空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

エチオピア軍,30番通り撤退後に死体を残す:ソマリア

2008-03-11 00:20:28 | ソマリア関連
 Garowe Online Grisly scenes as Ethiopian troops vacate 30th Avenue Mar 9, 2008 - 4:13:44 PM

 ちゃんと埋めろ(命令形)。

 エチオピア軍はモガディシュの主要商店街,バカラマーケット隣接の30番アベニューに9日間ほど駐留。反政府側と政府側との戦闘があり,その収拾のために派遣されたってことのようです。

 でその9日の撤退後,地元住民がああやれやれ,やっとあの連中行ってくれたかと戻ってきてみたら5人分ほど男性の死体が放置されていたという。一部野犬に喰われていたとのこと。死体の状況からして暫く放置されたもの―。
 死体は埋葬された由。

 …ええまあ,現場の状況は判りませんが―死体の身元第一候補はもちろん,反政府ゲリラでしょうが,放置はいかにもまずい。

 人道的問題もありますし(捕虜虐待の疑いだってかけられちゃう―場合によっては民間人連行殺害の疑いさえ),そもそも駐屯地内に死体を放置って,疫病発生の恐れが出ますが。

 何とも余りに手際の悪い始末であります。 

 なおバカラマーケットの常態復帰にはいましばらくかかる模様。また,治安機関への攻撃阻止のため,何人か警察が拘束したとか報告があるようです。

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