空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

「フェミニズムの一種の死」

2018-11-28 22:15:49 | ノート



 大変示唆的なお言葉であるかと。



 これなんかも、本来は、大変深刻な事態を指し示す重い言葉であったものを、そこらの生半可が便利に使いすぎて、もはや本来の言葉の力を失ってしまった例と思う。権力の分析のなかから出てくる評価で、サド・マゾヒズム的状況をいいあらわす、大変微妙な評価の言葉のはず…だと思うのだが。だが、気楽な人格攻撃の悪口として、日々、その批判的なパワーを失わされているようにさえ思う。

 自分たちの重要な武器のパワーを気楽に消費する、これも死へ向かう悲しい末期的状態と言うべきなのだろう。

 新たな分析を生み出せない、業界的な知的劣化を危惧されかねない状況―だろうか。いや、ちゃんと仕事しているひとたちはちゃんと仕事しているわけなんですが。




 わたしでさえ『球根栽培法』が出ない(まっとうな植物栽培がでてくる)あたり、特によく笑える。

 恐らく、そんな”専門家”気取りの人々の姿に嫌気がさした一般人の感想はこんな具合になるのではないか:





 …いやまあ、ざざむしのひとの食の趣味はともかく、そのほかの点は相当バランスの取れた、しかも打たれづよい、しなやかな精神を持っているひとのようではありまして。参考にメモしてみた。

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