前日到着すると、
けっこうな人数の先生方が待っていてくれる。
おかげで、搬入はスムーズ。
体育館の暗幕の光漏れも、
すごく念入りにやってくれていて、
大助かりでした。
ここのところ、
わりと町はずれの学校が続いたので、
都会の学校。
どんな反応か楽しみだ。
ワークショップでは、声が出てなかった子が多かったので、
若干の不安はあるのだが…。
客入れから、
生徒たちがいつもの体育館じゃないことに驚く。
この瞬間は、いつも嬉しい。
つい、にんまりしてしまう。
高知のこども劇場の方々が観に来てくれて、
中学生の様子を見ながら、
期待を膨らませてくれている。
一人は卒業生だって!!
なかなか厳しい学校で、
制服がそろってないと体育館入れてくれないらしい。
そのため、若干リハーサルのスタートが押す。
体育館の色口には、
「一度出たら再入場できません」
の張り紙。
まぁ、その辺フォローしたいな、と思う。
若い劇団員たちが、そのことに燃えていたのも、ほほえましい。
寒いので、どうしてもトイレ行く子はいるだろうからね。
リハーサルでも、
照れていて、なんとなく歌えるのだけど…。
開演と同時に、
真っ暗になるのだが、
その時、大きな歓声。
いつもの体育館が真っ暗になり、
劇場になる瞬間。
驚いてくれるのがうれしいけど、
反応がちょっと幼いな、と。
ちょっとした都会の中学校で受ける印象だ。
ちょっとした冷やかしもあるけれど、
客席からかかる声の大部分が、
舞台に反応しての声。
それは、芝居を観ているということだ。
概してそういう声は気にかからない。
ただ、
無意味に声を上げたり、手を振ったり、
そんなことは、邪魔になる。
若干そういう子がいたことも事実。
けれど、生徒参加部分は、
思いのほか声が聞こえてきて、
うれしくなる。
少し暗い中ならば、
照れも軽減、かしらん~。
ある意味、ひりひりするような緊張感で、
ラストに向かっていく。
終演後の大きな拍手は、
信じられるものだ。
そして、今日の公演は、
途中でトイレに行く子もなく、
良い意味で先生の読みを裏切った。
最後まで、芝居を観たい、
そういう思いが、そうさせたのだろう。
ちょっと寒かったけど、
みんなありがとう。
搬出も大いに手伝ってくれた。
先生も生徒たちも。
おかげで、早く終わり、
旅先での良い週末を迎えられそうだ。
高知の子ども劇場の皆さんと、か・る・く…交流会でした。
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東京演劇アンサンブル 第30回クリスマス公演
銀河鉄道の夜
作=宮沢賢治
脚本・演出=広渡常敏
音楽=林光
2012年
12/21 金 AM貸切
12/22 土 14:00
12/23 日 14:00 ※
12/24 月 14:00
12/25 火 19:00
※アフタートーク http://www.tee.co.jp/stage-shoukai-image/ginga/after-talk.html
ブレヒトの芝居小屋
全席自由
料金 当日=4,500円 一般3,800円 学生3,000円
前売 劇団事務所03-3920-5232 http://www.tee.co.jp/ticket-web2.html(PC) http://www.tee.co.jp/tee-mobile-webticket.html (携帯)