荒れ狂う気持ち,過去の出来事…後悔,繊細さ等を とにかく丁寧に伝えてると感じたし、
また、ピアノ(高音)+ グロッケン(鉄琴)の合わせが、幼児用のおもちゃピアノの音色っぽくなるという特性を、これ 活かして、二人の より純粋な…というか、無垢なココロを表現してると思った。
ピアノって、実は、超万能装置だからね。この曲では、そのピアノのチカラを存分に発揮してると思ったな。
楽曲的に、バックの軸をピアノ1本に、そこにこだわったのが、非常に良かったと思う。″迷ってるは いるんだけど、ブレないよ!今後もね!″って感じが、ストレートに出てる出てる。

あ! ″染まり続けた″ その先は、二人にだけ 見えてる世界ってのは、限りなく透明なのかな? なんとなく…ね。
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『手を繋いで帰ろうか』と『キミガイナイ』(ピーナッツ)

2016-05-03 12:00:00 | AKB48
初聴き… まず、思ったのは、『サイレントマジョリティー』のカップリング曲である、この2曲ってのは、″連作だな?″と。いわゆる、2部作品。
琴線に触れる言動(& 仕草?)を、おそらくは…された?彼女と、終始、その様に対して、うろたえている彼の物語だ。ま、彼からしたら、「地獄絵図」…だな。
とにかく、目の前で起こっている事件に対し、″手を繋げば? キスをすれば?″と、どこか安易に考えている彼…。浅はかボーイだ。
だけど、″あ?これは…″と、彼女のただならぬ雰囲気には、何か…何かしらを感じてはいる。また、自分が見抜かれてしまっていることも 若干ね…。だ、け、ど、オロオロ~、オロオロ~… 勝手に長い夜へと入っていく彼なんだな~。
最初は、ま、たぶん、″お前ら、本当に付き合ってんのかよー?!″ぐらいのことだったんだと思う。
ただ、恋のトラブルには、初動処理が大事なんだよ。
彼は、堂々としてれば良かったんだ。その態度だけ…毅然としていれば、この日、静かな夜を過ごせていたんだよ。
間違ったんだろうね~。で、それが、キッカケとなってしまったんだと思う。火に油。彼女は、さらに、面倒くさい無視?をさせられることになっていったんだろうね~。辛かったね~。
ま、″なー、お前ら どこまで…″ 的なことやろね。
ハイ! 彼の負けー。たぶん、その初動で、″バカ! んなんじゃねぇよ!″ + 即、心の中での ″しまったぁー!″的な感じになっちゃったんだとは思う。わかるよ。
でも、ハイ! 君の負けー。ハイ! スキ与えたー。今のワタシのこの状況、全部、アンタのせい…。ザ・あとの祭りー!
そして、この時、彼には、彼女のカチン!って音、そら…聞こえては いたんでしょうねぇ~、お気の毒~。
ただ、そんな状態でも、彼は、その日じゅうの何かしら(全力+全身全霊の土下座など)で、ま、僕は、何とかなってた…と思うんだよ。彼女だって、鬼じゃない。
でも、彼は、それをしなかった。で、したことと言えば、″手を繋げば? キスをすれば?″ってな 想像だけ。
で、結果、その日の夜に「マーラー」登場!って、そら…。でも、「マーラー」って、その選択…シブイと思ったな。

よく、吹奏楽仲間との会話、時々、こういうクイズタイムとか…あるんだよ。それはね、
″どの作曲家が好き?″って やつ…。
ここでね、「マーラー」って答えた人は、必ず、必ず! こんな風に言われる、
″「変人」or「変態」or「偏屈」or「破滅型人間」なの?″ってさ。
それは、彼の突出したパーソナリティーの部分なんだな。つまり、自らが(けっこう好んで…の)破壊&苦悩…。要するに、「ドMの象徴」だ。
まー、間違いなく、その日の夜に、彼が聴いてたのは、その マーラーが、絶頂期を過ぎてから作った作品である(いわゆる、精神的におかしくなっていった時に作った)『交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」』だったんだと思うよ。
で、今回は、そういう共通点から「マーラー」を起用&利用したのだと思った。あと、「ベートーベン」を使わなかったのが、なにげに、″シブイ! シブイとこ使ってくんなー!″ってね。もう1個上の「変態」やからね。
ベートーベン、彼、マーラー…ドM全開の自己世界だ。
そやから、いろんなことを ″二人のせい″…と、すり替えられたりする。「一人にされてる」って、考えられる。″二人が意地張ってる″って、思い込める。
そして、悲劇の主人公は、自己嫌悪MAXの世界に堕ちていった。盛って、盛って、盛って、盛った結果の反動…。
そして、自分自身の心にウソついちゃってる分、さ、もう眠れない。でも、よし!と、もう一度、開き直って!という強がり…気持ちグジュグジュ、虚構の中でね。
で、たぶん、この彼は、ミルクをグビッっていった時、その瞬間にガクーン! 我にかえったんだろうね、意外とね。現実的なモノとの接触だ。そして、そのリアル体験で、思い出すこととなるんだ…当たり前のことをね。
つまり、″元から存在している「1」よりも、2ー1= の「1」の方が、全然寂しいんだ″ ってことをさ。本当の孤独をね。
だけど、彼もさ、その日じゅうに何かやっていれば、その日、聞こえてきた「マーラー」も もしかしたら、「モーツァルト」に聞こえていたのかも? あ、いや、違うな。ワルツに聞こえていたのかも?…ね。
はい! 反面教師、反面教師。でも… で、も、これが青春なのかな? たとえ、その程度は 違っててもね。
だって、たしかに、10代の頃は、よく思っていたもん。突然のピンチに対して、″あ、俺、今、神様に試されてる…″ってさ。ああいうことだよね。そして、みんな大人になっていく…。さ、彼の場合は…?

さて、曲について、
まず、『手を繋いで帰ろうか』… その曲調は、彼の軽さ&″今起こっている物事の大したことのなさ″を上手く表現してると思ったな。ポップなのが、とにかくイイ。
そして、続いての『キミガイナイ』… こちらの方は、その平坦+途切れ途切れのメロディーが、それこそ、彼の呆然感,空虚感,手詰まり感を、これ結構…忠実、的確に表してると思った。
2曲で、1つ。前編,後編に分ける意味…。
僕、こういう 同時発表の2部作って、昔から、なんか興味あるんだよね~。

さ、今日は、日曜日やし、映画『ちはやふる ~下の句~』でも観に行こうかしら。
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